富山銀行(8365)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 102 | — | 10 | 154 | 3.1 | 184.4 | — | 6.6 |
| FY2016 | 94 | — | 12 | -48 | 3.5 | 218.9 | — | 6.8 |
| FY2017 | 95 | — | 13 | 57 | 3.6 | 243.5 | 50.0 | 7.0 |
| FY2018 | 91 | — | 14 | -13 | 3.9 | 260.4 | 50.0 | 6.8 |
| FY2019 | 119 | — | 7 | 55 | 2.4 | 133.5 | 50.0 | 5.9 |
| FY2020 | 93 | — | 6 | -75 | 1.7 | 102.9 | 50.0 | 5.9 |
| FY2021 | 85 | — | 3 | -20 | 1.0 | 61.3 | 50.0 | 5.5 |
| FY2022 | 108 | — | 10 | -54 | 3.2 | 179.7 | 50.0 | 5.3 |
| FY2023 | 101 | — | 6 | 36 | 2.0 | 116.7 | 50.0 | 5.5 |
| FY2024 | 97 | — | 10 | -22 | 3.3 | 177.4 | 50.0 | 5.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
富山銀行は地域に根差した金融機関としての信頼性やブランド力を持つが、特許や独占的IPといった明確な無形資産は限定的。地域経済の動向に左右されやすい。特に目立ったブランド力強化策は見られない。
預金や融資といった伝統的な銀行サービスは、顧客が他行へ乗り換える際の事務手続きや手間を考慮すると、一定のスイッチング・コストが存在する。しかし、金利やサービス内容の魅力度によっては乗り換えは十分に起こりうる。
銀行業は基本的にネットワーク効果が働きにくいビジネスモデルである。富山銀行も特定のプラットフォームやサービスを通じて、ユーザー増加が価値向上に繋がるようなネットワーク効果は確認できない。
地域密着型銀行として、特定の地域に特化することで、広範なサービス展開を行うメガバンク等と比較して、限定的ながらもコスト構造の最適化を図っている可能性はある。しかし、構造的なコスト優位性は低い。
富山銀行は地域金融機関であり、その事業規模は全国的な銀行と比較して小さい。業界全体で見ると、規模の経済を活かした効率的な運営という点では、大手銀行に劣後する。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の堅調な成長による貸出金利息の増加
デジタル化推進による業務効率化とコスト削減
新たな金融商品・サービスの開発による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
地域経済の低迷による不良債権の増加リスク
低金利環境の長期化による収益性の悪化
FinTech企業等との競争激化によるシェア低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
富山銀行への投資が失敗するには、地域経済の構造的な衰退が予想以上に早く進み、貸出ポートフォリオの質が急速に悪化することが真実でなければならない。また、デジタル化への対応が遅れ、業務効率の改善が進まず、コスト構造が悪化する可能性も考えられる。さらに、競合他社、特にメガバンクや地方銀行間の再編・統合が進む中で、富山銀行が独自の競争力を維持できず、収益基盤が侵食されるシナリオも想定される。これらの要因が複合的に作用し、収益性の低下が長期化することが、この投資の失敗に繋がるだろう。
5年後のモート予測
地域経済の成長とデジタル化による効率化が進み、安定的な収益を確保。新たな金融サービスで顧客基盤を強化し、緩やかな成長軌道を描く。
地域経済の動向に連動し、低金利環境下で緩やかな収益変動。デジタル化による効率化は進むものの、競争激化で大幅な成長は限定的。
地域経済の衰退と低金利環境の長期化により、収益性が悪化。不良債権が増加し、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 113億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 5.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 42.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.39倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書