9074

日本石油輸送(9074)に経済的な堀はあるか

陸運業 運輸・物流

株価

現在株価
4,970
2026-09-01
時価総額
181 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 309 10 8 13 4.7 23.8 55.3
FY2016 310 12 10 18 5.7 306.7 55.4
FY2017 330 12 10 12 5.4 313.5 56.0
FY2018 342 10 8 4 4.4 251.4 80.0 57.4
FY2019 343 13 11 21 5.8 337.3 80.0 57.8
FY2020 327 12 9 26 4.4 276.9 80.0 58.4
FY2021 343 15 11 24 5.1 329.2 100.0 60.0
FY2022 351 15 12 37 5.4 371.2 80.0 61.4
FY2023 350 16 12 19 4.6 348.9 90.0 60.9
FY2024 371 16 13 25 4.9 381.9 100.0 60.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:9/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

ブランド力や特許、規制ライセンスなどの無形資産による競争優位性は、公開情報からは確認できない。事業内容が石油製品の輸送であり、参入障壁となるような独占的IPも想定しにくい。

スイッチングコスト3/5

石油製品の輸送は、インフラの特性上、顧客企業(石油元売会社等)にとって輸送業者の変更は、代替輸送手段の確保や契約手続き等に手間とコストがかかる可能性がある。特に長年の取引関係がある場合、スイッチングコストは一定程度存在する。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。輸送サービスは個々の契約に基づいて提供され、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接高める構造ではない。

コスト優位2/5

長年の事業運営による効率化や、特定の輸送インフラ(タンクローリー、船舶等)の保有による規模の経済は一部存在する可能性があるが、他社との決定的なコスト優位性を示す情報は少ない。燃料費や人件費の変動リスクは存在する。

規模の経済4/5

国内における石油製品輸送、特にタンクローリーによる陸上輸送においては、業界内でも有数の輸送能力と広範なネットワークを有している。この規模は、新規参入や小規模事業者にとって容易に模倣できない参入障壁となり得る。

競合との比較優位

強気シナリオ

国内における石油製品の安定的な需要が継続すること

長年の実績と信頼に基づく顧客基盤の維持・拡大

安全・確実な輸送体制の維持による事故リスクの低減

弱気シナリオ(モート侵食)

代替エネルギーへの転換や石油需要の長期的な減少

燃料費や人件費の高騰による収益性の悪化

新規参入や既存競合による価格競争の激化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、日本石油輸送の主要な競争優位性である「規模の経済」が失われることが必要である。具体的には、国内の石油製品輸送市場が大幅に縮小し、同社が保有する輸送インフラの稼働率が著しく低下すること。また、新規参入企業が、より低コストで効率的な輸送網を構築し、既存顧客を急速に奪っていくシナリオも考えられる。さらに、同社が長年培ってきた安全輸送のノウハウや顧客との信頼関係が、技術革新や規制緩和によって陳腐化し、代替手段が容易に利用可能になることも、モートの侵食につながるだろう。例えば、より小回りの利くドローン輸送や、新たなパイプライン網の整備などが、既存のタンクローリー輸送の優位性を脅かす可能性も否定できない。

5年後のモート予測

強気

石油需要の安定と安全輸送体制の維持により、堅調な輸送量を確保。効率的な運行管理とコスト抑制で収益性を維持・向上させる。

中立

石油需要は緩やかに推移するものの、燃料費や人件費の上昇圧力が続く。既存顧客との関係を維持しつつ、一定の収益性を確保する。

弱気

代替エネルギーへのシフトや景気後退による石油需要の減少。コスト上昇と競争激化により、収益性が圧迫される。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 181億
2. 健全な財務 自己資本比率 60.0%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 5.1%
6. 適度なPER PER 14.4倍
7. 適度なPBR PBR 0.70倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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