ゼット(8135)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 386 | -3 | -2 | 6 | -2.8 | -11.6 | — | 39.1 |
| FY2016 | 403 | 3 | 3 | 10 | 3.4 | 14.4 | — | 39.5 |
| FY2017 | 388 | 5 | 5 | 2 | 6.0 | 27.1 | 3.0 | 41.8 |
| FY2018 | 424 | 6 | 7 | 6 | 6.9 | 36.5 | 4.0 | 43.8 |
| FY2019 | 419 | 3 | 2 | -2 | 2.2 | 10.7 | 5.0 | 44.4 |
| FY2020 | 376 | -1 | 1 | 11 | 1.1 | 5.6 | 3.0 | 43.1 |
| FY2021 | 448 | 5 | 7 | 3 | 6.5 | 36.9 | 2.0 | 44.2 |
| FY2022 | 499 | 10 | 9 | 14 | 7.0 | 46.3 | 5.0 | 44.8 |
| FY2023 | 520 | 9 | 8 | 4 | 6.1 | 41.4 | 8.0 | 45.0 |
| FY2024 | 553 | 11 | 30 | 29 | 20.6 | 152.9 | 8.0 | 44.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ゼット(8135)は卸売業であり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに依存するビジネスモデルではない。主要な競争優位性は、物理的な商品流通やサプライチェーン管理に起因すると考えられる。
卸売業においては、取引先との長年の関係性や、特定のサプライヤーとの契約により、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、ゼット固有の強固な顧客ロックインを示す具体的な情報は乏しい。
ゼットのビジネスモデルは、プラットフォーム型ではなく、物理的な商品の流通を主とするため、ネットワーク効果が発生する余地は極めて小さい。ユーザー数の増加が直接的なサービス価値向上に繋がる構造ではない。
卸売業として、長年の事業運営で培われた調達力や物流効率化によるコスト削減努力は存在する可能性がある。しかし、業界全体で価格競争が激しい場合、持続的なコスト優位性を確立しているかは不明瞭。
ゼットはスポーツ用品卸売業において、一定の市場シェアと規模を持つと考えられる。業界内での有力なプレイヤーとして、規模の経済を活かした効率的な事業運営を行っている可能性があり、これが競争優位性の一部となっている。
競合との比較優位
強気シナリオ
スポーツ市場の成長と健康志向の高まりによる需要拡大
PB(プライベートブランド)商品の拡充による収益性向上
M&Aやアライアンスによる事業領域拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
大手小売業者の直接仕入れ増加による卸売機能の低下
EC市場の拡大による中間流通マージンの圧縮
競合他社との価格競争激化による収益性悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ゼットの投資が失敗するには、スポーツ市場の構造的な縮小、あるいは消費者の購買行動が、ゼットのような卸売業者を介さない直接的なチャネル(メーカー直販、大手小売の直接仕入れ、ECプラットフォームの台頭)へと急速にシフトすることが真実でなければならない。また、同社が長年培ってきたサプライヤーとの関係性や物流網が、競合他社や新規参入者によって容易に模倣・凌駕され、規模の経済による優位性が失われるシナリオも考えられる。さらに、スポーツ用品以外の新規事業への展開が失敗し、既存事業の収益性も悪化する状況も、この投資の失敗を招く要因となるだろう。
5年後のモート予測
スポーツ市場の堅調な成長とPB強化により、売上・利益ともに着実に伸長。新規事業や海外展開も成功し、収益基盤が強化される。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を見込む。市場環境の変化に対応しながら、収益性の維持に努める。
EC化の進展や競争激化により、既存事業の収益性が圧迫される。新規事業も軌道に乗らず、全体として停滞または減収減益となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 80億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 44.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 60.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 2.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.55倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書