経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1)経営方針当行が企業活動を展開していくうえでの基本的価値観を示した企業理念は、『地域とともに、お客さまのために、「親切」の心で』の3つの言葉で表現されています。経営の基本方針は、主要施策の確実な実行を通じて、この企業理念を徹底して実践することで、地域金融機関として地域のお客さまのお役に立ち、信頼され支持される銀行となることであります。お客さまのニーズは時代とともに常に変化・多様化していますが、その本質にある「幸せになりたい」という気持ちは不変であるとの認識の下、当行は、お客さまの親切なパートナーとして、常に考え行動する“コンサルティング考動”を通じて幸せの実現に向けて共に伴走し続けることを目指すという意味を込め、長期経営ビジョン「親切なパートナーとしてみなさまの幸せをともにデザインし続ける」と定めることといたしました。これを実現していくことで、株主のみなさま、お取引先のみなさま、そして市場や地域社会からの信頼と期待にお応えしてまいります。 (2)経営環境・優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当行が営業基盤とする千葉県には、620万人を超える人口がおり、交通インフラ面では首都圏の交通混雑の緩和や地域の活性化を図ることを目的に計画された圏央道などの整備が着実に進むなど、今後、当行の事業を拡大できる大きなポテンシャルを有しております。しかしながら、人口に占める高齢者の割合が上昇するなど中長期的には人口減少トレンドへの転換・少子高齢化への進展が見込まれております。当行を取り巻く経済環境においては、引き続き景気は緩やかに回復する一方、物価高や人手不足、DXや脱炭素に向けた対応など、県内中小企業の経営課題や個人のお客さまのニーズがますます多様化・高度化していくことを背景に、金融技術の進展等他業態を含めた金融競合の拡大が予想されます。また、金融市場では、日本銀行が2024年3月のマイナス金利解除以降、2024年7月、2025年1月及び同年12月に政策金利の引き上げを実施し、今後も利上げを継続する方針を示しています。これを受け、市場では追加利上げの時期や最終的な到達金利(ターミナルレート)を巡り、金利の見通しや経済環境の不透明感が高まっています。このような環境の中、当行は改めて当行グループの存在意義を見つめ直し、地域のお客さまにどのように価値を提供していくかを全役職員で議論し、当行グループのパーパス「いちばん近くで、いちばん先まで。千のしあわせを、興そう。」を新たに制定いたしました。また、パーパスや長期経営ビジョンの実現に向けた具体的な戦略として、2025年4月、新たな中期経営計画「幸せデザイン 絆プロジェクト 2028 ~ Path to Evolution ~ 」をスタートさせました。本計画の3年間は、2022年4月策定の長期経営戦略「“CKBコミュニティ(※1)”の実現」に向けた「態勢確立のステージ」と位置づけ、現在その遂行に邁進しております。本計画では、「エンゲージメント向上により、一人ひとりが主役となり、コンサルティング考動を進化させる組織への成長」及び「次世代成長エンジン(※2)を活用し、卓越した顧客提供価値を実現することで、当行グループの企業価値向上に寄与する仕組みを構築する」ことを主要テーマに掲げ、さらに5つの戦略的強化項目を中核テーマとして設定し、企業価値向上を図るとともに、全役職員一人ひとりのエンゲージメント向上を通じて戦略の実効性をより高めることを目指してまいります。なお、5つの戦略的強化項目は以下のとおりであります。Ⅰ 「人材の活躍推進」Ⅱ 「DX実装による営業プロセス変革」Ⅲ 「コンサルティング考動の追求」Ⅳ 「CKBコミュニティ活性化」Ⅴ 「サステナビリティ」中期経営計画を全職員が一丸となり取り組むことで、長期経営ビジョンである「親切なパートナーとしてみなさまの幸せをともにデザインし続ける」姿を実現し、ステークホルダーと当行の持続的な成長及び当行企業価値の向上に努めてまいります。(※1)CKBコミュニティとは、これまで取組みを進めてきたコンサルティング考動を中心として培ったノウハウ、地域金融機関だからこそ持ちうる信頼と情報・ネットワークを活用することにより、従来の金融に限らず様々なシーンにおいて、多くの「幸せ」をデザインすることで生まれるつながりのこと。(※2)次世代成長エンジンとは、コミュニティの拡大を実現するために、デジタル上でコンサルティングをはじめとしたステークホルダー同士のつながりを創出できる仕組みのこと。 (3)目標とする経営指標(2028年3月期)目標とする指標計算式等項目説明目標数値連結当期利益単年度純利益額110億円以上連結普通株ROE優先株式除く1株当たり当期純利益÷優先株式除く1株当たり純資産額7%以上連結普通株RORA優先株式配当除く当期純利益÷リスクアセット総額0.5%以上単体コアOHR経費÷業務粗利益(除く国債等債券関係損益)65%未満連結自己資本比率自己資本÷リスクアセット総額8.5%以上優先株式発行比率発行済優先株式残高÷自己資本20%未満
