アイモバイル(6535)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 157 | 24 | 15 | 19 | 14.2 | 75.0 | 0.0 | 75.7 |
| FY2018 | 180 | 21 | 12 | 7 | 9.7 | 55.1 | 0.0 | 76.0 |
| FY2019 | 211 | 32 | 14 | 30 | 10.4 | 57.3 | 0.0 | 76.5 |
| FY2020 | 149 | 22 | 17 | 0 | 13.1 | 76.7 | 0.0 | 86.1 |
| FY2021 | 178 | 34 | 23 | 39 | 15.6 | 107.4 | 100.0 | 77.4 |
| FY2022 | 139 | 38 | 27 | 30 | 20.0 | 125.0 | 38.0 | 73.3 |
| FY2023 | 164 | 35 | 24 | 40 | 17.1 | 119.8 | 40.0 | 64.3 |
| FY2024 | 187 | 35 | 24 | 30 | 15.5 | 42.1 | 22.0 | 63.3 |
| FY2025 | 215 | 41 | 30 | 12 | 18.2 | 51.4 | 26.0 | 59.3 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 27.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:ネットワーク効果 持続性:判定中
アイモバイルは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを基盤とした無形資産による競争優位性は現時点では確認できません。事業内容は広告配信プラットフォームやインフルエンサーマーケティングが中心であり、これらは技術革新や市場トレンドへの適応が求められる分野です。
広告主やクリエイターがアイモバイルのプラットフォームを利用する際、一定の学習コストや過去の運用データ蓄積による乗り換え障壁は存在します。しかし、広告効果測定ツールの多様化や、他のプラットフォームへのデータ連携が進むことで、スイッチング・コストは相対的に低下する可能性があります。
同社の「favy」のような店舗DX支援サービスや、インフルエンサーマーケティングプラットフォームは、ユーザー(店舗、クリエイター、広告主)が増えるほど、プラットフォームの価値が高まるネットワーク効果の潜在性を持っています。特にインフルエンサーと広告主のマッチングにおいては、規模の経済が働く可能性があります。
アイモバイルの事業モデルにおいて、他社と比較して構造的に低コストでサービスを提供できるような、明確なコスト優位性は見受けられません。広告配信やマーケティング支援は、技術開発や人材獲得競争が激しく、コスト削減が難しい分野です。
広告配信プラットフォームや店舗DX支援サービスにおいて、一定の市場シェアを獲得していますが、業界全体で見ると、グローバルな大手プラットフォームと比較して規模の経済による圧倒的な優位性はまだ確立されていません。今後の事業拡大による効率化の余地はあります。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフルエンサーマーケティング市場の継続的な成長を取り込む
店舗DX支援サービス「favy」の加盟店数拡大と収益化の加速
新規事業や技術開発による新たな収益源の創出
弱気シナリオ(モート侵食)
広告市場全体の低迷や競争激化による収益圧迫
プラットフォームの陳腐化や競合他社へのユーザー流出
新規事業の失敗や投資負担の増加による財務悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
アイモバイルへの投資が失敗するには、まず同社が構築しようとしているネットワーク効果が、期待されたほど強力に発現しないことが挙げられます。例えば、インフルエンサーマーケティングにおいて、広告主がより効果的な他のマッチングプラットフォームや手法を見つけ出し、アイモバイルのプラットフォームから離れていくシナリオです。また、店舗DX支援サービス「favy」においても、競合サービスがより低価格で高機能なソリューションを提供し、加盟店が容易に乗り換えてしまう状況も考えられます。さらに、広告業界全体が急速に変化し、同社の技術やサービスが時代遅れになる、あるいは規制強化によって事業モデルが成り立たなくなる可能性も否定できません。これらの要因が複合的に作用し、収益成長が鈍化、あるいはマイナスに転じれば、投資は失敗に終わるでしょう。
5年後のモート予測
インフルエンサーマーケティングと店舗DX支援の両輪で成長。新規事業も軌道に乗り、売上・利益ともに堅調に拡大。ネットワーク効果が強化され、市場での地位を確立する。
広告市場の成長に伴い、既存事業は安定的に推移。店舗DX支援は緩やかな拡大。新規事業は限定的な成功に留まり、全体として中程度の成長を見込む。
広告市場の競争激化や技術変化への対応遅れにより、既存事業の成長が鈍化。新規事業も期待されたほどの成果を上げられず、収益は低迷。財務状況も悪化するリスク。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 288億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 59.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -25.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.74倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-24 臨時報告書
- 2026-07-02 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)