大垣共立銀行(8361)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 1,219 | — | 142 | 562 | 5.1 | 40.9 | — | 4.9 |
| FY2016 | 1,223 | — | 122 | 182 | 4.0 | 34.4 | — | 5.1 |
| FY2017 | 1,147 | — | 97 | 77 | 3.1 | 231.6 | 7.0 | 5.1 |
| FY2018 | 1,171 | — | 69 | 750 | 2.2 | 164.2 | 7.0 | 5.1 |
| FY2019 | 1,153 | — | 55 | 328 | 1.9 | 131.6 | 70.0 | 4.7 |
| FY2020 | 1,164 | — | 80 | 12,136 | 2.4 | 191.7 | 70.0 | 4.2 |
| FY2021 | 1,154 | — | 106 | 1,827 | 3.3 | 254.5 | 70.0 | 4.0 |
| FY2022 | 1,228 | — | 48 | -11,493 | 1.7 | 115.9 | 70.0 | 4.3 |
| FY2023 | 1,341 | — | 95 | 1,707 | 2.8 | 227.5 | 70.0 | 5.0 |
| FY2024 | 1,314 | — | 147 | 1,073 | 4.6 | 353.5 | 70.0 | 4.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
地域における長年の信頼とブランド認知度は一定の無形資産となりうる。特に地元中小企業や個人との強固な関係性は、他行が容易に模倣できない側面を持つ。しかし、具体的な特許や強力なブランド力とは言い難い。
預金や融資といったコアバンキングサービスは、顧客が他行へ乗り換える際の事務手続きや関係性維持のコストが一定程度存在する。特に、長年取引のある中小企業にとっては、メインバンクの変更は経営上の負担となりうる。
銀行業は本質的にネットワーク効果が働きにくいビジネスモデルである。顧客が増えることでサービスの質が向上したり、新たな価値が創出されたりする構造ではない。
地域金融機関としての効率的な店舗網運営や、IT投資による業務効率化の努力は見られるが、メガバンクやネット銀行と比較して構造的なコスト優位性は限定的である。
地域経済圏においては一定のシェアを持つが、全国的な銀行業界の規模に対しては最適化された少数寡占とは言えず、規模の経済性は限定的である。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う融資需要の増加
デジタル化推進による業務効率化と収益性向上
新たな金融商品・サービスの開発による顧客基盤拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化による利ざや縮小
人口減少・高齢化による地域経済の衰退と貸倒引当金の増加
フィンテック企業や異業種からの競争激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
大垣共立銀行の投資が失敗するには、地域経済の持続的な衰退が前提となる。具体的には、地元企業の廃業や移転が相次ぎ、銀行の主要な収益源である融資が枯渇するシナリオである。さらに、デジタル化への対応が遅れ、メガバンクやフィンテック企業が提供する利便性の高いサービスに顧客が流出し、預金・融資両面でシェアを奪われる状況も考えられる。また、金利上昇局面においても、リスク管理能力の不足から不良債権が増加し、収益を圧迫する可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、銀行の存続自体が危ぶまれる状況に至る可能性がある。
5年後のモート予測
地域経済の回復とデジタル戦略の成功により、融資残高・預金残高ともに堅調に増加。収益性も改善し、安定的な配当を維持する。
地域経済の緩やかな成長とデジタル化の進展により、現状維持に近い業績推移。金利環境の変動に影響を受けつつも、安定した経営を続ける。
地域経済の停滞と競争激化により、融資・預金ともに伸び悩み。不良債権の増加リスクも高まり、収益性は悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 3,085億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 4.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 11.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 21.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.97倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書
- 2026-05-18 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)