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1)経営方針当行が企業活動を展開していくうえでの基本的価値観を示した企業理念は、『地域とともに、お客さまのために、「親切」の心で』の3つの言葉で表現されています。経営の基本方針は、主要施策の確実な実行を通じて、この企業理念を徹底して実践することで、地域金融機関として地域のお客さまのお役に立ち、信頼され支持される銀行となることであります。お客さまのニーズは時代とともに常に変化・多様化していますが、その本質にある「幸せになりたい」という気持ちは不変であるとの認識の下、当行は、お客さまの親切なパートナーとして、常に考え行動する“コンサルティング考動”を通じて幸せの実現に向けて共に伴走し続けることを目指すという意味を込め、長期経営ビジョン「親切なパートナーとしてみなさまの幸せをともにデザインし続ける」と定めることといたしました。これを実現していくことで、株主のみなさま、お取引先のみなさま、そして市場や地域社会からの信頼と期待にお応えしてまいります。 (2)経営環境・優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当行が営業基盤とする千葉県には、620万人を超える人口がおり、交通インフラ面では首都圏の交通混雑の緩和や地域の活性化を図ることを目的に計画された圏央道などの整備が着実に進むなど、今後、当行の事業を拡大できる大きなポテンシャルを有しております。しかしながら、人口に占める高齢者の割合が上昇するなど中長期的には人口減少トレンドへの転換・少子高齢化への進展が見込まれております。当行を取り巻く経済環境においては、引き続き景気は緩やかに回復する一方、物価高や人手不足、DXや脱炭素に向けた対応など、県内中小企業の経営課題や個人のお客さまのニーズがますます多様化・高度化していくことを背景に、金融技術の進展等他業態を含めた金融競合の拡大が予想されます。また、金融市場では、日本銀行が2024年3月のマイナス金利解除以降、2024年7月、2025年1月及び同年12月に政策金利の引き上げを実施し、今後も利上げを継続する方針を示しています。これを受け、市場では追加利上げの時期や最終的な到達金利(ターミナルレート)を巡り、金利の見通しや経済環境の不透明感が高まっています。このような環境の中、当行は改めて当行グループの存在意義を見つめ直し、地域のお客さまにどのように価値を提供していくかを全役職員で議論し、当行グループのパーパス「いちばん近くで、いちばん先まで。千のしあわせを、興そう。」を新たに制定いたしました。また、パーパスや長期経営ビジョンの実現に向けた具体的な戦略として、2025年4月、新たな中期経営計画「幸せデザイン 絆プロジェクト 2028 ~ Path to Evolution ~ 」をスタートさせました。本計画の3年間は、2022年4月策定の長期経営戦略「“CKBコミュニティ(※1)”の実現」に向けた「態勢確立のステージ」と位置づけ、現在その遂行に邁進しております。本計画では、「エンゲージメント向上により、一人ひとりが主役となり、コンサルティング考動を進化させる組織への成長」及び「次世代成長エンジン(※2)を活用し、卓越した顧客提供価値を実現することで、当行グループの企業価値向上に寄与する仕組みを構築する」ことを主要テーマに掲げ、さらに5つの戦略的強化項目を中核テーマとして設定し、企業価値向上を図るとともに、全役職員一人ひとりのエンゲージメント向上を通じて戦略の実効性をより高めることを目指してまいります。なお、5つの戦略的強化項目は以下のとおりであります。Ⅰ 「人材の活躍推進」Ⅱ 「DX実装による営業プロセス変革」Ⅲ 「コンサルティング考動の追求」Ⅳ 「CKBコミュニティ活性化」Ⅴ 「サステナビリティ」中期経営計画を全職員が一丸となり取り組むことで、長期経営ビジョンである「親切なパートナーとしてみなさまの幸せをともにデザインし続ける」姿を実現し、ステークホルダーと当行の持続的な成長及び当行企業価値の向上に努めてまいります。(※1)CKBコミュニティとは、これまで取組みを進めてきたコンサルティング考動を中心として培ったノウハウ、地域金融機関だからこそ持ちうる信頼と情報・ネットワークを活用することにより、従来の金融に限らず様々なシーンにおいて、多くの「幸せ」をデザインすることで生まれるつながりのこと。(※2)次世代成長エンジンとは、コミュニティの拡大を実現するために、デジタル上でコンサルティングをはじめとしたステークホルダー同士のつながりを創出できる仕組みのこと。 (3)目標とする経営指標(2028年3月期)目標とする指標計算式等項目説明目標数値連結当期利益単年度純利益額110億円以上連結普通株ROE優先株式除く1株当たり当期純利益÷優先株式除く1株当たり純資産額7%以上連結普通株RORA優先株式配当除く当期純利益÷リスクアセット総額0.5%以上単体コアOHR経費÷業務粗利益(除く国債等債券関係損益)65%未満連結自己資本比率自己資本÷リスクアセット総額8.5%以上優先株式発行比率発行済優先株式残高÷自己資本20%未満
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、人手不足や物価高の影響を受けつつも、好調な企業業績による賃上げや価格転嫁を背景に、緩やかな回復基調にあります。当行が営業基盤とする千葉県経済においても、住宅投資、企業の設備投資などは一部に弱さがみられるものの、個人消費の回復が見られ、全体的には緩やかに持ち直しております。金融情勢については、日本銀行が2024年3月にマイナス金利政策を解除して以降、段階的な利上げが実施されております。政策金利は1995年以来、約30年ぶりの水準に達しており、金融政策の正常化が着実に進展しております。このような金融経済環境の中、長期経営ビジョン「親切なパートナーとしてみなさまの幸せをともにデザインし続ける」の下、親切な相談相手としてお客さまの多様な潜在ニーズを共有し、その実現に向けて伴走し続けることで、選ばれ続け、地域・お客さまになくてはならない絶対的存在感のあるグループとなることを追求してまいりました。2025年3月には、この決意をより強固なものとするため、グループパーパス「いちばん近くで、いちばん先まで。