丸八倉庫(9313)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 49 | 7 | 5 | -11 | 4.9 | 65.9 | 16.0 | 68.9 |
| FY2017 | 47 | 5 | 5 | 7 | 5.3 | 66.2 | 16.0 | 61.1 |
| FY2018 | 50 | 6 | 4 | -14 | 4.2 | 65.4 | 16.0 | 56.9 |
| FY2019 | 50 | 7 | 4 | 10 | 4.6 | 74.9 | 16.0 | 59.7 |
| FY2020 | 49 | 8 | 5 | -6 | 4.8 | 79.6 | 16.0 | 58.0 |
| FY2021 | 48 | 7 | 5 | -13 | 4.9 | 85.0 | 16.0 | 56.0 |
| FY2022 | 48 | 6 | 4 | 4 | 3.4 | 60.5 | 16.0 | 57.7 |
| FY2023 | 50 | 6 | 4 | 10 | 3.7 | 69.6 | 16.0 | 60.5 |
| FY2024 | 50 | 6 | 9 | 20 | 7.4 | 152.3 | 20.0 | 64.3 |
| FY2025 | 49 | 5 | 3 | -25 | 2.4 | 52.5 | 24.0 | 62.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
丸八倉庫は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠はない。事業は倉庫・運輸というコモディティ性の高いサービスが中心である。
既存顧客との長年の取引関係や、特定のニーズに合わせたカスタマイズされたサービス提供により、一定のスイッチング・コストは存在する可能性がある。しかし、競合他社への乗り換えが極めて困難であるほどの強固なものではない。
倉庫・運輸業は、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果が働く構造ではない。ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるメカニズムは存在しない。
立地や設備投資による固定費の差は存在するが、構造的に圧倒的なコスト優位を築いている証拠は乏しい。規模の経済による効率化の可能性はあるが、競合との明確な差は現時点では不明瞭。
首都圏を中心に複数の大規模倉庫を運営しており、一定の規模の経済を享受していると考えられる。特に、特定の地域や貨物種別においては、業界内で一定のシェアと影響力を持つ可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
首都圏における物流インフラの重要性が高まる中、同社の立地優位性が再評価される。
DX推進によるオペレーション効率化が進み、コスト競争力とサービス品質が向上する。
M&Aや戦略的提携により、事業規模を拡大し、さらなる規模の経済を追求する。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による新規参入や価格競争の激化により、収益性が圧迫される。
物流業界全体の構造変化(自動化、EC特化型倉庫など)への適応が遅れる。
燃料費や人件費の高騰が、コスト構造を悪化させる。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
丸八倉庫の投資が失敗するには、まず首都圏における物流インフラの需要が予想以上に鈍化するか、あるいは同社が保有する土地・建物の資産価値が、不動産市場の低迷や用途変更の困難さによって大きく毀損される必要がある。また、競合他社がより革新的なテクノロジー(自動倉庫、AIによる最適化など)を導入し、オペレーションコストを劇的に削減することで、丸八倉庫の既存の規模の経済や立地優位性を無効化するシナリオも考えられる。さらに、顧客がより柔軟で低コストな代替手段(例えば、小規模分散型倉庫ネットワークや、より効率的な共同配送システム)へと移行し、丸八倉庫との長期契約の必要性が薄れることも、同社の競争優位性を損なう要因となりうる。
5年後のモート予測
首都圏の物流需要増加とDXによる効率化で、売上・利益ともに堅調に成長。特に高付加価値サービスへのシフトが進み、収益性が向上する。
緩やかな需要増加とコスト上昇のバランスを取りながら、安定した収益を維持。現状の事業モデルからの大きな変化はない。
物流業界の構造変化への対応遅れや、激しい価格競争により、収益性が悪化。設備老朽化への投資負担も重くのしかかる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 63億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 62.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -4.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 20.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.49倍 |
合格数:2/7 部分的合格