GSIクレオス(8101)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 1,516 | 12 | 7 | 20 | 4.7 | 11.7 | — | 23.3 |
| FY2016 | 1,415 | 13 | 16 | 36 | 9.1 | 25.3 | — | 27.4 |
| FY2017 | 1,337 | 16 | 9 | 21 | 4.8 | 141.6 | 3.0 | 30.0 |
| FY2018 | 1,385 | 17 | 12 | 20 | 6.1 | 178.9 | 35.0 | 30.8 |
| FY2019 | 1,155 | 12 | 10 | 1 | 5.3 | 159.9 | 40.0 | 32.8 |
| FY2020 | 1,164 | 36 | 20 | 53 | 8.7 | 161.7 | 45.0 | 38.4 |
| FY2021 | 1,118 | 20 | 16 | -65 | 6.7 | 133.0 | 60.0 | 40.2 |
| FY2022 | 1,311 | 18 | 18 | -5 | 6.8 | 144.3 | 65.0 | 37.4 |
| FY2023 | 1,462 | 29 | 20 | 17 | 7.4 | 164.6 | 73.0 | 36.4 |
| FY2024 | 1,655 | 30 | 24 | 18 | 7.8 | 192.2 | 83.0 | 37.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
GS Iクレオスは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠は見当たらない。事業内容は多岐にわたるが、個別の無形資産が競争優位の源泉となっているとは言えない。
一部の専門商材やシステムソリューションにおいては、顧客との長年の取引関係やカスタマイズされたサービス提供により、一定のスイッチング・コストが存在する可能性がある。しかし、全体として乗り換え障壁は低いと考えられる。
GS Iクレオスの事業モデルは、ネットワーク効果を生み出すようなプラットフォーム型ではない。顧客やサプライヤーの数が増えることで、サービスの価値が指数関数的に向上するような構造は見られない。
長年の事業活動で培われたサプライヤーとの関係性や、効率的な物流網の構築により、一部の商材においてコスト面での優位性を持つ可能性がある。しかし、構造的な圧倒的コスト優位性とは言えない。
化学品、合成樹脂、航空宇宙関連など、多岐にわたる事業分野で一定の規模を持つ。特に、特定のニッチ市場においては、業界内で上位のシェアを占め、効率的な事業運営を行っている可能性がある。しかし、業界全体を寡占するほどの規模ではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存事業におけるシェア拡大と収益性改善
新規事業分野での成長機会の獲得
M&Aによる事業ポートフォリオ強化
弱気シナリオ(モート侵食)
主要事業分野における競争激化と価格下落
サプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰
新規事業の立ち上げ失敗や成長鈍化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
GS Iクレオスの投資が失敗するには、まず同社が持つ規模の経済性が、競合他社のより効率的なサプライチェーンや、より強力な顧客基盤によって陳腐化することである。具体的には、主要な仕入先や販売先が、より規模の大きい、あるいはより専門性の高い競合企業に流出し、GS Iクレオスが価格競争力や品揃えで劣後する状況が考えられる。また、化学品や航空宇宙といった専門性の高い分野で、技術革新や代替素材の登場により、同社の取り扱う製品群の需要が急速に低下し、結果として規模の経済性が失われるシナリオも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの再編や地政学的リスクの高まりが、同社の物流コストを大幅に押し上げ、コスト優位性を損なうことも、失敗の要因となりうる。
5年後のモート予測
既存事業の安定的な成長と、新規事業の貢献により、売上高・利益ともに緩やかな増加を続ける。特に、高付加価値商材の取り扱い拡大が収益性を押し上げる。
既存事業は安定推移するものの、競争環境の厳しさから大幅な成長は見込めない。一部事業で収益性が低下する可能性もあるが、全体としては横ばい圏内での推移となる。
主要事業分野での競争激化や、サプライチェーン問題、原材料価格高騰の影響を受け、売上・利益ともに減少する。新規事業の成長も鈍化し、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 282億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 37.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 13.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.94倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-04 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-02 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-30 臨時報告書
- 2026-06-02 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)