2792

ハニーズホールディングス(2792)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
1,457
2026-09-01
時価総額
406 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 582 28 -3 22 -1.0 -11.4 20.0 80.6
FY2017 545 23 4 3 1.4 14.8 20.0 80.1
FY2018 524 26 2 8 0.7 7.0 20.0 79.2
FY2019 497 45 32 40 9.7 114.1 30.0 83.3
FY2020 426 24 25 -15 7.4 90.3 40.0 85.8
FY2021 454 38 24 58 6.7 86.3 30.0 82.7
FY2022 477 50 33 -3 8.6 116.8 35.0 81.1
FY2023 549 77 53 50 13.1 191.5 50.0 81.3
FY2024 566 70 49 -21 10.9 175.0 55.0 84.8
FY2025 577 59 37 27 8.4 133.9 55.0 84.4

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中

無形資産1/5

ハニーズは「Comfortable(快適)」、「Quality(品質)」、「Value(価値)」をコンセプトにしたPB(プライベートブランド)商品開発力を持つ。しかし、強力なブランド力や特許による独占的な優位性は限定的であり、競合他社との差別化は主に価格と品質のバランスに依存している。

スイッチングコスト1/5

同社の顧客は、手頃な価格とトレンドに沿ったデザインを求めており、特定のブランドへの強いロイヤルティは低いと考えられる。競合他社も同様の価格帯や品揃えを提供しているため、顧客が他社へ移行する際の心理的・経済的コストは小さい。

ネットワーク効果0/5

小売業であり、ネットワーク効果が発生するようなプラットフォームビジネスではないため、この要素は該当しない。

コスト優位3/5

SPA(製造小売業)モデルを採用し、企画・製造・販売まで一貫して行うことで、中間マージンを排除し、低価格での商品提供を実現している。中国での生産比率も高く、コスト競争力を持つ。

規模の経済3/5

国内に約800店舗、海外にも展開しており、一定の規模を持つ。この規模により、仕入れコストの低減や物流効率の向上に寄与している。しかし、業界全体で見ると、ユニクロなどのグローバル企業と比較すると規模の優位性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

SPAモデルによるコスト優位性の維持・強化

PB商品開発力による顧客ニーズへの的確な対応

海外市場での店舗網拡大による成長

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による価格競争の激化

原材料費や人件費の高騰によるコスト優位性の低下

ファストファッション市場におけるトレンド変化への対応遅れ

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ハニーズの投資が失敗するには、まずSPAモデルの根幹である製造・調達コストの優位性が、サプライチェーンの混乱や中国の生産コスト上昇、あるいは為替変動によって大きく損なわれる必要がある。次に、同社の強みである「Comfortable, Quality, Value」というコンセプトが、消費者の価値観の変化や、より洗練されたデザイン・高品質を求めるニーズに対して陳腐化し、競合他社に顧客を奪われる状況が考えられる。さらに、国内市場の飽和に加え、海外展開が計画通りに進まず、成長ドライバーを失うシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、現在の競争優位性が失われ、株価が低迷する可能性がある。

5年後のモート予測

強気

SPAモデルとPB開発力を活かし、コスト優位性を維持。海外展開も順調に進み、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

国内市場での競争は激化するものの、コスト管理と商品開発力で一定の成長を維持。海外事業も緩やかに拡大する。

弱気

原材料費高騰や競合激化により、コスト優位性が低下。トレンド変化への対応も遅れ、国内・海外ともに売上・利益が伸び悩む。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 406億
2. 健全な財務 自己資本比率 84.4%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 11年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 4.7%
6. 適度なPER PER 10.9倍
7. 適度なPBR PBR 0.91倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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