ヤマシタヘルスケアホールディングス(9265)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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9年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2018 | 587 | 4 | 2 | 11 | 3.5 | 87.0 | 26.0 | 30.1 |
| FY2019 | 615 | 5 | 1 | -1 | 2.3 | 56.6 | 42.0 | 31.4 |
| FY2020 | 647 | 6 | 5 | 8 | 6.6 | 180.1 | 54.0 | 32.4 |
| FY2021 | 701 | 10 | 7 | 8 | 9.0 | 265.8 | 90.0 | 31.2 |
| FY2022 | 551 | 9 | 7 | 6 | 8.7 | 272.7 | 82.0 | 33.1 |
| FY2023 | 582 | 12 | 2 | 21 | 2.8 | 85.8 | 48.0 | 32.2 |
| FY2024 | 616 | 10 | 6 | -2 | 6.8 | 228.0 | 70.0 | 32.2 |
| FY2025 | 645 | 8 | 6 | 6 | 6.9 | 249.8 | 75.0 | 32.6 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 107.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ヤマシタヘルスケアホールディングスは、医療用医薬品・医療機器の卸売事業を主軸としており、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPによる持続的な競争優位性は現時点では確認できません。
医療機関や調剤薬局との長年の取引関係は一定のスイッチング・コストを生む可能性がありますが、競合他社も同様の関係を構築しており、乗り換えによる顧客の損失は限定的と考えられます。
同社の事業モデルは、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるネットワーク効果を生み出す構造ではありません。
医療卸売業界は規模の経済が働きやすい側面がありますが、ヤマシタヘルスケアホールディングスが他社と比較して構造的に著しく低いコスト構造を有しているという明確な証拠はありません。
医療用医薬品・医療機器の卸売市場において、一定のシェアを有しており、効率的な物流網や広範な販売網を構築していると考えられます。これは業界規模に対して最適な少数寡占の一角を形成している可能性を示唆します。
競合との比較優位
強気シナリオ
医療・ヘルスケア分野の安定的な需要成長
M&Aによる事業規模の拡大と効率化
物流・サプライチェーンにおける強固な地位の維持・強化
弱気シナリオ(モート侵食)
製薬メーカーによる直接販売へのシフト
価格競争の激化による収益性の低下
後発医薬品・再生医療等製品など、新たな事業領域への対応遅延
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヤマシタヘルスケアホールディングスが長期的な競争優位性を失うシナリオは、まず、同社が依存する医療機関や調剤薬局が、より安価で同等以上のサービスを提供する代替的な流通チャネル(例えば、デジタルプラットフォーム経由の直接取引や、より小規模で地域密着型の競合による効率的なサービス提供)へ大規模に移行することによって想定されます。また、製薬メーカーが自社で物流網を構築・強化し、卸売業者を介さない直接販売モデルへの移行を加速させることも、同社の既存のビジネスモデルの根幹を揺るがす要因となり得ます。さらに、規制環境の変化により、卸売業者の果たす役割が縮小したり、新たな参入障壁が低下したりすることも、同社の優位性を損なう可能性があります。
5年後のモート予測
医療・ヘルスケア需要の安定成長を背景に、M&Aや効率化を通じて事業規模を拡大し、物流・サプライチェーンにおける地位を強化することで、緩やかながらも着実な業績成長を達成する。
既存の事業基盤を維持しつつ、業界の構造変化に対応していく。大きな成長は見込めないものの、安定した需要に支えられ、現状維持に近い業績推移となる。
価格競争の激化や製薬メーカーの直接販売シフトにより、収益性が圧迫される。新たな事業領域への対応も遅れ、徐々にシェアを失っていくリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 83億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 32.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -2.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.92倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-31 臨時報告書