トレーディア(9365)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 137 | 0 | 1 | 0 | 2.9 | 4.7 | — | 25.0 |
| FY2016 | 134 | 0 | 1 | 2 | 3.7 | 6.3 | — | 26.8 |
| FY2017 | 140 | 1 | 1 | 4 | 5.5 | 101.1 | 3.0 | 28.6 |
| FY2018 | 150 | 1 | 2 | 1 | 6.1 | 115.5 | 30.0 | 29.9 |
| FY2019 | 145 | 0 | 1 | 1 | 2.0 | 34.8 | 30.0 | 30.4 |
| FY2020 | 149 | 1 | 1 | -1 | 3.7 | 74.1 | 30.0 | 31.3 |
| FY2021 | 184 | 3 | 3 | -1 | 9.5 | 209.3 | 30.0 | 31.9 |
| FY2022 | 199 | 4 | 5 | 11 | 14.1 | 354.0 | 50.0 | 35.3 |
| FY2023 | 150 | 2 | 3 | 4 | 7.4 | 222.9 | 50.0 | 42.3 |
| FY2024 | 166 | 3 | 3 | 1 | 5.7 | 182.5 | 50.0 | 43.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
トレーディアは倉庫・運輸関連業であり、特許やブランド力、規制ライセンスといった無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。公開情報からは、明確な無形資産の存在を示す証拠は見当たらない。
倉庫・運輸サービスは、顧客との長期契約や、特定のシステム連携、積み上げられた信頼関係により、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、サービス内容の標準化が進むと、乗り換えのハードルは低下する傾向にある。
トレーディアの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような特性は見られない。
規模の経済や効率的なオペレーションによるコスト優位性は、同業他社との比較において重要となる。しかし、公開情報からは、トレーディアが構造的に圧倒的なコスト優位性を持っていることを示す具体的な証拠は乏しい。
倉庫・運輸業界は、設備投資や広範なネットワーク構築が必要であり、一定の規模を持つ企業が有利となる傾向がある。トレーディアは、特定の地域やサービスにおいて、一定の事業規模を確保している可能性があり、これが競争優位の源泉となりうる。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内物流需要の安定的な伸び
M&Aによる事業規模の拡大と効率化
特定分野におけるサービス品質の向上と顧客基盤の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
燃料費や人件費の高騰による収益圧迫
新規参入企業やテクノロジー導入による競争激化
景気後退による物流需要の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
トレーディアの投資が失敗するには、まず国内の物流需要が長期的に低迷し、特に同社が強みを持つ分野での需要が枯渇する必要がある。また、競合他社がより効率的なオペレーションや革新的なテクノロジー(自動化、AI活用など)を導入し、トレーディアの既存の規模の経済やサービス品質を凌駕するコスト競争力や利便性を実現することが考えられる。さらに、燃料費や人件費の高騰が抑制されず、同社の価格転嫁能力が限界に達し、利益率が著しく悪化することも、失敗シナリオの重要な要素となるだろう。顧客が容易に代替可能なサービスへと乗り換える動きが加速することも、モートの崩壊を示唆する。
5年後のモート予測
物流需要の安定と事業拡大により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。効率化投資が奏功し、収益性も改善する。
現状維持的な成長にとどまる。コスト上昇圧力は続くものの、価格転嫁や効率化で一定の利益を確保する。
物流需要の低迷と競争激化により、売上・利益ともに減少。コスト増を吸収できず、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 22億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 43.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -4.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.48倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書