9684

スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
3,161
2026-09-01
時価総額
3,186 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 2,141 260 199 154 11.8 163.0 72.2
FY2016 2,568 313 200 184 11.0 164.2 74.4
FY2017 2,504 382 258 224 13.4 215.3 50.0 74.2
FY2018 2,710 245 185 -7 9.1 154.9 65.0 72.9
FY2019 2,605 328 213 80 9.6 179.0 47.0 73.1
FY2020 3,325 472 269 283 11.1 225.8 54.0 72.1
FY2021 3,653 593 510 194 17.9 426.8 78.0 74.4
FY2022 3,433 443 493 398 15.5 411.6 129.0 79.1
FY2023 3,563 326 149 390 4.7 124.4 124.0 77.0
FY2024 3,245 406 244 277 7.3 203.4 38.0 80.7

バフェット流モート診断

無形資産
●●●●○
4/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
●○○○○
1/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:11/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産4/5

「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」といった世界的に有名なIPを複数保有。これらのIPは長年にわたりファンベースを形成し、新作発売時の高い期待感と売上を生み出す源泉となっている。IPの新規開発・獲得には莫大なコストと時間がかかるため、既存IPの価値は高い。

スイッチングコスト2/5

一部のコアファンは特定のシリーズやゲームに強い愛着を持つが、ゲームプラットフォームの多様化や他社ゲームへの関心により、スイッチングコストは限定的。特にモバイルゲーム市場では、無料プレイやガチャによる継続が中心で、他社タイトルへの移行は比較的容易。

ネットワーク効果1/5

MMORPG(例: ファイナルファンタジーXIV)ではプレイヤー数が増えるほどゲーム体験が向上する側面があるが、全体としてはネットワーク効果は限定的。IPの強さが先行し、プラットフォームとしてのネットワーク効果は薄い。

コスト優位1/5

ゲーム開発には多額の開発費と人件費がかかる。特にAAAタイトルでは開発期間も長期化し、固定費負担が大きい。他社とのコスト競争力で明確な優位性を示す要因は少ない。

規模の経済3/5

大手ゲームメーカーとして、開発・販売・マーケティングにおいて一定の規模の経済を享受している。特にグローバル展開においては、規模の大きさが有利に働く場面がある。しかし、業界全体で見ると、より巨大なプラットフォーマーや開発力を持つ競合も存在する。

競合との比較優位

強気シナリオ

主力IPの新作が市場の期待を上回るヒットを記録する。

IPを活用した新規事業(アニメ、映画、テーマパーク等)が成功し、収益源が多様化する。

メタバースやWeb3といった新たな技術領域で、既存IPを活用した革新的なサービスを展開する。

弱気シナリオ(モート侵食)

主力IPの新作が市場の期待を下回り、ファン離れが進む。

ゲーム開発における巨額投資が回収できず、収益性が悪化する。

競合他社がより魅力的なIP創出や、革新的なゲーム体験を提供し、市場シェアを奪われる。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、同社が保有する強力なIPの価値が急速に失われることが真実でなければならない。具体的には、主要IPの新作が市場の期待を大きく裏切り、ファン層の高齢化や新規ファン獲得の失敗により、IPのブランド力が低下するシナリオが考えられる。また、ゲーム開発における巨額の投資が度重なる失敗に終わり、財務体質が悪化し、新たなIP創出や既存IPの維持・発展に必要なリソースを確保できなくなる可能性もある。さらに、競合他社がより革新的なゲーム体験や、新しいエンターテイメントコンテンツを次々と生み出し、消費者の可処分時間やエンゲージメントを奪い、同社のIPの相対的な魅力を低下させることも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性が崩壊する。

5年後のモート予測

強気

主力IPの継続的な成功と、IP展開の多角化により、売上・利益ともに安定的な成長を続ける。特に海外市場でのIPブランド力がさらに向上し、グローバルでの収益基盤が強化される。

中立

主力IPの新作リリースサイクルに連動した業績変動はあるものの、IPのブランド力に支えられ、緩やかな成長を維持する。モバイルゲーム事業の収益性改善が鍵となる。

弱気

主力IPのヒットが鈍化し、新規IP創出も苦戦。開発費の高騰も重なり、収益性が悪化。競合の台頭により、市場シェアを徐々に失っていく。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 3,186億
2. 健全な財務 自己資本比率 80.7%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -21.9%
6. 適度なPER PER 13.1倍
7. 適度なPBR PBR 0.95倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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