千のしあわせを、興そう。」を新たに制定し、あわせて、新中期経営計画「幸せデザイン 絆プロジェクト 2028 ~ Path to Evolution ~ 」をスタートさせ、パーパスやビジョンの実現に向けて各施策を積極的に展開してまいりました。その結果、当連結会計年度の当行グループの財政状態及び経営成績は、次のとおりとなりました。財政状態につきましては、総資産は、2025年3月末比1,497億円増加して3兆3,966億円となりました。また、純資産は、2025年3月末比180億円増加して1,928億円となりました。なお、主要勘定の残高は次のとおりであります。預金は、個人預金の増加等により、2025年3月末比1,668億円増加して3兆438億円となりました。貸出金は、コンサルティング営業活動による資金需要の掘り起こしや、お取引先の資金ニーズに対して積極的に取り組んだ結果、2025年3月末比957億円増加して2兆5,116億円となりました。また、有価証券は、金利上昇局面において短期債運用の拡充などポートフォリオを機動的に組み換えたことにより、2025年3月末比697億円増加して5,918億円となりました。経営成績につきましては、経常収益は、資金運用収益増加を主因に、前連結会計年度比119億62百万円増加して688億72百万円となりました。経常費用は、預金利息等が増加し、前連結会計年度比99億33百万円増加して561億61百万円となりました。この結果、経常利益は、前連結会計年度比20億28百万円増加して127億11百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比11億52百万円増加して86億12百万円となりました。セグメントごとの経営成績につきましては、銀行業の経常収益は前連結会計年度比115億52百万円増加して601億97百万円、セグメント利益は前連結会計年度比16億27百万円増加して122億95百万円となりました。リース業の経常収益は前連結会計年度比3億47百万円増加して85億48百万円、セグメント利益は前連結会計年度比80百万円増加して3億1百万円となりました。また、その他の事業の経常収益は前連結会計年度比5億70百万円増加して22億26百万円、セグメント利益は前連結会計年度比72百万円増加して1億42百万円となりました。 イ.国内業務部門・国際業務部門別収支当連結会計年度の資金運用収支は、国内業務部門で320億円、国際業務部門で3億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で323億円となりました。役務取引等収支は、国内業務部門で76億円、国際業務部門で0.9億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で77億円となりました。その他業務収支は、国内業務部門で△44億円、国際業務部門で1億円となり、合計で△42億円となりました。 種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)資金運用収支前連結会計年度28,60436250028,466当連結会計年度32,006332-32,339うち資金運用収益前連結会計年度30,92355354830,929当連結会計年度39,30959511839,786うち資金調達費用前連結会計年度2,319190472,462当連結会計年度7,3022621187,447役務取引等収支前連結会計年度8,64875198,703当連結会計年度7,6449897,732うち役務取引等収益前連結会計年度12,99411215212,954当連結会計年度12,618175912,784うち役務取引等費用前連結会計年度4,346371324,251当連結会計年度4,97477-5,052その他業務収支前連結会計年度△5,096119-△4,976当連結会計年度△4,438146-△4,292うちその他業務収益前連結会計年度63119-183当連結会計年度1,934146-2,081うちその他業務費用前連結会計年度5,160--5,160当連結会計年度6,373--6,373(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。2.相殺消去については、当行と連結子会社及び連結子会社間の内部取引を相殺消去しております。また資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額には、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息を含めております。 ロ.国内業務部門・国際業務部門別資金運用/調達の状況当連結会計年度の資金運用勘定の平均残高は、貸出金及び有価証券を中心として、国内業務部門で3兆2,396億円、国際業務部門で300億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で3兆2,378億円となりました。資金運用勘定の利息は、国内業務部門で393億円、国際業務部門で5億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で397億円となりました。この結果、資金運用勘定の利回りは、国内業務部門で1.21%、国際業務部門で1.97%、内部取引による相殺消去後の合計で1.22%となりました。資金調達勘定の平均残高は、預金取引を中心として、国内業務部門で3兆1,572億円、国際業務部門で301億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で3兆1,558億円となりました。