エフオン(9514)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 62 | 13 | 19 | -30 | 25.4 | 107.9 | 5.0 | 33.8 |
| FY2017 | 99 | 26 | 20 | 11 | 21.2 | 114.0 | 8.0 | 42.0 |
| FY2018 | 110 | 31 | 24 | -17 | 19.9 | 110.6 | 8.0 | 42.1 |
| FY2019 | 110 | 28 | 21 | -33 | 15.0 | 96.4 | 8.0 | 41.5 |
| FY2020 | 122 | 29 | 18 | -49 | 11.4 | 81.2 | 8.0 | 38.7 |
| FY2021 | 131 | 26 | 17 | -20 | 9.9 | 77.4 | 8.0 | 37.1 |
| FY2022 | 133 | 13 | 9 | -15 | 5.1 | 41.5 | 8.0 | 37.1 |
| FY2023 | 169 | 14 | 8 | 21 | 4.5 | 38.4 | 8.0 | 39.8 |
| FY2024 | 175 | 6 | 3 | 19 | 1.5 | 13.1 | 8.0 | 40.3 |
| FY2025 | 176 | 13 | 7 | 23 | 3.8 | 33.3 | 8.0 | 41.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
エフオンは、再生可能エネルギー発電事業を主軸としており、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに依存するビジネスモデルではない。売上高の大部分は電力販売によるものであり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
電力小売事業においては、顧客が電力会社を切り替える際のスイッチングコストは比較的低い。しかし、エフオンが提供する再生可能エネルギー由来の電力という付加価値や、特定の地域でのサービス提供、あるいは長期契約の有無によっては、限定的なスイッチングコストが発生する可能性がある。
エフオンの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を期待できるものではない。電力供給は基本的に一対一の関係であり、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果は観察されない。
再生可能エネルギー発電所の建設・運営においては、規模の経済や技術革新によるコスト削減が進んでいる。エフオンも効率的な発電所運営や調達によりコスト競争力を維持しようとしているが、業界全体でコスト削減が進むため、持続的なコスト優位性を築くことは難しい。
再生可能エネルギー発電事業は、大規模な設備投資が必要であり、一定の規模を持つ事業者が市場を形成している。エフオンは、複数の発電所を運営し、一定の事業規模を有しているが、業界全体で見ると、より大規模な電力会社やインフラ企業との競争に直面しており、効率規模による優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
再生可能エネルギー導入拡大の追い風
PPA(電力購入契約)による安定収益の確保
技術革新による発電効率の向上とコスト削減
弱気シナリオ(モート侵食)
電力市場の価格変動リスク
再生可能エネルギー政策の変更リスク
競合他社との激しい価格競争
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
エフオンへの投資が失敗するには、再生可能エネルギー市場の成長が鈍化し、政府の支援策が縮小・廃止されることが真実でなければならない。また、電力市場における価格競争が激化し、エフオンがコスト優位性を維持できず、収益性が悪化するシナリオも考えられる。さらに、主要な発電所の稼働率が低下したり、予期せぬ事故や自然災害によって事業継続が困難になるような事態が発生した場合も、投資は失敗するだろう。技術革新の恩恵を受けられず、競合他社に後れを取ることも、この投資の失敗要因となり得る。
5年後のモート予測
再生可能エネルギー需要の増加とPPA契約の拡大により、売上・利益ともに着実な成長を続ける。発電効率の向上とコスト管理により、収益性も維持・向上する見込み。
再生可能エネルギー市場の成長は続くものの、価格競争の激化や政策変更リスクにより、成長率は緩やかなものにとどまる。安定した電力供給と事業運営により、堅調な業績を維持する。
電力市場の価格下落、政策の後退、競合との競争激化により、収益性が悪化する。発電所の稼働率低下や設備投資の遅延により、成長が停滞するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 89億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 41.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -7.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.48倍 |
合格数:3/7 部分的合格