櫻島埠頭(9353)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 45 | 1 | 2 | 4 | 4.5 | 10.4 | — | 64.0 |
| FY2016 | 41 | 0 | 0 | -1 | 0.2 | 0.5 | — | 62.0 |
| FY2017 | 43 | 1 | 1 | 1 | 3.6 | 9.5 | 1.0 | 63.1 |
| FY2018 | 44 | 0 | 1 | 3 | 3.7 | 95.5 | 1.0 | 61.8 |
| FY2019 | 46 | 2 | 2 | -5 | 6.1 | 156.3 | 10.0 | 59.1 |
| FY2020 | 45 | 1 | 2 | -0 | 4.4 | 126.3 | 20.0 | 60.3 |
| FY2021 | 42 | 1 | 2 | 1 | 3.8 | 118.1 | 20.0 | 61.1 |
| FY2022 | 39 | 2 | 2 | -5 | 3.9 | 128.6 | 20.0 | 62.5 |
| FY2023 | 41 | 2 | 2 | -3 | 3.4 | 140.1 | 30.0 | 62.2 |
| FY2024 | 43 | 2 | 2 | 1 | 3.3 | 153.8 | 30.0 | 62.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
櫻島埠頭は特定のブランド力や特許、規制ライセンスに依存する事業モデルではなく、港湾インフラの運営という公共性の高い事業を行っており、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。
港湾サービスは、特定の港湾施設や設備への依存度が高く、一度利用を開始した荷主や船舶会社が他の港湾へ乗り換えるには、新たな手続きや物流網の再構築が必要となるため、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。
港湾インフラ事業は、ユーザーが増えることでサービス価値が向上するネットワーク効果は働きにくく、直接的な競争優位性には繋がりにくい構造である。
港湾運営には大規模な設備投資と維持管理コストがかかるが、櫻島埠頭が構造的に競合他社より著しく低いコストでサービスを提供できる優位性は現時点では確認できない。
櫻島埠頭は、鹿児島港における主要な港湾運営会社であり、その規模とインフラの整備状況から、地域における一定の効率規模の優位性を有していると考えられる。特に、特定の貨物や船舶に対するサービス提供能力は大きい。
競合との比較優位
強気シナリオ
鹿児島港における取扱貨物量の増加
インフラ整備によるサービス競争力の向上
地域経済の活性化に伴う港湾利用の拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
競合港湾の台頭によるシェア低下
インフラ老朽化への対応遅れ
港湾利用料の値上げ圧力と需要の減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
櫻島埠頭への投資が失敗するには、まず第一に、鹿児島港の重要性が低下し、取扱貨物量が構造的に減少することが挙げられる。例えば、地域産業の衰退や、より効率的な代替輸送手段(鉄道、航空貨物)の普及が急速に進む場合である。第二に、競合する他の港湾(国内・国外)が、より低コストで高効率なインフラ整備を進め、櫻島埠頭の相対的な競争力を低下させるシナリオも考えられる。特に、政府による港湾政策の変更や、大規模な民間投資による新たな港湾開発が、既存のインフラ投資を陳腐化させる可能性もある。さらに、環境規制の強化や災害リスクの増大により、インフラ維持コストが急騰し、収益性を圧迫することも、この投資の失敗要因となり得る。
5年後のモート予測
地域経済の成長とインフラ投資が奏功し、取扱貨物量が増加。港湾機能の高度化により、より多くの船舶や荷主を引きつけ、収益が安定的に成長する。
現状維持に近い成長が見込まれる。インフラ投資は継続されるものの、取扱貨物量の伸びは緩やか。地域経済の動向に左右される。
地域経済の停滞や競合港湾の台頭により、取扱貨物量が減少。インフラ維持コストの増加も重なり、収益性が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 35億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 62.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 9.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.51倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書