筑波銀行(8338)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 447 | — | 65 | 7 | 5.9 | 77.2 | — | 4.7 |
| FY2016 | 412 | — | 37 | 63 | 3.5 | 44.4 | — | 4.4 |
| FY2017 | 406 | — | 30 | 758 | 2.8 | 36.5 | 5.0 | 4.5 |
| FY2018 | 381 | — | 11 | 627 | 1.0 | 13.1 | 5.0 | 4.5 |
| FY2019 | 378 | — | 12 | -240 | 1.2 | 14.8 | 5.0 | 4.4 |
| FY2020 | 358 | — | 18 | 1,432 | 1.6 | 21.3 | 5.0 | 4.1 |
| FY2021 | 367 | — | 42 | 1,853 | 4.1 | 51.3 | 5.0 | 3.5 |
| FY2022 | 371 | — | 21 | -2,026 | 2.3 | 25.4 | 5.0 | 3.2 |
| FY2023 | 411 | — | 22 | 256 | 2.3 | 26.6 | 5.0 | 3.4 |
| FY2024 | 411 | — | 41 | -382 | 4.5 | 49.8 | 5.0 | 3.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
地域金融機関としてのブランド力はあるが、特許や独占的IPは限定的。政府系補助金や公的信用は一定の無形資産となりうるが、競争優位性は低い。
預金や融資といった既存顧客との関係性はスイッチング・コストを生むが、金利やサービス内容で他行への乗り換えは十分に考えられる。デジタル化の進展で低下傾向。
銀行業はネットワーク効果を持つ側面もあるが、筑波銀行単独で明確なネットワーク効果を生み出す事業モデルは確認できない。
地域密着型で効率化を図っている可能性はあるが、他行と比較して構造的なコスト優位性を示すデータは乏しい。規模の経済が働きにくい。
地域経済圏内での一定のシェアは持つが、業界全体で見ると規模は小さく、効率規模の優位性は限定的。大手銀行との競争は厳しい。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う融資需要の増加
デジタル化推進による業務効率化と新たな収益源の確保
M&Aや他社との連携による事業基盤の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化による収益性の悪化
人口減少や高齢化による地域経済の縮小と貸倒引当金の増加
フィンテック企業など異業種からの競争激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、筑波銀行が地域経済の衰退を乗り越え、デジタル化の波にうまく乗り、競争環境の変化に対応できないというシナリオが真でなければならない。具体的には、地域経済が想定以上に悪化し、貸倒損失が急増する一方で、デジタル投資が裏目に出てコスト増に繋がったり、顧客離れが加速したりする状況が考えられる。また、規制緩和が進み、大手銀行やフィンテック企業が筑波銀行の牙城である地域に積極的に進出してくる中で、筑波銀行が差別化戦略を打ち出せず、価格競争に巻き込まれる可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用し、収益性と成長性が長期にわたり失われることが、この投資の失敗を意味するだろう。
5年後のモート予測
地域経済の成長とデジタル化による効率化が進み、安定的な収益基盤を維持。新たな金融サービスで顧客基盤を拡大し、緩やかな成長を遂げる。
低金利環境が続き、地域経済の成長も限定的。デジタル化による効率化で一定の収益は確保するが、大きな成長は見込めず現状維持。
地域経済の衰退と競争激化により、貸倒引当金が増加。デジタル化への対応も遅れ、収益性が悪化。事業継続が困難になるリスクも考慮。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 514億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 3.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -1.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.91倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書