資金調達勘定の利息は、国内業務部門で73億円、国際業務部門で2億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で74億円となりました。この結果、資金調達勘定の利回りは、国内業務部門で0.23%、国際業務部門で0.87%、内部取引による相殺消去後の合計で0.23%となりました。国内業務部門、国際業務部門別には、次に記載しているとおりであります。 (ⅰ)国内業務部門種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度3,199,59130,9230.96当連結会計年度3,239,63839,3091.21うち貸出金前連結会計年度2,388,43724,0201.00当連結会計年度2,448,74230,5211.24うち商品有価証券前連結会計年度13100.30当連結会計年度13900.31うち有価証券前連結会計年度483,5336,0061.24当連結会計年度513,3427,2481.41うちコールローン及び買入手形前連結会計年度75,3992140.28当連結会計年度65,0414030.62うち預け金前連結会計年度232,3236090.26当連結会計年度186,2161,0310.55資金調達勘定前連結会計年度3,131,1552,3190.07当連結会計年度3,157,2967,3020.23うち預金前連結会計年度2,909,0641,8180.06当連結会計年度2,956,1376,3130.21うち譲渡性預金前連結会計年度132,3631660.12当連結会計年度115,4844100.35うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度1,47340.29当連結会計年度10400.72うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度49,0141120.22当連結会計年度39,5662300.58うち借用金前連結会計年度37,5571600.42当連結会計年度44,4183350.75(注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、半年毎の期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。2.「国内業務部門」とは、当行及び連結子会社の円貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。3.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。 (ⅱ)国際業務部門種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度24,0415532.30当連結会計年度30,0875951.97うち貸出金前連結会計年度---当連結会計年度---うち商品有価証券前連結会計年度---当連結会計年度---うち有価証券前連結会計年度17,3182741.58当連結会計年度20,6072731.32うちコールローン及び買入手形前連結会計年度3,8142015.27当連結会計年度6,6302523.81うち預け金前連結会計年度---当連結会計年度---資金調達勘定前連結会計年度24,1941900.78当連結会計年度30,1762620.87うち預金前連結会計年度4,395160.37当連結会計年度3,804130.34うち譲渡性預金前連結会計年度---当連結会計年度---うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度305.77当連結会計年度404.00うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度---当連結会計年度---うち借用金前連結会計年度---当連結会計年度---(注)1.平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。2.「国際業務部門」とは、当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。3.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。 (ⅲ)合計種類期別平均残高(百万円)利息(百万円)利回り(%)小計相殺消去額(△)合計小計相殺消去額(△)合計資金運用勘定前連結会計年度3,223,63327,3093,196,32331,47754830,9290.96当連結会計年度3,269,72531,8533,237,87239,90411839,7861.22うち貸出金前連結会計年度2,388,4373,7962,384,64124,0203123,9891.00当連結会計年度2,448,7423,4582,445,28430,5213530,4861.24うち商品有価証券前連結会計年度131-1310-00.30当連結会計年度139-1390-00.31うち有価証券前連結会計年度500,852391500,4616,2805005,7801.15当連結会計年度533,950346533,6037,522-7,5221.40うちコールローン及び買入手形前連結会計年度79,214-79,214415-4150.52当連結会計年度71,671-71,671656-6560.91うち預け金前連結会計年度232,3233,462228,86160916070.26当連結会計年度186,2161,990184,2261,03141