清水銀行(8364)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 295 | — | 33 | -621 | 4.1 | 345.9 | — | 5.3 |
| FY2016 | 288 | — | 30 | 858 | 3.7 | 312.3 | — | 5.0 |
| FY2017 | 276 | — | 23 | -1,556 | 2.8 | 244.5 | 60.0 | 5.5 |
| FY2018 | 287 | — | 25 | 1,265 | 2.8 | 225.8 | 60.0 | 5.3 |
| FY2019 | 290 | — | -40 | -832 | -4.8 | -342.6 | 65.0 | 5.1 |
| FY2020 | 278 | — | 22 | 1,204 | 2.5 | 186.7 | 55.0 | 4.8 |
| FY2021 | 274 | — | 26 | -283 | 3.1 | 222.7 | 60.0 | 4.5 |
| FY2022 | 284 | — | 15 | 631 | 2.0 | 127.6 | 60.0 | 3.9 |
| FY2023 | 299 | — | -33 | -823 | -4.1 | -286.1 | 60.0 | 4.5 |
| FY2024 | 291 | — | 19 | 786 | 2.5 | 163.2 | 55.0 | 4.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
清水銀行は地域に根差した金融機関としての信頼とブランド力を持つ。特に静岡県内での長年の営業実績は、地域住民や地元企業からの一定の信用を築いている。しかし、明確な特許や独占的IPは存在しない。
銀行口座の変更は手間がかかるため、個人顧客や中小企業にとっては一定のスイッチング・コストが存在する。しかし、金利やサービス内容の魅力的な条件提示があれば、乗り換えは十分に起こりうる。
銀行業は本質的にネットワーク効果を持つビジネスではない。顧客が増えても、個々の顧客にとってのサービスの価値が直接的に向上するわけではない。
地域銀行は一般的に、メガバンクと比較して規模の経済性が働きにくく、コスト構造で明確な優位性を確立することは難しい。デジタル化推進による効率化は進めているが、構造的なコスト優位性は限定的。
清水銀行は地方銀行であり、国内の銀行業界全体で見ると規模は小さい。業界全体で寡占化が進む中で、規模の経済性を活かした効率的な運営は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
静岡県経済の堅調な成長と連動した貸出金・預金残高の増加
デジタル戦略の成功による収益性・効率性の向上
地域経済への貢献を通じたブランドイメージの更なる向上
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化による利ざやの縮小
人口減少・高齢化による地域経済の停滞と貸倒引当金の増加
フィンテック企業など異業種からの競争激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、静岡県経済が想定以上に長期にわたり低迷し、清水銀行の貸出ポートフォリオ全体にわたる信用リスクが増大することが真実でなければならない。また、デジタル化への対応が遅れ、顧客利便性やコスト効率で競合他社に大きく水をあけられ、特に若年層や成長企業からの取引が減少するシナリオも考えられる。さらに、地域内での他行との競争が激化し、金利や手数料での消耗戦に陥り、収益性が恒久的に低下することも、この投資の失敗を招く要因となるだろう。これらの要因が複合的に作用し、銀行の存続そのものが危ぶまれる状況になれば、投資は失敗する。
5年後のモート予測
静岡県経済の成長とデジタル化推進により、預貸金ともに緩やかに増加。収益性も改善傾向を辿り、安定的な配当を維持する。
低金利環境が継続し、経済成長も限定的。デジタル化による効率化で一定の収益を確保するが、大幅な成長は見込めない。
地域経済の停滞と競争激化により、貸倒引当金が増加。収益性は悪化し、配当の維持も困難になる可能性がある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 302億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 4.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -9.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.42倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書