ヤマトインターナショナル(8127)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 216 | 3 | -35 | 0 | -19.9 | -162.9 | 12.0 | 70.8 |
| FY2017 | 187 | 8 | 2 | 9 | 1.2 | 9.9 | 12.0 | 73.8 |
| FY2018 | 165 | 6 | 5 | -17 | 2.7 | 22.9 | 19.0 | 74.9 |
| FY2019 | 168 | 6 | 5 | 10 | 3.1 | 25.8 | 17.0 | 74.2 |
| FY2020 | 143 | -9 | -13 | -17 | -8.2 | -63.1 | 12.0 | 75.5 |
| FY2021 | 137 | -4 | 0 | 8 | 0.2 | 1.5 | 5.0 | 75.9 |
| FY2022 | 194 | 1 | 5 | 8 | 2.8 | 22.0 | 6.0 | 74.8 |
| FY2023 | 208 | 3 | 6 | 3 | 3.4 | 27.4 | 12.0 | 74.7 |
| FY2024 | 211 | 3 | 4 | 10 | 2.0 | 17.2 | 16.0 | 72.3 |
| FY2025 | 194 | -2 | 1 | -9 | 0.8 | 7.0 | 16.0 | 74.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ヤマトインターナショナルは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的な知的財産権に関する情報は公開情報からは確認できない。主力事業であるアパレル・雑貨の企画・製造・販売においては、ブランド力は競争要因となりうるが、現時点で突出した無形資産の存在を示す具体的な証拠は見当たらない。
BtoB事業における既存取引先との関係性は一定のスイッチング・コストを生む可能性がある。しかし、アパレル・雑貨業界の特性上、新規参入や他社への切り替えは比較的容易であると考えられ、顧客が乗り換えることによる大きな損失が発生するほどの強固なスイッチング・コストは確認できない。
ヤマトインターナショナルの事業モデルにおいて、ネットワーク効果が競争優位の源泉となっているという具体的な証拠は確認できない。同社の事業は、個々の顧客との取引や、サプライヤーとの関係性に基づいているものであり、ユーザー数の増加がサービス価値を指数関数的に高めるような構造ではない。
アパレル・雑貨業界は競争が激しく、コスト競争力は重要である。同社は長年の事業活動で培われた調達・製造ノウハウを持つ可能性はあるが、業界全体で価格競争が激化しており、構造的に圧倒的なコスト優位性を確立しているとは言えない。公開情報からは、他社を凌駕するコスト構造の証拠は乏しい。
アパレル・雑貨業界は多数のプレイヤーが存在する競争環境である。ヤマトインターナショナルは一定の事業規模を有しているが、業界全体を寡占するほどの規模の経済性や、効率的な生産・販売体制による圧倒的な優位性を示唆する情報は少ない。業界内でのポジションは中堅レベルと推測される。
競合との比較優位
強気シナリオ
新規ブランドの成功によるブランド価値向上
海外市場での事業拡大による収益源の多様化
ECチャネル強化による販売効率の改善
弱気シナリオ(モート侵食)
ファストファッション等、競合他社の低価格攻勢
消費者の嗜好の変化への対応遅れ
原材料価格の高騰による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヤマトインターナショナルの競争優位性が失われるシナリオは、まず、同社が持つ既存のブランド価値が急速に陳腐化し、消費者の間で魅力を失うことである。次に、主要な販売チャネル(百貨店、専門店など)の需要が構造的に低迷し、代替チャネルへの移行がうまくいかない場合も考えられる。さらに、サプライチェーンにおけるコスト管理能力が低下し、競合他社に対して価格競争力や利益率で劣後する状況が続けば、同社の持続的な成長は困難になる。特に、デジタル化への対応の遅れや、変化するライフスタイルに合わせた商品開発力の低下は、競争力の根幹を揺るがす要因となりうる。
5年後のモート予測
新規ブランドのヒットや海外展開の成功により、売上・利益ともに堅調に成長。特に高付加価値商品の販売が伸び、収益性が改善する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。EC化の進展やコスト管理の効率化により、微増益を確保する見込み。
消費者の嗜好変化への対応遅れや、競争激化による価格下落圧力により、売上・利益ともに減少。特に主力チャネルの不振が響く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 120億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 74.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -31.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 83.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.69倍 |
合格数:1/7 部分的合格