,0270.55資金調達勘定前連結会計年度3,155,35027,0943,128,2552,510472,4620.07当連結会計年度3,187,47331,6003,155,8727,5651187,4470.23うち預金前連結会計年度2,913,4593,6372,909,8211,83511,8330.06当連結会計年度2,959,9422,0842,957,8576,32646,3220.21うち譲渡性預金前連結会計年度132,363-132,363166-1660.12当連結会計年度115,484-115,484410-4100.35うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度1,477-1,4774-40.30当連結会計年度108-1080-00.86うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度49,014-49,014112-1120.22当連結会計年度39,566-39,566230-2300.58うち借用金前連結会計年度37,5573,79633,761160311290.38当連結会計年度44,4183,45840,959335353000.73(注)1.相殺消去については、当行と連結子会社及び連結子会社間の内部取引を相殺消去しております。また資金運用勘定及び資金調達勘定の相殺消去額には、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息を含めております。2.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。 ハ.国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況当連結会計年度の役務取引等収益は、国内業務部門で126億円、国際業務部門で1億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で127億円となりました。一方、役務取引等費用は、国内業務部門で49億円、国際業務部門で0.7億円となり、内部取引による相殺消去後の合計で50億円となりました。 種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)役務取引等収益前連結会計年度12,99411215212,954当連結会計年度12,618175912,784うち預金・貸出業務前連結会計年度4,808-34,805当連結会計年度4,737-24,734うち為替業務前連結会計年度1,2139901,313当連結会計年度1,24716401,411うち証券関連業務前連結会計年度107--107当連結会計年度111--111うち代理業務前連結会計年度1,467--1,467当連結会計年度919--919うち保護預り・貸金庫業務前連結会計年度139-0139当連結会計年度131-0131うち保証業務前連結会計年度3854132257当連結会計年度1004-105役務取引等費用前連結会計年度4,346371324,251当連結会計年度4,97477-5,052うち為替業務前連結会計年度13418-153当連結会計年度14141-182(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。2.相殺消去については、当行と連結子会社及び連結子会社間の内部取引を相殺消去しております。 ニ.国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況○ 預金の種類別残高(末残)種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)預金合計前連結会計年度2,874,9494,6082,5372,877,019当連結会計年度3,041,2954,6432,0913,043,848うち流動性預金前連結会計年度2,089,423-1,5372,087,885当連結会計年度2,096,698-1,0912,095,607うち定期性預金前連結会計年度780,384-1,000779,384当連結会計年度939,215-1,000938,215うちその他前連結会計年度5,1414,608-9,750当連結会計年度5,3804,643-10,024譲渡性預金前連結会計年度131,000--131,000当連結会計年度75,000--75,000総合計前連結会計年度3,005,9494,6082,5373,008,019当連結会計年度3,116,2954,6432,0913,118,848(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。2.預金の区分は次のとおりであります。流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金定期性預金=定期預金+定期積金3.相殺消去については、当行と連結子会社の内部取引は相殺消去しております。 ホ.