鳥取銀行(8383)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 169 | — | 20 | 336 | 3.9 | 21.3 | — | 5.1 |
| FY2016 | 162 | — | 13 | -178 | 2.6 | 139.7 | — | 4.9 |
| FY2017 | 154 | — | 11 | 98 | 2.2 | 118.0 | 6.0 | 4.9 |
| FY2018 | 143 | — | 10 | 135 | 1.9 | 101.7 | 60.0 | 4.8 |
| FY2019 | 137 | — | 9 | 19 | 1.9 | 95.9 | 60.0 | 4.7 |
| FY2020 | 134 | — | 10 | 120 | 2.0 | 106.5 | 50.0 | 4.5 |
| FY2021 | 133 | — | 9 | 34 | 1.8 | 95.2 | 50.0 | 4.3 |
| FY2022 | 139 | — | 10 | -265 | 2.2 | 111.6 | 50.0 | 4.3 |
| FY2023 | 146 | — | 11 | 527 | 2.1 | 112.8 | 50.0 | 4.3 |
| FY2024 | 163 | — | 13 | -310 | 2.7 | 140.3 | 50.0 | 4.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
地域金融機関としての信頼や長年の顧客基盤は無形資産となりうるが、特許やブランド力は限定的。特に鳥取県という特定地域に依存しており、全国的なブランド力や独占的IPは有していない。
地域密着型のため、既存顧客との関係性は深い。しかし、銀行間の手数料無料化やデジタル化の進展により、顧客の乗り換えハードルは低下傾向にある。特に若年層や法人顧客では乗り換えの可能性が無視できない。
銀行業はネットワーク効果が働きにくいビジネスモデルである。顧客が増えても、個々の顧客にとってのサービスの価値が直接的に向上するわけではない。プラットフォーム型サービスとは異なる。
地域金融機関として、規模の経済が働きにくく、大手銀行と比較してコスト競争力は低い。ただし、地域に根差した事業運営による一定の効率化は図られている可能性があるが、構造的なコスト優位性は見出しにくい。
鳥取県内では一定のシェアを持つが、全国的な銀行業界の規模に対してはニッチな存在。地域内での寡占度はある程度期待できるものの、業界全体を俯瞰した効率規模の優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う融資需要の増加
デジタル化への対応による利便性向上とコスト削減
M&Aや他業種との連携による新たな収益源の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
人口減少・高齢化による地域経済の縮小
低金利環境の長期化による収益性の悪化
FinTech企業の台頭による競争激化と顧客離れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
鳥取銀行への投資が失敗するには、地域経済の持続的な衰退が予測以上に早く進行し、融資ポートフォリオの質が著しく悪化することが真実でなければならない。また、デジタル化への対応が遅れ、顧客体験で競合に劣後し、特に若年層や優良企業顧客を大手銀行やFinTech企業に奪われるシナリオも考えられる。さらに、低金利環境が長期化し、預貸金利鞘がさらに圧縮され、手数料収入も伸び悩むことで、収益基盤が脆弱化し、自己資本比率の維持すら困難になる状況も想定される。これらの複合的な要因が同時に発生し、かつ回復の見込みがない場合に、この投資は失敗するだろう。
5年後のモート予測
地域経済の回復とデジタル化の進展により、融資・手数料収益が安定的に成長。新たな収益源の開拓にも成功し、収益性が向上する。
人口減少の影響を受けつつも、地域内でのシェアを維持。デジタル化による効率化で収益性を一定程度保つが、大きな成長は見込めない。
地域経済の衰退が加速し、不良債権が増加。低金利と競争激化で収益が悪化し、財務基盤が弱体化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 154億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 4.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 13.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.32倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書