3512

日本フエルト(3512)に経済的な堀はあるか

繊維製品 素材・化学

株価

現在株価
1,027
2026-09-01
時価総額
140 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 116 8 6 8 3.6 28.9 69.6
FY2016 111 6 5 -0 3.1 26.1 73.0
FY2017 114 8 6 6 3.4 30.3 15.0 73.2
FY2018 112 5 5 -3 3.0 26.2 13.0 74.7
FY2019 108 4 4 11 2.6 21.9 13.0 74.0
FY2020 100 2 3 4 1.9 17.3 13.0 74.9
FY2021 98 6 5 10 2.9 26.4 13.0 74.7
FY2022 104 8 8 5 4.1 39.9 13.0 75.5
FY2023 101 5 5 -3 2.4 26.4 13.0 79.5
FY2024 97 2 4 3 2.1 23.8 16.0 80.1

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

日本フエルトは特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに関する顕著な情報が見当たらない。主力製品であるフェルトや不織布は汎用性が高く、技術的な差別化が限定的である可能性が高い。

スイッチングコスト1/5

一部の産業用途においては、特定の性能要件を満たすためにカスタマイズされたフェルト製品が使用されている可能性がある。しかし、顧客が代替品に切り替える際のコストや手間は限定的と考えられ、スイッチング・コストは低いと推測される。

ネットワーク効果0/5

日本フエルトの事業モデルは、製品の利用者が増えることで価値が増加するネットワーク効果を生み出す性質のものではない。BtoBビジネスが中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。

コスト優位2/5

長年の製造ノウハウや効率的な生産体制により、一定のコスト競争力を持っている可能性がある。しかし、原材料価格の変動や競合他社との価格競争に晒されるリスクは存在する。

規模の経済2/5

フェルト・不織布業界において一定のシェアを有していると考えられるが、グローバルな巨大企業と比較すると規模の経済性は限定的である。業界全体が成熟しており、圧倒的な規模の優位性は築きにくい。

競合との比較優位

強気シナリオ

高機能フェルトや特殊不織布分野でのニッチな需要開拓

海外市場での新規顧客獲得と販路拡大

生産効率改善によるコスト競争力の強化

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の高騰による収益性の悪化

競合他社による低価格攻勢

代替素材や技術の台頭による需要の減少

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日本フエルトの投資が失敗するには、同社が持つ既存の競争優位性が急速に失われることが必要である。具体的には、主要顧客が容易に代替サプライヤーに切り替えられるようになり、スイッチング・コストがほぼゼロになる状況が考えられる。また、原材料調達において、特定のサプライヤーへの依存度が高まり、価格交渉力が低下することで、コスト優位性が失われる可能性もある。さらに、技術革新の波に乗り遅れ、競合他社がより高性能で安価な代替素材や製品を開発・提供し始めた場合、同社の市場での存在意義が薄れるだろう。グローバル市場での競争激化により、規模の経済性も失われ、価格競争に巻き込まれるシナリオも考えられる。

5年後のモート予測

強気

高付加価値製品へのシフトと海外展開が進み、売上・利益ともに緩やかな成長を維持する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、コスト削減努力により収益性を確保する。

弱気

価格競争の激化と需要の低迷により、売上・利益ともに減少傾向が続く。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 140億
2. 健全な財務 自己資本比率 80.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -3.3%
6. 適度なPER PER 32.6倍
7. 適度なPBR PBR 0.68倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 日本フエルト の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →