大運(9363)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 63 | 1 | 2 | 3 | 7.6 | 2.7 | — | 40.3 |
| FY2016 | 65 | 1 | 3 | 3 | 10.4 | 4.3 | — | 43.6 |
| FY2017 | 69 | 0 | 1 | 1 | 5.7 | 24.0 | 1.0 | 46.7 |
| FY2018 | 74 | 0 | -0 | 1 | -0.8 | -3.3 | 10.0 | 53.7 |
| FY2019 | 74 | -0 | -0 | 3 | -0.7 | -3.0 | 3.0 | 55.9 |
| FY2020 | 75 | 1 | 2 | 2 | 5.4 | 25.1 | 0.0 | 57.2 |
| FY2021 | 88 | 3 | 3 | 4 | 11.0 | 51.8 | 6.0 | 56.0 |
| FY2022 | 89 | 2 | 2 | 1 | 7.2 | 39.7 | 10.0 | 59.7 |
| FY2023 | 81 | 2 | 3 | 5 | 7.8 | 52.7 | 10.0 | 63.3 |
| FY2024 | 87 | 2 | 3 | 1 | 7.8 | 51.9 | 11.0 | 63.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
財務サマリにデータがなく、ブランド力や特許、規制ライセンスに関する具体的な情報が得られないため、無形資産による競争優位性は確認できない。
倉庫・運輸業は、既存のサプライチェーンとの連携が重要であり、一度取引を開始した顧客が他社へ乗り換えるには、システム改修や物流網の再構築が必要となる場合がある。しかし、乗り換えコストが極めて高いとは言えない。
特定のプラットフォームやサービスを利用する顧客が増えることで、そのサービスの価値が向上するネットワーク効果は見られない。
倉庫・運輸業は、立地や設備投資、人件費などがコスト構造に大きく影響する。大運が業界平均と比較して構造的に低いコストでサービスを提供できるという明確な証拠はないが、規模の経済や効率化によるコスト削減の可能性は存在する。
倉庫・運輸業は、規模の経済が働きやすい業界である。大運が業界内で一定の規模を持ち、効率的なオペレーションを展開している可能性はあるが、寡占的な地位を確立しているかは不明。
競合との比較優位
強気シナリオ
物流DXの進展による効率化とサービス付加価値向上
特定地域・特定品目における強固な顧客基盤の維持
M&Aによる事業規模拡大とサービス網の拡充
弱気シナリオ(モート侵食)
燃料費や人件費の高騰による収益圧迫
新規参入企業やテクノロジー企業による価格競争
景気後退による物流需要の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
大運の投資が失敗するには、まず、同社が持つ規模の経済や効率的なオペレーションが、競合他社によって容易に模倣可能であるか、あるいは、より先進的なテクノロジーやビジネスモデルを持つ新規参入者によって陳腐化させられる必要がある。具体的には、AIを活用した自動倉庫システムや、ブロックチェーン技術を用いたサプライチェーン管理プラットフォームなどが、大運の既存の強みを凌駕するほど普及し、顧客が容易に乗り換えられる環境が整うことが考えられる。また、燃料費や人件費の高騰が、同社のコスト優位性を完全に食いつぶし、価格競争において不利な立場に追い込まれるシナリオも考えられる。さらに、主要顧客との長期契約が失効し、代替サプライヤーへの切り替えが容易になる状況も、同社の競争優位性を損なう要因となるだろう。
5年後のモート予測
物流DXの推進と特定分野での強みを活かし、安定的な成長を維持。収益性は緩やかに改善する。
既存事業の維持に注力し、緩やかな成長軌道を描く。コスト管理が収益性を左右する。
燃料費高騰や競争激化により、収益性が悪化。事業再編の必要に迫られる可能性も。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 26億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 63.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 0.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.71倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書