北恵(9872)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 508 | 6 | 4 | -0 | 4.0 | 45.2 | 14.0 | 44.8 |
| FY2017 | 557 | 8 | 5 | 18 | 4.9 | 58.5 | 20.0 | 44.1 |
| FY2018 | 570 | 8 | 5 | 6 | 4.8 | 58.7 | 23.0 | 43.7 |
| FY2019 | 566 | 8 | 6 | 8 | 4.9 | 61.4 | 22.0 | 45.6 |
| FY2020 | 538 | 5 | 7 | 7 | 5.5 | 71.0 | 25.0 | 46.9 |
| FY2021 | 572 | 8 | 6 | 2 | 5.2 | 69.4 | 24.0 | 45.3 |
| FY2022 | 609 | 8 | 6 | 2 | 5.0 | 69.1 | 24.0 | 44.7 |
| FY2023 | 624 | 10 | 8 | 16 | 6.1 | 87.6 | 36.5 | 46.0 |
| FY2024 | 613 | 9 | 7 | 5 | 5.2 | 77.5 | 28.0 | 47.3 |
| FY2025 | 590 | 7 | 6 | -5 | 3.9 | 59.4 | 28.0 | 50.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
北恵(9872)は卸売業であり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに依存するビジネスモデルではない。公開情報からは、これらの無形資産による競争優位性は確認できない。
卸売業という性質上、顧客(小売店など)が取引先を変更する際の直接的な金銭的・時間的コストは限定的である可能性が高い。しかし、長年の取引関係や特定の品揃えへの依存度によっては、一定のスイッチング・コストが発生する可能性も否定できない。
北恵のビジネスモデルは、プラットフォーム型ではなく、サプライヤーから仕入れて顧客に販売する卸売業である。そのため、ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果は期待できない。
卸売業として、規模の経済や効率的な物流網の構築により、一定のコスト競争力を有している可能性がある。しかし、公開情報だけでは、競合他社と比較して構造的なコスト優位性を明確に判断することは難しい。
北恵は、特定の地域や商品カテゴリーにおいて、一定の市場シェアと取引規模を有していると考えられる。これにより、仕入れや物流において効率性を発揮し、業界内で最適化された規模の利益を得ている可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存の取引基盤を活かした新規顧客獲得の加速
PB商品開発や高付加価値サービスの提供による収益性向上
M&Aによる事業規模拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
主要取引先との関係悪化や取引量減少
仕入れコストの上昇や販売価格の低下圧力
新規参入企業や異業種からの競争激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
北恵の競争優位性が失われるシナリオを考える。まず、主要な仕入れ先との関係が悪化し、より有利な条件で商品を調達できなくなること。次に、主要な販売先である小売店が、直接メーカーから仕入れる、あるいはより安価な競合卸売業者に乗り換えることで、北恵の取引量が大幅に減少すること。さらに、IT技術の進展により、卸売業の仲介機能が不要になり、メーカーと小売が直接取引するプラットフォームが普及すること。これらの要因が複合的に発生すれば、北恵の規模の経済や既存の取引関係に基づく優位性は急速に失われるだろう。
5年後のモート予測
既存取引先との関係強化と新規開拓により、売上高は着実に成長。高付加価値商品の拡充により、利益率も改善傾向を辿る。M&Aも活用し、持続的な成長軌道を描く。
緩やかな市場成長と並行し、売上高は微増。コスト管理を徹底し、安定した収益を維持。競争環境の変化には注意が必要だが、既存の事業基盤で一定の地位を保つ。
主要取引先との関係悪化や競争激化により、売上・利益ともに減少。仕入れコストの上昇も収益を圧迫。市場シェアの低下が顕著となり、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 82億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 50.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -4.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.58倍 |
合格数:3/7 部分的合格