LIFULL(2120)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 299 | 41 | 28 | 10 | 14.7 | 23.3 | — | 68.1 |
| FY2017 | 159 | 10 | 5 | 9 | 2.5 | 4.1 | 0.8 | 72.9 |
| FY2018 | 346 | 43 | 29 | 31 | 13.0 | 24.1 | 0.0 | 75.0 |
| FY2019 | 393 | 41 | 24 | -7 | 7.2 | 18.2 | 4.4 | 74.8 |
| FY2020 | 354 | 25 | 12 | 32 | 3.5 | 8.8 | 5.3 | 60.5 |
| FY2021 | 359 | -66 | -59 | 2 | -20.7 | -44.8 | 0.0 | 61.9 |
| FY2022 | 357 | 17 | 12 | 31 | 3.8 | 9.0 | 2.3 | 63.6 |
| FY2023 | 364 | 20 | 10 | 45 | 3.2 | 8.0 | 4.3 | 63.7 |
| FY2024 | 345 | -64 | -85 | 10 | -35.0 | -66.1 | 0.7 | 58.5 |
| FY2025 | 281 | 38 | 53 | -70 | 20.3 | 41.5 | 10.4 | 63.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:ネットワーク効果 持続性:判定中
「LIFULL HOME'S」ブランド認知度は一定程度あるが、不動産情報プラットフォームは競合が多く、差別化は限定的。特定の技術や特許による独占性は低い。
賃貸・売買物件の検索プラットフォームとしての利便性は一定。しかし、他の類似サービスへの乗り換えコストは低く、ユーザーのスイッチングは比較的容易。
「LIFULL HOME'S」は多くの不動産会社が物件情報を掲載しており、ユーザーにとっては情報量が多い。掲載不動産会社が増えるほど、ユーザーにとっての価値が増すネットワーク効果が見られる。
不動産情報プラットフォーム運営における規模の経済は一部存在するが、参入障壁は低く、コスト優位性は限定的。大規模な設備投資は不要。
国内の不動産情報プラットフォームとしては一定の規模を持つが、グローバル展開や他事業への多角化は限定的。急激なスケールメリットの拡大は見込みにくい。
競合との比較優位
リクルートが運営するSUUMOは、圧倒的なブランド力と広告宣伝力を持つ。LIFULL HOME'Sと比較して、より広範なユーザー層へのリーチと高い認知度を誇る。両社ともネットワーク効果を持つが、SUUMOの方がより強固な基盤を持つ可能性がある。
athomeは、不動産仲介業者との強固なネットワークが特徴。LIFULL HOME'Sがユーザー中心のプラットフォームを目指すのに対し、athomeはより事業者向けサービスの色合いが強い。両社は異なるアプローチで不動産情報を提供している。
強気シナリオ
「LIFULL HOME'S」のネットワーク効果がさらに強化され、プラットフォーム優位性が確立する。
新規事業やM&Aによる成長ドライバーが生まれ、収益性が大幅に改善する。
不動産テック分野でのイノベーションを推進し、新たな収益源を確保する。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合プラットフォームの台頭により、ユーザー数・掲載物件数が減少する。
不動産市場の低迷が長期化し、広告収入が大幅に減少する。
新規事業が軌道に乗らず、赤字が継続し財務基盤が悪化する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
不動産市場の構造的な変化(例:空き家問題の深刻化、賃貸需要の低下)により、主力事業の成長が鈍化し、競合他社にシェアを奪われる。新規事業も期待通りの成長を見せず、赤字が継続することで、現在の低いPER・PBRがさらに悪化し、株価が低迷する。
5年後のモート予測
「LIFULL HOME'S」のブランド力とネットワーク効果を活かし、データ活用や新サービスで収益を拡大。M&Aも活用し、不動産テック分野でのリーディングカンパニーとして、売上・利益ともに年平均10%以上の成長を目指す。
既存事業の安定成長と、新規事業の緩やかな成長を想定。不動産市場の動向に左右されつつも、プラットフォームとしての競争力を維持し、売上は年平均5%程度、利益は同3-5%程度の成長を見込む。
不動産市場の長期低迷や競合激化により、主力事業の成長が鈍化。新規事業も期待通りの成果が出ず、赤字が継続。売上は横ばいか微減、利益は大幅に減少、あるいは赤字に転落するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 238億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 63.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 5年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 66.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 4.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.92倍 |
合格数:4/7 部分的合格