8707

岩井コスモホールディングス(8707)に経済的な堀はあるか

証券・商品先物取引業 金融(除く銀行)

株価

現在株価
4,700
2026-09-01
時価総額
855 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 161 16 33 57 7.7 142.2 23.5
FY2017 211 52 47 24 9.9 201.2 55.0 23.2
FY2018 212 55 41 30 8.3 176.6 75.0 28.0
FY2019 189 38 27 45 5.3 115.0 75.0 30.5
FY2020 234 72 54 29 9.5 228.3 75.0 29.1
FY2021 207 54 38 52 6.7 159.9 117.0 31.0
FY2022 197 48 36 -82 6.2 151.7 80.0 31.4
FY2023 240 76 56 46 8.4 236.5 80.0 31.9
FY2024 258 86 67 25 9.9 286.3 120.0 36.5
FY2025 323 130 104 16 14.1 444.6 145.0 34.9

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

岩井コスモ証券は長年の歴史と一定のブランド認知を持つが、他社との差別化となる強力な特許や独占的IPは限定的。顧客からの信頼は無形資産の一部だが、競争環境下で絶対的な優位性とは言えない。

スイッチングコスト2/5

証券口座の乗り換えは手続きが必要であり、一部の顧客にとっては手間となる可能性がある。しかし、手数料やサービス内容で他社に優位性があれば、乗り換えは容易であり、スイッチングコストは限定的。

ネットワーク効果0/5

証券業は基本的に一対一の取引であり、プラットフォーム型のネットワーク効果は発生しない。顧客が増えても、個々の顧客体験価値が直接的に向上するわけではない。

コスト優位1/5

証券業界は競争が激しく、手数料やシステム投資でコスト削減努力は行われている。しかし、他社と比較して構造的に圧倒的なコスト優位を確立しているとは言えず、限定的。

規模の経済3/5

岩井コスモホールディングスは、証券、保険、投資銀行業務などを手掛ける総合金融サービスグループであり、一定の規模を持つ。国内証券市場において、大手証券会社に次ぐ規模感で、一定の効率規模のメリットを享受していると考えられる。

競合との比較優位

強気シナリオ

個人富裕層向けビジネスの拡大

M&AアドバイザリーやIPO支援の強化

デジタル化による業務効率化の進展

弱気シナリオ(モート侵食)

低金利環境の長期化による収益圧迫

フィンテック企業の台頭による競争激化

市場全体の低迷による取引高の減少

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

岩井コスモホールディングスへの投資が失敗するには、まず証券業界全体の構造的な収益性の低下が考えられる。特に、個人投資家の取引参加率の低下や、手数料収入への依存度が高いビジネスモデルが、低金利環境やオンライン証券の普及によってさらに悪化するシナリオだ。また、富裕層向けサービスやM&Aアドバイザリーといった高付加価値サービスへのシフトがうまくいかず、競合他社に顧客基盤を奪われる可能性もある。さらに、IT投資の遅れやサイバーセキュリティリスクの増大が、業務継続性や顧客信頼を損なう要因となることも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と競争優位性を長期的に侵食していくことが、投資失敗の道筋となるだろう。

5年後のモート予測

強気

富裕層向けサービスやM&Aアドバイザリー事業の拡大、デジタル化による効率化が進み、収益性が向上する。特に、IPO支援やオルタナティブ投資商品の提供で差別化を図る。

中立

既存事業を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。市場環境に左右されやすいが、一定の顧客基盤と規模を活かし、安定的な収益を確保する。

弱気

低金利や競争激化により、手数料収入が減少し、収益性が悪化する。デジタル化への対応遅れや、新たな収益源の確保に失敗し、市場シェアを失う。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 855億
2. 健全な財務 自己資本比率 34.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 43.1%
6. 適度なPER PER 8.2倍
7. 適度なPBR PBR 1.15倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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