北日本銀行(8551)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 252 | — | 28 | -91 | 4.0 | 329.7 | — | 4.8 |
| FY2016 | 240 | — | 27 | 127 | 3.9 | 318.5 | — | 4.8 |
| FY2017 | 257 | — | 16 | 149 | 2.3 | 189.5 | 60.0 | 5.0 |
| FY2018 | 218 | — | 13 | -62 | 1.8 | 152.4 | 60.0 | 5.0 |
| FY2019 | 217 | — | 13 | -187 | 1.9 | 152.6 | 60.0 | 4.9 |
| FY2020 | 224 | — | 15 | 2,128 | 2.0 | 180.3 | 60.0 | 4.5 |
| FY2021 | 231 | — | 21 | -363 | 2.8 | 249.4 | 50.0 | 4.5 |
| FY2022 | 236 | — | 27 | -1,882 | 3.5 | 316.7 | 60.0 | 5.0 |
| FY2023 | 290 | — | 31 | 445 | 3.6 | 364.6 | 60.0 | 5.6 |
| FY2024 | 264 | — | 40 | -221 | 4.6 | 475.6 | 80.0 | 5.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
地域金融機関としての長年の信頼とブランド力は存在するが、特許や独占的IPのような強力な無形資産は限定的。地域経済への貢献やCSR活動が間接的な無形資産となり得る。
個人顧客にとっては、給与振込口座や住宅ローンなど、切り替えに手間がかかる要素がある。しかし、法人顧客や他の金融商品への乗り換えは比較的容易であり、スイッチング・コストは限定的。
銀行業は一般的にネットワーク効果が働きにくいビジネスモデルである。顧客が増えても、個々の顧客にとってのサービスの価値が直接的に向上するわけではない。
地域密着型のため、大規模な設備投資や広告宣伝費は抑えられている可能性がある。しかし、デジタル化への対応や人件費など、コスト構造における明確な優位性は見出しにくい。
北日本銀行は特定の地域に根差した地方銀行であり、全国的な規模の経済や寡占的な市場シェアを持つわけではない。業界全体で見ると、規模の経済による優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う貸出金増加と収益性改善
デジタル化推進による業務効率化とコスト削減
M&Aや他業種との連携による新たな収益源の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化による利ざや縮小
人口減少や地域経済の衰退による貸倒引当金の増加
フィンテック企業との競争激化による収益機会の喪失
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
北日本銀行への投資が失敗するには、地域経済の持続的な衰退が予想以上に深刻化し、貸出金残高の減少と不良債権の増加が同時に進行する場合である。また、デジタル化への対応が遅れ、顧客離れが加速し、コスト構造の非効率性が露呈するシナリオも考えられる。さらに、競合他社がより魅力的な金融商品やサービスを低コストで提供し始め、北日本銀行の既存顧客基盤が侵食される可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、収益性の低下が長期化し、株主価値が毀損される。
5年後のモート予測
地域経済の回復とデジタル化による効率化が進み、貸出金利息収入と手数料収入が安定的に増加。コスト管理も奏功し、緩やかながらも増収増益基調を維持する。
低金利環境が継続し、人口減少の影響も受ける中で、既存事業の収益性は横ばい。デジタル化による効率化でコスト増は抑制するが、大幅な成長は見込めない。
地域経済の停滞が長期化し、貸倒引当金が増加。金利収入も伸び悩み、デジタル化への投資負担も重くのしかかり、収益性が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 442億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 5.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 24.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.50倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書