福島銀行(8562)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 180 | — | 27 | 589 | 8.1 | 11.7 | — | 4.2 |
| FY2016 | 145 | — | 13 | -78 | 4.0 | 5.5 | — | 4.1 |
| FY2017 | 136 | — | -31 | -189 | -10.5 | -135.8 | 2.0 | 3.9 |
| FY2018 | 128 | — | 5 | 395 | 1.9 | 22.7 | 0.0 | 3.6 |
| FY2019 | 135 | — | 4 | -239 | 1.5 | 17.2 | 2.0 | 3.5 |
| FY2020 | 133 | — | -17 | 160 | -5.8 | -61.6 | 2.0 | 3.5 |
| FY2021 | 132 | — | 8 | -10 | 3.0 | 29.6 | 0.0 | 3.2 |
| FY2022 | 133 | — | 9 | -139 | 3.6 | 31.1 | 5.0 | 2.8 |
| FY2023 | 133 | — | 9 | 27 | 3.5 | 31.0 | 5.0 | 3.0 |
| FY2024 | 134 | — | -13 | -247 | -5.2 | -39.3 | 5.0 | 2.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
地域密着型金融機関としての長年の信頼と、特定の地域(福島県)におけるブランド認知度は一定の無形資産となり得る。しかし、特許や独占的IPは存在しない。
個人顧客においては、給与振込口座や住宅ローンなどの取引があれば、手続きの手間から一定のスイッチング・コストが発生する。しかし、法人顧客や投資性商品においては、他行への乗り換えは比較的容易である。
銀行業は一般的にネットワーク効果が働きにくいビジネスモデルであり、福島銀行に特有のネットワーク効果は確認されない。
地域金融機関として、大規模な都市銀行と比較して、特定の地域に特化することで、営業コストを抑える可能性はある。しかし、デジタル化への対応や、収益性の低い貸出金利など、コスト構造上の優位性は限定的である。
地域金融機関としては一定の規模を持つが、全国的な銀行と比較すると規模は小さく、効率規模の優位性は限定的である。特に、収益源の多様化や規模の経済を活かしたサービス展開には限界がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の回復とそれに伴う融資需要の増加
デジタル化への積極的な投資による業務効率化と顧客利便性向上
新たな収益源(手数料ビジネス等)の開拓成功
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化による利ざや縮小
人口減少・高齢化による地域経済の縮小と貸倒引当金の増加
フィンテック企業等との競争激化によるシェア低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、福島銀行が地域経済の衰退を乗り越え、デジタル化の遅れを取り戻し、競合他社との差別化に成功するという前提が覆される必要がある。具体的には、地域経済が想定以上に悪化し、貸倒損失が急増するシナリオ。また、デジタル投資が奏功せず、業務効率が悪化し、顧客離れが加速する可能性。さらに、競合他社がより魅力的な商品やサービスを低コストで提供し、福島銀行の市場シェアを奪う状況も考えられる。これらの複合的な要因により、収益性が悪化し、株価が低迷する可能性がある。
5年後のモート予測
地域経済の活性化とデジタル戦略の成功により、融資・手数料収入が増加し、収益性が改善。株価は緩やかに上昇する。
低金利環境と地域経済の緩やかな成長が継続。デジタル化は進むものの、競争激化により収益の伸びは限定的。株価は横ばい圏で推移する。
地域経済の衰退と金利上昇リスクにより、貸倒引当金が増加。デジタル化も遅れ、収益性が悪化。株価は下落する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 100億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 3.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.40倍 |
合格数:2/7 部分的合格