トマト銀行(8542)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 210 | — | 18 | 375 | 4.5 | 16.1 | — | 3.1 |
| FY2016 | 196 | — | 19 | -71 | 3.9 | 162.6 | — | 3.6 |
| FY2017 | 190 | — | 16 | 192 | 3.1 | 120.6 | 5.0 | 3.8 |
| FY2018 | 184 | — | 18 | -187 | 3.5 | 137.6 | 50.0 | 3.9 |
| FY2019 | 227 | — | 14 | 41 | 2.8 | 104.1 | 50.0 | 4.0 |
| FY2020 | 226 | — | 15 | 365 | 2.9 | 117.0 | 50.0 | 3.9 |
| FY2021 | 228 | — | 17 | 907 | 3.0 | 129.9 | 50.0 | 3.9 |
| FY2022 | 230 | — | 19 | -1,082 | 3.5 | 149.2 | 50.0 | 4.1 |
| FY2023 | 241 | — | 15 | 157 | 2.7 | 118.7 | 50.0 | 4.2 |
| FY2024 | 257 | — | 18 | 74 | 3.3 | 143.5 | 50.0 | 4.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
トマト銀行は地域密着型の金融機関であり、長年の顧客との信頼関係や地域社会への貢献がブランド価値を形成している可能性がある。しかし、具体的な無形資産(特許、強力なブランド力など)の強さを定量的に示す情報は限定的である。
銀行取引は、口座開設の手間やローン契約の変更など、顧客が他の金融機関に乗り換える際に一定のスイッチング・コストが発生する。特に、住宅ローンや事業性融資など、長期的な取引関係がある場合は乗り換えにくい傾向がある。
銀行業は一般的にネットワーク効果が働きにくいビジネスモデルである。トマト銀行においても、顧客が増えることでサービスの価値が飛躍的に向上するようなネットワーク効果は確認できない。
地方銀行は、全国規模の銀行と比較して、特定の地域に特化することで、地域ニーズに合わせたサービス提供や効率的な店舗網構築により、一定のコスト構造上の優位性を持つ可能性がある。しかし、規模の経済やテクノロジー投資の面では課題も抱える。
トマト銀行は地域経済圏において一定のシェアを持つが、全国的な銀行と比較すると規模は小さい。業界全体で見た場合に、最適な規模の少数寡占を形成しているとは言えず、規模の面での競争優位性は限定的である。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う融資需要の増加
デジタル化推進による業務効率化と顧客利便性向上
地域内での強固な顧客基盤の維持・拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化による収益性低下
人口減少・高齢化による地域経済の縮小
FinTech企業など異業種からの競争激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
トマト銀行の投資が失敗するには、地域経済の持続的な衰退が想定以上に早く進み、融資ポートフォリオの質が急速に悪化することが必要である。また、デジタル化への対応が遅れ、顧客が利便性の高い他行やFinTechサービスへ大量に流出するシナリオも考えられる。さらに、金利上昇局面においても、リスク管理が不十分で不良債権が増加し、収益基盤が損なわれるような事態も想定される。これらの要因が複合的に作用し、銀行の存続そのものが危ぶまれる状況になれば、現在の株価水準を維持することすら困難になるだろう。
5年後のモート予測
地域経済の成長とデジタル戦略の成功により、安定的な収益成長と配当維持が期待される。顧客基盤の強化と効率化で収益性が向上する。
低金利環境が継続し、人口減少の影響も受けるが、地域密着戦略と一定のコスト管理により、緩やかな収益変動に留まる。
地域経済の悪化と競争激化により、貸倒引当金の増加や収益性の低下が顕著になる。デジタル化の遅れが競争力の低下を招く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 192億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 4.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 3.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.38倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書