3561

力の源ホールディングス(3561)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
1,598
2026-09-01
時価総額
433 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 224 6 3 -1 7.6 26.3 23.9
FY2017 245 9 6 -2 13.4 27.9 6.0 27.8
FY2018 275 10 6 10 13.0 26.3 8.0 26.4
FY2019 291 7 -2 1 -5.6 -9.0 8.0 24.7
FY2020 165 -10 -24 -19 -182.3 -100.1 4.0 8.4
FY2021 194 11 9 8 24.3 34.9 0.0 24.8
FY2022 261 23 16 19 21.3 57.1 0.0 43.7
FY2023 318 33 22 15 23.6 72.9 15.0 53.8
FY2024 342 28 18 15 16.5 58.4 20.0 57.5
FY2025 18.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

力の源ホールディングスは「一風堂」ブランドを持つが、ラーメン業界は競争が激しく、ブランド力だけで長期的な優位性を確立するには不十分。特許や規制ライセンスによる独占的優位性も確認できない。

スイッチングコスト1/5

ラーメンの選択肢は多岐にわたり、顧客が特定の店舗に強く縛られるスイッチング・コストは低い。ただし、一風堂の味や雰囲気に慣れた顧客が、多少の不便を乗り越えてでも他店へ移行しないという限定的な効果は考えられる。

ネットワーク効果0/5

ラーメン店としてのビジネスモデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は発生しない。SNSでの口コミなどは存在するが、これはネットワーク効果とは異なる。

コスト優位1/5

セントラルキッチンの導入や効率的な店舗運営によるコスト削減努力は見られるが、業界全体で同様の取り組みが行われており、構造的なコスト優位性とは言えない。原材料価格の変動リスクも存在する。

規模の経済2/5

「一風堂」は国内外に多数の店舗を展開しており、一定の規模を持つ。しかし、グローバルな外食産業全体で見ると、その規模は最適化された少数寡占を形成するほどではなく、競争環境は依然として厳しい。

競合との比較優位

強気シナリオ

海外市場での「一風堂」ブランドのさらなる浸透と店舗網拡大

新メニュー開発やDX推進による顧客体験向上と収益性改善

M&Aによる事業領域拡大やシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

国内ラーメン市場の飽和と競争激化による既存店売上・利益率の低下

海外での競合店増加や現地ニーズへの対応遅れによる成長鈍化

原材料費や人件費の高騰が吸収しきれず、収益性を圧迫

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、一風堂ブランドが世界的なラーメンブームの中で陳腐化し、競合他社がより革新的で魅力的な商品や体験を提供し続ける必要がある。また、グローバル展開におけるオペレーションリスク(品質管理、人材育成、現地市場への適応)が顕在化し、収益性が悪化するシナリオも考えられる。さらに、国内市場においては、低価格帯や地域特化型のラーメン店が消費者の支持を集め、一風堂の価格帯やブランドイメージが市場から乖離していく可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用し、成長戦略の実現を阻害することが、この投資の失敗につながるだろう。

5年後のモート予測

強気

海外事業の拡大と既存店効率化により、売上・利益ともに堅調に成長。新興国市場でのブランド認知度向上も寄与し、高い成長率を維持する。

中立

国内市場は横ばい傾向だが、海外事業の緩やかな成長とコスト管理の徹底により、安定した収益を確保。一部地域での競争激化が利益を圧迫する可能性。

弱気

国内市場の競争激化と海外事業の伸び悩みにより、売上・利益ともに低迷。原材料費高騰や為替変動の影響も受け、収益性が悪化するリスクが高い。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 433億
2. 健全な財務 自己資本比率 57.5%
3. 利益の安定性 7年連続黒字
4. 配当の継続性 4年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 18.7%
6. 適度なPER PER 24.6倍
7. 適度なPBR PBR 4.05倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

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