千葉興業銀行(8337)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 539 | — | 79 | 524 | 5.4 | 102.0 | — | 5.5 |
| FY2016 | 523 | — | 64 | 129 | 4.2 | 67.4 | — | 5.4 |
| FY2017 | 505 | — | 68 | -54 | 4.3 | 78.8 | 3.0 | 5.5 |
| FY2018 | 508 | — | 52 | 263 | 3.0 | 53.4 | 3.0 | 6.0 |
| FY2019 | 504 | — | 45 | -114 | 2.7 | 51.8 | 3.0 | 5.7 |
| FY2020 | 500 | — | 48 | 2,280 | 2.6 | 57.3 | 3.0 | 5.5 |
| FY2021 | 512 | — | 64 | 3,363 | 3.6 | 85.8 | 3.0 | 4.8 |
| FY2022 | 513 | — | 65 | -4,194 | 3.8 | 92.1 | 5.0 | 5.2 |
| FY2023 | 546 | — | 74 | 4 | 4.0 | 112.6 | 5.0 | 5.6 |
| FY2024 | 569 | — | 75 | -23 | 4.3 | 116.5 | 10.0 | 5.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
地方銀行としての地域社会における一定の信頼とブランド力は存在するが、特許や独占的IPは限定的。地域経済の動向に左右されやすく、明確な無形資産による競争優位性は低い。
預金や融資といった基本的な金融サービスにおいて、顧客が他行へ乗り換える際の直接的な金銭的損失は小さい。しかし、長年の取引関係や地域密着型のサービスによる心理的・利便性上のスイッチングコストは一定程度存在する。
金融サービスは基本的に一対一の取引であり、ネットワーク効果はほとんど見られない。顧客が増えることでサービスの質が向上したり、価値が増幅したりする構造ではない。
地方銀行間のコスト競争は存在するが、千葉興業銀行が構造的に他行より大幅に低いコストでサービスを提供できる明確な証拠はない。規模の経済によるコスト優位性も限定的。
千葉県内を主な事業基盤とする地方銀行であり、地域内での一定のシェアは持つものの、業界全体で見ると規模は中程度。大手銀行と比較した場合の効率規模の優位性は低い。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の持続的な成長とそれに伴う融資需要の増加
デジタル化への対応による業務効率化と新たな収益源の確保
堅実なリスク管理による不良債権の抑制と収益の安定化
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化による利ざやの縮小
人口減少や高齢化による地域経済の停滞と融資需要の減少
フィンテック企業の台頭や大手銀行との競争激化によるシェア低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、千葉興業銀行が地域経済の衰退を乗り越えられず、融資ポートフォリオの質が悪化し続ける必要がある。また、デジタル化の遅れが致命的となり、競合他社に顧客基盤を奪われ、収益性が恒久的に低下するシナリオも考えられる。さらに、金利上昇局面においても、リスク管理の甘さから不良債権が増加し、自己資本を毀損するような事態が発生すれば、株主価値は大きく毀損されるだろう。規制緩和や新たな金融技術の登場が、既存のビジネスモデルを根底から覆す可能性も否定できない。
5年後のモート予測
地域経済の活性化とデジタル戦略の成功により、安定的な収益成長と配当維持が期待される。不良債権比率は低水準を維持し、ROEも緩やかに改善する。
低金利環境と地域経済の緩やかな成長が続く中、現状維持に近い収益水準を保つ。デジタル化への投資は進むものの、競争激化により大きな収益改善は見られない。
地域経済の停滞と金利上昇リスクにより、融資ポートフォリオが悪化。収益性は低下し、配当の維持も困難になる可能性がある。デジタル化の遅れも顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,438億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 5.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 10.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 19.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.00倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書