9644

タナベコンサルティンググループ(9644)に経済的な堀はあるか

サービス業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
768
2026-09-01
時価総額
241 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 83 9 6 10 5.9 67.2 81.4
FY2016 84 9 6 -2 6.3 73.7 80.8
FY2017 88 9 7 10 6.5 78.0 40.0 81.4
FY2018 90 10 7 1 6.5 80.5 41.0 83.8
FY2019 94 10 7 13 6.4 80.9 42.0 83.9
FY2020 92 8 5 16 4.4 57.9 43.0 83.1
FY2021 106 9 6 12 5.2 35.1 43.0 81.0
FY2022 118 12 7 -1 6.2 42.3 78.8
FY2023 127 10 6 2 5.7 38.1 42.0 77.1
FY2024 145 15 10 34 9.1 30.8 44.0 74.3

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産1/5

タナベコンサルティンググループは、長年のコンサルティング実績とそこで培われたノウハウ、顧客からの信頼を無形資産として有している。特に、特定の業界や経営課題に特化した専門知識は、模倣困難な要素となり得る。しかし、ブランド力や特許のような明確な保護は限定的。

スイッチングコスト2/5

一度契約したコンサルティングファームを変更することは、プロジェクトの引き継ぎや新たな関係構築の手間、情報共有のコストが発生するため、一定のスイッチングコストが存在する。特に、長期的な伴走支援を受けている顧客にとっては、乗り換えのハードルは高まる傾向にある。

ネットワーク効果0/5

同社のビジネスモデルは、顧客との直接的な関係構築が中心であり、プラットフォーム型のようなネットワーク効果は基本的に見られない。顧客が増えることでサービス価値が向上するような構造ではない。

コスト優位0/5

コンサルティング業界は、高度な専門知識を持つ人材の獲得・育成がコストの大部分を占める。同社が構造的に競合他社よりも大幅に低いコストでサービスを提供できる優位性は見られない。

規模の経済2/5

国内のコンサルティング市場において、一定の規模と知名度を有している。特に中堅・中小企業向けコンサルティングでは、長年の実績からくる顧客基盤は強みとなり得る。しかし、グローバルな大手ファームと比較すると、規模の経済による圧倒的な優位性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

DX推進やM&A支援など、時代のニーズに合ったコンサルティングサービスの提供拡大

中堅・中小企業向けコンサルティングにおける強固な顧客基盤の維持・拡大

専門性の高いコンサルタントの育成・定着によるサービス品質の向上

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による価格競争の激化

コンサルタントの離職率の上昇による人材流出

デジタル化の進展による、一部コンサルティング業務の代替可能性

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

タナベコンサルティンググループへの投資が失敗するには、まず同社が長年培ってきた顧客との信頼関係や、特定の業界・経営課題に対する深い知見が、競合他社によって容易に模倣・凌駕される必要がある。具体的には、新規参入企業がより低価格で同等以上のサービスを提供し、顧客が容易に乗り換える状況が生まれること。また、同社が時代の変化(DX、グローバル化など)に即応できず、提供するコンサルティングサービスの付加価値が低下し、顧客離れが加速することも考えられる。さらに、優秀なコンサルタントの採用・育成・定着に失敗し、サービス品質が低下することも、同社の競争優位性を損なう要因となるだろう。これらの要因が複合的に発生することで、同社の持続的な競争優位性は失われる。

5年後のモート予測

強気

DX・M&A支援の需要拡大を捉え、新規顧客獲得と既存顧客への深耕により、売上・利益ともに堅調に成長。専門人材の育成・定着が進み、サービス品質が維持・向上する。

中立

中堅・中小企業向けコンサルティングを中心に、安定した需要を維持。一部の新規事業領域で成長が見られるものの、全体としては緩やかな成長にとどまる。

弱気

価格競争の激化や優秀な人材の流出により、収益性が悪化。新規顧客獲得が困難になり、既存顧客基盤も徐々に縮小していくリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 241億
2. 健全な財務 自己資本比率 74.3%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -4.2%
6. 適度なPER PER 23.8倍
7. 適度なPBR PBR 2.25倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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