ジャフコ グループ(8595)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 279 | 123 | 111 | 136 | 5.3 | 249.6 | — | 87.4 |
| FY2017 | 295 | 143 | 242 | 322 | 15.1 | 687.0 | 100.0 | 83.7 |
| FY2018 | 259 | 122 | 102 | -11 | 6.2 | 328.6 | 107.0 | 88.6 |
| FY2019 | 299 | 150 | 118 | 119 | 6.3 | 382.8 | 112.0 | 84.8 |
| FY2020 | 215 | 90 | 385 | 492 | 17.9 | 1,249.4 | 118.0 | 82.0 |
| FY2021 | 277 | 169 | 151 | -122 | 7.6 | 192.5 | 138.0 | 84.7 |
| FY2022 | 141 | -44 | 406 | 624 | 31.0 | 586.9 | 51.0 | 81.8 |
| FY2023 | 244 | 82 | 75 | -97 | 5.4 | 137.6 | 150.0 | 83.1 |
| FY2024 | 297 | 125 | 96 | 106 | 6.8 | 175.6 | 69.0 | 83.0 |
| FY2025 | 216 | 56 | 66 | 94 | 4.9 | 123.7 | 88.0 | 85.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ジャフコグループは、ベンチャーキャピタルファンドの運用を主たる事業としており、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産による競争優位性は限定的である。ファンドの組成・運用能力や過去の実績が重要だが、これらは無形資産というよりは人的資本や運用ノウハウに依存する。
投資家(LP)は一度ファンドに出資すると、ファンド期間中は原則として解約できない。また、過去の実績が良いファンドへの追加投資を検討する可能性はあるが、ファンド間の乗り換えによる直接的な損失は限定的であり、スイッチング・コストは強くない。
投資家(LP)と投資先企業のマッチングにおいて、過去の実績やネットワークが重要となる。しかし、ジャフコグループのプラットフォーム自体に強いネットワーク効果(ユーザーが増えるほど価値が増す)が働くわけではなく、個々のファンドマネージャーの人的ネットワークや運用能力に依存する部分が大きい。
ベンチャーキャピタル事業は、人的資本への依存度が高く、オペレーションコストの構造的な優位性を築くことは難しい。ファンド運用における規模の経済性は存在するが、それが直接的なコスト優位に繋がるわけではない。
日本のベンチャーキャピタル業界において、ジャフコグループは長年の実績と運用資産残高で上位に位置しており、一定の規模の経済性を享受している。ファンド組成能力や投資先発掘力において、業界内での相対的な優位性を持つと考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
日本のスタートアップエコシステムの成長加速とIPO市場の活性化
運用資産残高の着実な増加と新規ファンドの成功
グローバルな投資家からの資金調達能力の向上
弱気シナリオ(モート侵食)
IPO市場の低迷や投資先企業の業績悪化によるリターン低下
競合ベンチャーキャピタルとの激しい資金獲得競争
マクロ経済環境の悪化による新規投資の抑制
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ジャフコグループの投資が失敗するには、まず日本のスタートアップ投資市場全体が長期的に停滞し、新規IPOが極端に減少することが必要である。また、同社が長年培ってきたファンド組成能力や投資先発掘・育成能力が、他の新興VCや海外VCに対して決定的に劣後し、運用資産残高を維持・拡大できなくなるシナリオも考えられる。特に、グローバルな投資家(LP)が日本市場への投資意欲を完全に失い、同社が資金調達できなくなる状況は、事業継続そのものを脅かすだろう。さらに、投資先企業へのエンゲージメントが希薄化し、企業価値向上に貢献できず、結果としてリターンが低迷し続けることも、競争優位性の崩壊に繋がる。
5年後のモート予測
日本のスタートアップエコシステムの拡大とIPO市場の活況を背景に、運用資産残高が順調に増加し、新規ファンドの成功裏に組成・運用される。グローバルからの資金調達も進み、業界内での地位をさらに強固にする。
緩やかながらも日本のスタートアップ投資市場は成長を続け、ジャフコグループは安定した運用実績を維持する。新規ファンド組成や投資活動は堅調に推移するものの、競争激化により大幅な成長は限定的となる。
IPO市場の低迷や経済環境の悪化により、投資リターンが低下し、運用資産残高の伸びが鈍化する。新規ファンドの組成や資金調達が困難になり、競争力の低下が顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,193億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 85.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -40.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 18.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.88倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-05 変更報告書(短期大量譲渡)
- 2026-08-03 変更報告書
- 2026-07-29 変更報告書(短期大量譲渡)
- 2026-07-28 変更報告書(短期大量譲渡)
- 2026-07-27 変更報告書
- 2026-07-03 変更報告書
- 2026-07-13 臨時報告書
- 2026-06-17 臨時報告書