貸出金残高の状況(ⅰ)業種別貸出状況(末残・構成比)業種別前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)国内(除く特別国際金融取引勘定分)2,415,859100.002,511,632100.00製造業134,2675.56148,7015.92農業,林業4,9920.215,3050.21漁業1,1330.051,4760.06鉱業,採石業,砂利採取業4,9830.215,5650.22建設業121,2215.02128,6015.12電気・ガス・熱供給・水道業18,1980.7520,4630.82情報通信業8,0750.337,8510.31運輸業,郵便業59,8542.4870,9802.83卸売業,小売業178,6587.39182,7027.27金融業,保険業138,2385.72139,5965.56不動産業,物品賃貸業686,62028.42736,14829.31各種サービス業213,8038.85224,9058.95地方公共団体40,3061.6742,5951.70その他805,50633.34796,73731.72特別国際金融取引勘定分----政府等----金融機関----その他---- 合計2,415,859――2,511,632――(注)1.「国内」とは当行及び連結子会社であります。2.当行と連結子会社との間の内部取引は相殺消去しております。 (ⅱ)外国政府等向け債権残高(国別)該当事項はありません。 ヘ.国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況○ 有価証券残高(末残)種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)国債前連結会計年度112,179--112,179当連結会計年度156,863--156,863地方債前連結会計年度120,871--120,871当連結会計年度110,934--110,934社債前連結会計年度104,369--104,369当連結会計年度107,398--107,398株式前連結会計年度46,360-27446,086当連結会計年度52,707-56352,143その他の証券前連結会計年度123,83314,749-138,583当連結会計年度139,99424,478-164,473合計前連結会計年度507,61314,749274522,089当連結会計年度567,89824,478563591,813(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。2.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。3.相殺消去については、当行と連結子会社及び連結子会社間の内部取引を相殺消去しております。 (自己資本比率の状況)(参考)自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。また、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の算出においては標準的計測手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日1.連結自己資本比率(2/3)9.142.連結における自己資本の額1,6843.リスク・アセットの額18,4094.連結総所要自己資本額736 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日1.単体自己資本比率(2/3)8.942.単体における自己資本の額1,6283.リスク・アセットの額18,2044.単体総所要自己資本額728 (資産の査定)(参考)資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。2.危険債権危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。3.要管理債権要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。4.正常債権正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額債権の区分2025年3月31日2026年3月31日金額(億円)金額(億円)破産更生債権及びこれらに準ずる債権3035危険債権338260要管理債権4253正常債権24,08925,055 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)税金等調整前当期純利益127億円、貸出金の増加957億円、預金の増加1,668億円、譲渡性預金の減少560億円等により、営業活動によるキャッシュ・フローは363億円(前連結会計年度比226億円増加)となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)有価証券の売却・償還による収入1,836億円、有価証券の取得による支出2,328億円等により、投資活動によるキャッシュ・フローは△516億円(前連結会計年度比356億円減少)となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー)自己株式の取得による支出20億円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは△36億円(前連結会計年度比85億円増加)となりました。この結果、当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は2,252億円(前連結会計年度比189億円減少)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態の分析イ.貸出金貸出金残高は、コンサルティング営業活動による資金需要の掘り起こしや、お取引先の資金ニーズに対して積極的に取り組んだ結果、2025年3月末比957億円増加して2兆5,116億円となりました。ロ.