セブン銀行(8410)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 1,199 | — | 247 | 548 | 13.4 | 20.8 | — | 20.1 |
| FY2016 | 1,216 | — | 251 | 593 | 12.6 | 21.1 | — | 20.7 |
| FY2017 | 1,277 | — | 253 | 278 | 11.9 | 21.2 | 9.0 | 20.6 |
| FY2018 | 1,473 | — | 132 | 826 | 6.2 | 11.1 | 10.0 | 18.6 |
| FY2019 | 1,486 | — | 262 | 838 | 11.7 | 22.1 | 11.0 | 20.3 |
| FY2020 | 1,373 | — | 259 | 1,033 | 11.0 | 22.0 | 11.0 | 19.4 |
| FY2021 | 1,367 | — | 208 | 52 | 8.5 | 17.7 | 11.0 | 19.8 |
| FY2022 | 1,550 | — | 189 | 304 | 7.4 | 16.0 | 11.0 | 19.0 |
| FY2023 | 1,979 | — | 320 | 488 | 11.6 | 27.3 | 11.0 | 15.7 |
| FY2024 | 2,144 | — | 182 | -856 | 6.5 | 15.6 | 11.0 | 18.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:11/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
セブン銀行は、セブン&アイ・ホールディングスとの強固な提携関係と、その広範なコンビニエンスストア網を活用したブランド認知度を持つ。ATM設置場所における信頼性と利便性は無形資産と言えるが、特許や独自のIPは限定的。
セブン銀行のATMは、多くの金融機関の口座から手数料無料で利用できる利便性を提供しており、特にセブン-イレブン店舗という日常的なアクセスポイントが顧客の利用習慣を形成している。他行ATMへの乗り換えには、手数料や利便性の低下といったコストが発生する可能性がある。
ATM利用者の増加が直接的にサービス価値を高めるネットワーク効果は限定的。ただし、提携金融機関が増えることで、より多くの顧客がセブン銀行ATMを利用するインセンティブが働く可能性はある。
セブン-イレブン店舗という既存インフラを活用したATM設置は、他行がゼロから同等のネットワークを構築するよりも低コストである可能性がある。しかし、ATMの運用・保守コストは依然として発生する。
国内トップクラスのATM設置台数と稼働率を誇り、コンビニATM市場において寡占的な地位を築いている。この規模は、効率的な運用と収益基盤の安定に寄与している。
競合との比較優位
強気シナリオ
コンビニATM市場における優位性の維持・拡大
海外ATM事業の成長加速
新たな金融サービスやフィンテック連携による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
キャッシュレス化の急速な進展によるATM利用の減少
競合他社によるコンビニATM市場への参入強化
規制強化や手数料収入の低下圧力
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
セブン銀行の投資が失敗するには、キャッシュレス決済の普及が予想をはるかに超えるスピードで進み、現金取引が急速に縮小すること、あるいは、セブン&アイ・ホールディングスとの提携関係が弱まり、コンビニ店舗へのATM設置が困難になることが考えられる。また、競合他社がセブン銀行と同等以上の利便性を持つATMネットワークを、より低コストで構築・展開できる技術革新やビジネスモデルが登場することも、セブン銀行の優位性を脅かす要因となるだろう。さらに、政府や金融当局による手数料規制の強化が、収益性を著しく悪化させるシナリオも想定される。
5年後のモート予測
キャッシュレス化の波を乗り越え、海外事業の拡大と新たなフィンテック連携により、ATM事業以外の収益源を確立し、安定成長を続ける。
コンビニATM事業は堅調に推移するが、キャッシュレス化の影響を受け、成長は緩やかになる。海外事業の貢献は限定的。
キャッシュレス化の急速な進展によりATM利用が大幅に減少し、収益性が悪化。海外事業も期待したほど伸びず、低成長が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 3,020億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 18.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 11年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -8.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 22.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.13倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書