ビジネスコーチ(9562)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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5年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 11 | 2 | 2 | -0 | 40.6 | 178.0 | 50.0 | 56.5 |
| FY2023 | 12 | 1 | 1 | -0 | 7.7 | 48.7 | 50.0 | 73.9 |
| FY2024 | 16 | 1 | 1 | 0 | 6.5 | 49.0 | 50.0 | 50.0 |
| FY2025 | 20 | 2 | 1 | 1 | 16.0 | 111.5 | 50.0 | 76.9 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 17.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「ビジネスコーチ」というブランド名は一定の認知度があるが、特許や独占的IP、規制ライセンスによる明確な優位性は確認できない。競合他社も同様のサービスを提供しており、ブランド力だけで圧倒的な差をつけるのは難しい。
コーチング契約は継続性が期待されるものの、顧客が他社へ乗り換える際の直接的な金銭的損失は限定的。ただし、信頼関係や成果への期待から、一定のスイッチングコストは存在する可能性がある。
現時点では、顧客数やコーチ数の増加がサービス価値を直接的に高めるネットワーク効果は確認できない。プラットフォーム型ビジネスではないため、ユーザー増による価値向上は見られない。
コーチング業界は参入障壁が低く、価格競争に陥りやすい。同社が構造的に競合他社よりも低コストでサービスを提供できる優位性は見当たらない。
コーチング業界は多数の事業者が存在する断片的な市場であり、同社が業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えない。規模の経済による優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
個人のキャリア自律意識の高まりとリスキリング需要の増加によるコーチング市場の拡大。
質の高いコーチ陣と独自のメソッドによる顧客満足度の向上とリピート率の維持。
法人向け研修・コンサルティング事業の拡大による収益源の多様化。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の増加による価格競争の激化と利益率の低下。
コーチング効果に対する懐疑論の再燃や、景気後退による個人・法人の支出抑制。
優秀なコーチの引き抜きや、コーチの質・量の維持に関する課題。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、コーチングというサービス自体の価値が市場から否定されるか、あるいはビジネスコーチ社が競合他社に対して価格、品質、ブランドのいずれにおいても優位性を築けなくなる必要がある。具体的には、コーチング効果の不確実性が広く認識され、需要が縮小するシナリオ。または、参入障壁の低さから、より低価格で同等以上のサービスを提供する競合が次々と現れ、同社の価格設定力が失われるケース。さらに、優秀なコーチを継続的に確保・育成できず、サービス品質が低下し、顧客離れが加速することも考えられる。ブランド力も、競合のマーケティング攻勢や、コーチ個人の独立により希薄化するリスクがある。
5年後のモート予測
コーチング市場の成長と法人向け事業の拡大により、売上・利益ともに堅調に成長。ブランド力と顧客基盤を活かし、市場シェアを拡大していく。
市場の成長に合わせて緩やかに売上を伸ばすが、競合との競争激化により利益率は横ばい。新規顧客獲得コストの増加が課題となる。
コーチング市場の成長鈍化、または競合との価格競争により、売上・利益ともに伸び悩む。優秀なコーチの確保が困難になり、サービス品質低下のリスクも顕在化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 6億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 76.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -14.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 5.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.86倍 |
合格数:3/7 部分的合格