スパークス・グループ(8739)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 89 | 32 | 23 | 3 | 13.7 | 11.6 | — | 66.7 |
| FY2017 | 132 | 66 | 47 | 51 | 21.9 | 23.2 | 4.0 | 62.0 |
| FY2018 | 112 | 39 | 32 | -0 | 15.4 | 16.1 | 7.0 | 65.5 |
| FY2019 | 125 | 45 | 23 | 20 | 11.3 | 11.5 | 10.0 | 58.6 |
| FY2020 | 143 | 63 | 35 | 32 | 14.9 | 17.4 | 9.0 | 61.3 |
| FY2021 | 140 | 65 | 41 | 15 | 16.7 | 20.4 | 11.0 | 65.5 |
| FY2022 | 134 | 57 | 45 | 51 | 17.4 | 113.4 | 12.0 | 66.1 |
| FY2023 | 165 | 75 | 65 | 29 | 20.8 | 163.8 | 60.0 | 68.2 |
| FY2024 | 180 | 77 | 53 | 29 | 15.7 | 132.2 | 66.0 | 67.1 |
| FY2025 | 196 | 90 | 64 | 20 | 16.3 | 161.4 | 68.0 | 68.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
スパークス・グループは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを基盤とした無形資産による競争優位性は、現時点では明確に確認できません。事業内容は投資運用であり、特定のファンドの運用実績や顧客からの信頼が重要ですが、これらは無形資産として定量化しにくい側面があります。
投資運用サービスにおいて、顧客が運用会社を乗り換える際には、過去の実績、運用方針の変更、手数料、および手続きの手間などが考慮されます。しかし、特に機関投資家や富裕層においては、運用パフォーマンスや戦略の適合性が最優先されるため、スイッチング・コストは限定的と考えられます。個人投資家向けでは、より乗り換えやすい可能性があります。
スパークス・グループの事業モデルは、直接的なネットワーク効果を生み出すものではありません。顧客が増加することで、サービス提供の質が向上したり、新たな顧客獲得に繋がったりするような、ユーザー間の相互作用による価値向上は見られません。
証券・商品先物取引業、特に投資運用業においては、構造的に他社よりも大幅に低いコストでサービスを提供できるような優位性は見出しにくいです。人件費やシステム投資がコストの大部分を占め、規模の経済によるコスト削減効果も限定的であると考えられます。
スパークス・グループの運用資産残高は、業界全体から見ると中堅規模であり、圧倒的な規模の経済による優位性は限定的です。しかし、特定のニッチな運用戦略においては、一定の規模を持つことで運用効率を高めている可能性はあります。業界全体での寡占化が進む中で、規模は一定の競争力となり得ます。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の運用戦略における継続的な高いパフォーマンス
新たなファンド設定や顧客基盤の拡大
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
運用成績の悪化による顧客離れ
市場環境の悪化や規制強化による収益機会の減少
競合他社との激しい競争による手数料率の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
スパークス・グループへの投資が失敗するには、まず同社が持つ競争優位性が、想定以上に早く失われるか、あるいは最初から存在しなかったと判断される必要がある。具体的には、運用成績が継続的に悪化し、顧客が競合他社へ大量に流出する事態が考えられる。また、同社が強みとする特定の運用戦略が、市場の変化や規制の導入によって陳腐化し、収益性が著しく低下するシナリオも考えられる。さらに、証券・商品先物業界全体で手数料競争が激化し、同社の収益構造が維持できなくなる可能性もある。これらの要因が複合的に作用し、同社の長期的な成長性が否定されることが、投資失敗の条件となるだろう。
5年後のモート予測
特定の運用戦略で市場平均を上回るパフォーマンスを維持し、新規ファンド設定や海外展開が成功すれば、運用資産残高が大幅に増加し、収益性が向上する。
市場環境に左右されつつも、既存顧客基盤を維持し、安定的な運用収益を確保する。一部の新規ファンドが成功する可能性もあるが、大きな成長は見込めない。
運用成績の低迷や市場環境の悪化により、運用資産残高が減少し、手数料収入が減少する。顧客離れが進み、収益性が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 845億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 68.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 12.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.15倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準