有価証券有価証券残高は、金利上昇局面において短期債運用の拡充などポートフォリオを機動的に組み換えたことにより、2025年3月末比697億円増加して5,918億円となりました。ハ.預金預金残高は、個人預金増加等により、2025年3月末比1,668億円増加して3兆438億円となりました。ニ.純資産の部純資産の部合計は、2025年3月末比180億円増加して1,928億円となりました。ホ.連結自己資本比率(国内基準)自己資本の額は、2025年3月末比90億円増加して1,684億円となりました。リスク・アセットの額は、2025年3月末比1,088億円増加して1兆8,409億円となりました。以上の結果、連結自己資本比率(国内基準)は、2025年3月末比0.05ポイント低下して9.14%となりました。 2025年3月31日(%)(A)2026年3月31日(%)(B)増減(%)(B)-(A)連結自己資本比率(国内基準)9.199.14△0.05 ② 経営成績の分析 前連結会計年度(百万円)(A)当連結会計年度(百万円)(B)増減(百万円)(B)-(A)資金運用収支 ①28,46632,3393,873資金運用収益 30,92939,7868,857資金調達費用(△) 2,4627,4474,985役務取引等収支 ②8,7037,732△971役務取引等収益 12,95412,784△170役務取引等費用(△) 4,2515,052801その他業務収支 ③△4,976△4,292684その他業務収益 1832,0811,898その他業務費用(△) 5,1606,3731,213連結業務粗利益(=①+②+③) ④32,19335,7793,586営業経費(△)⑤24,97226,1981,226その他経常収支 ⑥3,4623,131△331うち株式等関係損益 2,3214,9572,636うち貸倒償却引当費用(△) △4381,2681,706その他経常収益 12,84214,2201,378その他経常費用(△) 9,38011,0891,709経常利益(=④-⑤+⑥) ⑦10,68212,7112,029特別損益 ⑧△5301531特別利益 -1414特別損失(△) 53013△517税金等調整前当期純利益(=⑦+⑧) ⑨10,15212,7122,560法人税等合計(△)⑩2,4963,7791,283当期純利益(=⑨-⑩) ⑪7,6558,9331,278非支配株主に帰属する当期純利益(△)⑫195320125親会社株主に帰属する当期純利益(=⑪-⑫) 7,4598,6121,153 イ.主な収支資金運用収支は、貸出金利息、有価証券利息配当金等の増加により、前連結会計年度比38億円増加して323億円となりました。役務取引等収支は、コンサルティング活動による投資信託販売手数料や法人関係手数料は堅調に推移したものの、保証料及び団信保険料が増加し、前連結会計年度比9億円減少して77億円となりました。その他業務収支は、国債等債券関係損益の改善等により、前連結会計年度比6億円増加して△42億円となりました。以上の結果、連結業務粗利益は、前連結会計年度比35億円増加して357億円となりました。ロ.経常利益営業経費は、給与改定の実施等による人件費の増加及びシステム費用等の物件費の増加により、前連結会計年度比12億円増加して261億円となりました。株式等関係損益は、堅調な株式相場を背景に、純投資株式の運用及び政策保有株式の売却を行った結果、前連結会計年度比26億円増加して49億円となりました。貸倒償却引当費用は、前連結会計年度比17億円増加して12億円となりました。以上の結果、経常利益は前連結会計年度比20億円増加して127億円となりました。ハ.親会社株主に帰属する当期純利益前連結会計年度に計上したちば興銀カードサービス株式会社の株式譲渡による子会社株式売却損が剥落したこと等により、特別損益は前連結会計年度比5億円増加しました。一方で法人税等合計が前連結会計年度比12億円増加したことから、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比11億円増加して86億円となりました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析イ.不良債権処理大口先含めた債務者区分のランクダウンがあり、貸倒償却引当費用は前連結会計年度比17億円増加して12億円となりました。 前連結会計年度(百万円)(A)当連結会計年度(百万円)(B)増減(百万円)(B)-(A)貸倒償却引当費用(△)△4381,2681,706貸出金償却(△)202851649個別貸倒引当金繰入額(△)-1010一般貸倒引当金繰入額(△)-246246信用保証協会責任共有制度負担金(△)182159△23その他の債権売却損等(△)△265-265貸倒引当金戻入益 558-△558 ロ.株式等関係損益株式等関係損益は、前連結会計年度比26億円増加して49億円となりました。 前連結会計年度(百万円)(A)当連結会計年度(百万円)(B)増減(百万円)(B)-(A)株式等関係損益 2,3214,9572,636売却益 2,5115,1852,674売却損 15122776償却(△)370△37 ④ セグメントごとの経営成績の分析当行グループの大宗を占める銀行業につきましては、資金運用収支は、預貸金収益及び有価証券利息配当金の増加により、前連結会計年度比34億円増加しました。役務取引等収支は、住宅ローン団信生命保険料の配当減少と保険料率上昇、生保代理店業務関連手数料の減少により、前連結会計年度比6億円減少しました。その他業務収支は、国債等債券関係損益の改善等により、前連結会計年度比6億円増加しました。また、営業経費は、給与改定の実施等による人件費の増加及びシステム費用等の物件費の増加により、前連結会計年度比14億円の増加となりました。