9628

燦ホールディングス(9628)に経済的な堀はあるか

サービス業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
1,340
2026-09-01
時価総額
279 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 185 17 4 -4 1.7 65.6 80.8
FY2016 187 20 13 1 5.9 239.6 82.1
FY2017 201 27 16 26 6.5 280.1 45.0 80.4
FY2018 208 29 21 14 8.1 376.1 50.0 83.2
FY2019 213 31 19 25 6.8 165.8 57.0 85.7
FY2020 189 26 16 11 5.5 141.2 60.0 88.1
FY2021 200 34 20 15 6.9 187.6 33.0 87.5
FY2022 217 39 28 27 8.8 263.8 38.0 87.3
FY2023 224 38 24 17 7.2 114.4 44.0 87.5
FY2024 320 45 47 -66 12.7 231.0 46.0 59.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

燦ホールディングスは、葬祭サービスを主軸とする企業であり、特定の強力なブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに依存する事業構造ではない。個別の式場ブランドは存在するものの、業界全体として無形資産による明確な競争優位性は見出しにくい。

スイッチングコスト2/5

葬儀という人生における重要なイベントにおいて、顧客は一度利用した葬儀社に対して一定の信頼感や安心感を抱く可能性がある。また、地域によっては、長年地域に根差した葬儀社への慣習的な利用傾向が見られる場合がある。しかし、価格やサービス内容で比較検討される余地も大きく、スイッチング・コストは限定的。

ネットワーク効果0/5

燦ホールディングスの事業は、個々の顧客と葬儀社との一対一のサービス提供が中心であり、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は発生しない。プラットフォーム型ビジネスではないため、このモートは該当しない。

コスト優位1/5

規模の経済によるコスト削減の可能性は一部存在するが、葬儀業界は地域密着型で、個々の葬儀のカスタマイズ性が高いため、構造的な大幅なコスト優位性を確立することは難しい。仕入れや運営効率化による改善の余地はあるが、競合他社も同様の努力を行うため、持続的な優位性には繋がりにくい。

規模の経済2/5

燦ホールディングスは、葬儀業界において一定の規模を持つ企業であるが、業界全体が多数の地域密着型企業で構成されており、寡占化の度合いは低い。同社の規模が、競合他社に対して圧倒的なコスト優位性やサービス提供能力の差を生み出すほどの「効率規模」には達していないと考えられる。

競合との比較優位

強気シナリオ

高齢化社会の進展による葬儀需要の安定的な増加

M&Aによる事業規模の拡大とシナジー効果の発揮

エンディングノートや相続関連サービスなど、周辺事業の育成による収益源の多角化

弱気シナリオ(モート侵食)

少子高齢化の進行による将来的な需要の減少懸念

新規参入や異業種からのサービス提供による競争激化

地域社会との関係性悪化や不祥事によるブランドイメージの低下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、まず、日本の高齢化率の鈍化、あるいは平均寿命の低下といった、葬儀需要の根本的な減少要因が現実のものとなる必要がある。次に、IT技術の進化や異業種参入により、葬儀サービスがコモディティ化し、価格競争が激化する中で、燦ホールディングスが独自の付加価値やブランド力を築けず、単なるサービス提供者として埋没してしまうシナリオが考えられる。さらに、地域社会との強固な関係性が、デジタル化や全国展開の波によって希薄化し、地場葬儀社との競争で劣勢に立たされる可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な成長性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれるだろう。

5年後のモート予測

強気

高齢化に伴う需要増とM&Aによる拡大が順調に進み、周辺事業も成長。安定的な収益成長と配当維持・増配が期待される。

中立

需要は安定的に推移するものの、競争激化により利益率は横ばい。M&Aの効果は限定的で、緩やかな成長に留まる。

弱気

競争激化や新規参入によりシェアを奪われ、価格競争に巻き込まれる。M&Aも期待通りに進まず、収益は悪化傾向となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 279億
2. 健全な財務 自己資本比率 59.0%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 7.2%
6. 適度なPER PER 5.9倍
7. 適度なPBR PBR 0.75倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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