大東銀行(8563)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 148 | — | 26 | -154 | 6.3 | 20.2 | — | 4.9 |
| FY2016 | 139 | — | 15 | 53 | 3.7 | 11.5 | — | 4.9 |
| FY2017 | 136 | — | 13 | -196 | 3.3 | 102.4 | 3.0 | 4.8 |
| FY2018 | 126 | — | 12 | 30 | 3.0 | 98.4 | 30.0 | 5.1 |
| FY2019 | 125 | — | 11 | 116 | 2.7 | 83.9 | 30.0 | 4.8 |
| FY2020 | 131 | — | 10 | 1,156 | 2.4 | 78.2 | 30.0 | 4.1 |
| FY2021 | 129 | — | 12 | -293 | 3.0 | 94.8 | 30.0 | 4.0 |
| FY2022 | 130 | — | 13 | -615 | 3.5 | 101.4 | 30.0 | 4.0 |
| FY2023 | 136 | — | 13 | 3 | 3.3 | 99.0 | 30.0 | 4.3 |
| FY2024 | 132 | — | 13 | -365 | 4.1 | 105.1 | 30.0 | 3.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:none 持続性:判定中
地域社会における長年の信頼と、地方銀行としての一定のブランド認知はあるものの、特許や強力なブランド力といった明確な無形資産は限定的。地域経済の動向に左右されやすい。
預金や融資といった基本的な銀行サービスは、顧客が他の金融機関へ乗り換える際の直接的なコストは低い。しかし、長年の取引関係や地域密着型のサービスによる心理的なスイッチング・コストは存在する。
銀行業は本質的にネットワーク効果が働きにくいビジネスモデルである。顧客が増えることでサービスの価値が直接的に向上するような構造は見られない。
地方銀行は一般的に、大手銀行と比較して規模の経済性が働きにくく、コスト構造で明確な優位性を確立することは難しい。効率化努力は行われているが、構造的なコスト優位性は限定的。
福島県内での一定のシェアを持つが、全国的な銀行業界の中では規模は小さく、効率規模の観点からは最適とは言えない。地域内での寡占度は一定程度ある。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の回復とそれに伴う貸出需要の増加
デジタル化推進による業務効率の改善とコスト削減
新たな収益源の開拓(手数料ビジネス強化など)
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化による利ざや縮小
人口減少・高齢化による地域経済の縮小と不良債権の増加
FinTech企業など異業種からの競争激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
大東銀行の投資が失敗するには、地域経済の構造的な衰退が予想以上に深刻化し、人口減少と高齢化が貸出金利息収入の低下と不良債権の増加を同時に引き起こすシナリオが考えられる。さらに、デジタル化の遅れが業務効率を悪化させ、コスト構造における競争力をさらに低下させる。また、地域内での競合銀行や信用金庫との競争が激化し、シェアを維持できず、収益基盤がさらに弱体化する可能性もある。これらの要因が複合的に作用し、銀行の存続自体が危ぶまれるような状況になれば、投資は失敗するだろう。
5年後のモート予測
地域経済の活性化とデジタル戦略の成功により、貸出金利息収入の増加と手数料収入の拡大が見込まれる。業務効率化も進み、収益性が改善する。
低金利環境が継続し、地域経済の緩やかな成長にとどまる。デジタル化による効率化は進むものの、収益へのインパクトは限定的。現状維持に近い推移となる。
人口減少と地域経済の衰退が加速し、貸出需要が低迷。不良債権が増加し、収益が悪化する。デジタル化も遅れ、コスト負担が増加する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 125億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 3.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 3.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.39倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書