8713

フィデアホールディングス(8713)に経済的な堀はあるか

銀行業 銀行

株価

現在株価
2,860
2026-09-01
時価総額
350 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 560 89 51 7.4 52.4 4.1
FY2016 522 46 149 4.1 25.2 3.9
FY2017 510 43 881 3.7 23.0 6.0 4.1
FY2018 489 38 -98 3.2 20.2 6.0 4.3
FY2019 509 13 72 1.2 6.8 6.0 4.1
FY2020 532 33 4,665 2.8 17.6 6.0 3.7
FY2021 511 35 1,206 3.2 190.2 6.0 3.3
FY2022 514 33 -4,036 3.6 179.2 6.0 2.9
FY2023 499 12 -80 1.4 65.2 75.0 2.7
FY2024 531 28 75 3.6 156.2 75.0 2.6

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

フィデアホールディングスは地域金融グループであり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPによる明確な無形資産の優位性は見られない。地域密着型のサービスが中心であり、他行との差別化要因となるような無形資産は限定的である。

スイッチングコスト2/5

地域金融機関としての顧客基盤は存在するが、預金や融資における顧客のスイッチングコストは、メガバンクやネット銀行と比較して相対的に低いと考えられる。ただし、長年の取引関係や地域特有のニーズへの対応により、一定の顧客維持効果はある。

ネットワーク効果0/5

銀行業は一般的にネットワーク効果が働きにくい業種である。フィデアホールディングスにおいても、顧客が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は観測されない。

コスト優位1/5

地域金融機関として、規模の経済や効率化を進めている可能性はあるが、メガバンクやネット銀行と比較して構造的なコスト優位性は低い。店舗網の維持や地域密着型サービス提供に伴うコストが相対的に高くなる可能性がある。

規模の経済2/5

フィデアホールディングスは、山形、宮城、福島を主な営業基盤とする地方銀行グループであり、地域内での一定のシェアは確保している。しかし、全国的な銀行業界の規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えず、規模の面での優位性は限定的である。

競合との比較優位

強気シナリオ

地域経済の活性化に伴う融資需要の増加

デジタル化推進による業務効率化と収益性向上

M&Aや他社との連携による事業領域拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

人口減少や地域経済の低迷による収益基盤の縮小

低金利環境の長期化による利ざやの低下

フィンテック企業やメガバンクとの競争激化によるシェア低下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

フィデアホールディングスへの投資が失敗するには、地域経済の持続的な衰退が予想以上に深刻化し、融資ポートフォリオの質が悪化し、不良債権が増加し続けるシナリオが考えられる。また、デジタル化への対応が遅れ、顧客体験で競合に劣後し、特に若年層の顧客を失い続けることで、将来的な収益基盤が大きく損なわれる可能性もある。さらに、金利上昇局面においても、リスク管理の甘さから想定外の金利リスクを負い、財務基盤が揺らぐような事態も考えられる。これらの要因が複合的に作用し、資本効率が著しく低下し、株主価値が毀損される状況となれば、この投資は失敗と言えるだろう。

5年後のモート予測

強気

地域経済の回復とデジタル戦略の成功により、融資・手数料収入が増加。コスト効率化も進み、収益性が改善する。

中立

地域経済は緩やかな成長に留まり、低金利環境も継続。デジタル化は進むものの、競争激化により収益の伸びは限定的となる。

弱気

人口減少と地域経済の停滞が続き、融資需要が低迷。不良債権が増加し、収益性が悪化。デジタル化の遅れも響く。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 350億
2. 健全な財務 自己資本比率 2.6%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -6.3%
6. 適度なPER PER 12.4倍
7. 適度なPBR PBR 0.45倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

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