ゼビオホールディングス(8281)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 2,214 | 62 | 21 | 12 | 1.8 | 46.9 | — | 63.7 |
| FY2016 | 2,234 | 74 | 30 | 64 | 2.6 | 66.9 | — | 61.6 |
| FY2017 | 2,346 | 109 | 42 | -63 | 3.6 | 95.1 | 35.0 | 63.3 |
| FY2018 | 2,316 | 58 | 19 | 46 | 1.6 | 42.4 | 35.0 | 63.8 |
| FY2019 | 2,253 | 52 | 4 | -59 | 0.4 | 9.2 | 35.0 | 63.8 |
| FY2020 | 2,024 | 28 | 4 | 234 | 0.4 | 9.3 | 32.5 | 55.9 |
| FY2021 | 2,233 | 50 | 38 | -31 | 3.2 | 86.8 | 30.0 | 56.8 |
| FY2022 | 2,393 | 83 | 54 | 15 | 4.4 | 122.1 | 30.0 | 57.7 |
| FY2023 | 2,424 | 42 | 26 | -38 | 2.1 | 58.6 | 30.0 | 59.2 |
| FY2024 | 2,506 | 70 | 10 | 25 | 0.8 | 22.6 | 30.0 | 59.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「スーパースポーツゼビオ」や「ヴィクトリア」といったブランド認知度は一定程度存在するが、競合他社も同様にブランド戦略を展開しており、圧倒的な優位性とは言えない。PB(プライベートブランド)商品の開発力も限定的。
スポーツ用品の購入は、価格や機能、デザインといった要素で決定されることが多く、顧客が特定の店舗やブランドに強く縛られるスイッチング・コストは低い。ポイントプログラム等で囲い込みを図っているが、効果は限定的。
ネットワーク効果が働く事業モデルではない。顧客が増えることでサービスの質が向上したり、新たな価値が創出されたりする要素は見られない。
多店舗展開による仕入れ交渉力や物流効率化の可能性はあるが、同業他社も同様の取り組みを行っており、構造的なコスト優位を確立しているとは言い難い。PB商品の拡充による粗利率改善の余地はある。
スポーツ用品小売業界において、スーパースポーツゼビオ、ヴィクトリアといった複数のブランドを展開し、国内有数の店舗網を持つ。これにより、一定の規模の経済性を享受し、競合に対する優位性を確保している。
競合との比較優位
強気シナリオ
PB商品の開発・拡充による収益性向上
オンライン販売チャネルの強化とOMO(Online Merges with Offline)戦略の推進
スポーツイベントとの連携強化によるブランド力向上
弱気シナリオ(モート侵食)
EC専業大手や異業種からの参入による競争激化
消費者の健康志向の変化やアウトドアブームの終焉
仕入れコストの上昇や為替変動リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ゼビオホールディングスが競争優位性を失うシナリオは、まず「規模の経済」が崩壊することである。これは、競合他社がより効率的なサプライチェーンを構築したり、デジタル化を推進して顧客接点を拡大したりすることで、ゼビオの店舗網や仕入れ力を相対的に陳腐化させる場合に起こりうる。また、消費者の購買行動が、価格比較が容易なオンライン中心にシフトし、実店舗の価値が低下することも、同社の強みである規模の経済を弱める要因となる。さらに、ブランドロイヤリティが低下し、顧客が容易に競合へ乗り換えるようになれば、スイッチング・コストの低さと相まって、競争優位性は急速に失われるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は揺らぐと考えられる。
5年後のモート予測
PB商品強化とOMO戦略により、オンライン・オフライン双方で顧客接点を拡大。スポーツ市場の成長を取り込み、売上・利益ともに堅調に成長する。
既存事業の維持・拡大に加え、デジタル化への対応を進める。市場環境の変化に対応しつつ、緩やかな成長を維持する。
競争激化と消費者の嗜好変化により、既存事業が圧迫される。デジタル化への対応が遅れ、売上・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 429億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 59.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -36.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 44.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.34倍 |
合格数:2/7 部分的合格