その他経常収支は、大口先含めた債務者区分のランクダウンがあり不良債権処理額等の与信関連費用が増加したことから、前連結会計年度比3億円減少し、この結果、銀行業の経常利益は、前連結会計年度比16億円増加の122億円となりました。リース業の経常利益は、前連結会計年度比0.8億円増加して3億円となりました。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性当行グループは、銀行業を中心とした事業を行っておりますので、預金を資本の財源とし、主に貸出金や有価証券で運用しております。今後、貸出金等業容の拡大に対応するための更なる自己資本充実と長期的な財務基盤の強化を図ることが当行企業価値向上に資すると考え、内部留保の蓄積とともに、普通株式の権利希薄化に最大限配慮をする方式での資本政策を展開してまいります。設備投資等の資本的支出につきましては、自己資金で対応しております。また、当行は、ALM委員会を通して、経営環境、資金繰り状況、流動性確保状況等を勘案した、適切な資金管理を行っております。なお、当連結会計年度における当行グループの資金状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ⑥ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営成績等に影響を与える会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (貸倒引当金の計上)「第5 経理の状況」のうち、「1 連結財務諸表等」の「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおり、当行の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。破綻懸念先及び今後の管理に注意を要する債務者で債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額が一定額以上の債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法(キャッシュ・フロー見積法(DCF法))により計上しております。上記以外の債権については、主として今後1年間の予想損失額又は今後3年間の予想損失額を見込んで計上しており、予想損失額は、1年間又は3年間の貸倒実績を基礎とした貸倒実績率の過去の一定期間における平均値に基づき損失率を求め、これに将来見込み等必要な修正を加えて算定しております。すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しております。なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しております。連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しております。このように、貸倒引当金の計上額には、債務者区分の判定、担保の評価額及び保証による回収可能見込額等が大きく関わっております。前記「3 事業等のリスク」の「(1)信用リスク」に記載のとおり、これらの要素には、担保不動産価値の下落、不動産市場の流動性の欠如、及び有価証券価格の下落等が影響します。また、当行は、千葉県を主要な営業基盤としていることから、国内景気動向の他、千葉県経済情勢の想定以上の悪化や同県を中心とした大規模災害等が発生した場合も影響します。これらの変動により、貸倒引当金の積増し、与信関係費用の更なる計上等の追加的損失が発生する可能性があります。なお、連結財務諸表に与える影響につきましては、「第5 経理の状況」のうち、「1 連結財務諸表等」の「注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ⑦ 経営方針等に照らした、経営者による経営成績等の分析・検討内容長期経営ビジョン「親切なパートナーとしてみなさまの幸せをともにデザインし続ける」の下、親切な相談相手としてお客さまの多様な潜在ニーズを共有し、その実現に向けて伴走し続けることで、選ばれ続け、地域・お客さまになくてはならない絶対的存在感のある企業グループとなることを追求してまいりました。2025年3月には、当行は当行グループのパーパス「いちばん近くで、いちばん先まで。千のしあわせを、興そう。」を新たに制定いたしました。また、パーパスや長期経営ビジョンの実現に向けた具体的な戦略として、新たな中期経営計画「幸せデザイン 絆プロジェクト 2028 ~ Path to Evolution ~ 」を同年4月にスタートさせ、各種施策を積極的に展開してまいりました。その結果、中期経営計画(2025年4月~2028年3月)にて掲げた目標とする経営指標に対して順調な実績となりました。引き続き、経営課題である収益計画の達成や自己資本比率の維持・向上を通じて当行の企業価値向上に努めてまいります。 目標とする経営指標に対する2026年3月期の進捗状況は以下のとおりです。 経営指標の目標と実績 経営指標計算式等項目説明2028年3月期のめざす水準2026年3月期実績連結当期利益単年度純利益額110億円以上86億円連結普通株ROE優先株式除く1株当たり当期純利益÷優先株式除く1株当たり純資産額7%以上5.1%連結普通株RORA優先株式配当除く当期純利益÷リスクアセット総額0.5%以上0.4%単体コアOHR経費÷業務粗利益(除く国債等債券関係損益)65%未満65.9%連結自己資本比率自己資本÷リスクアセット総額8.5%以上9.14%優先株式発行比率発行済優先株式残高÷自己資本20%未満23.6%