8016

オンワードホールディングス(8016)に経済的な堀はあるか

繊維製品 素材・化学

株価

現在株価
758
2026-09-01
時価総額
1,004 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 2,449 42 47 321 2.9 31.5 59.8
FY2017 2,431 52 54 59 3.2 37.0 24.0 59.2
FY2018 2,407 45 49 -57 3.1 35.2 24.0 55.1
FY2019 2,482 -31 -521 -28 -55.4 -384.0 24.0 38.3
FY2020 1,743 -212 -232 -135 -39.0 -171.2 24.0 28.9
FY2021 1,685 -11 86 295 11.1 63.2 12.0 42.4
FY2022 1,761 52 31 101 3.6 22.6 12.0 47.0
FY2023 1,896 113 66 -3 7.8 48.7 12.0 46.6
FY2024 2,084 102 85 -23 10.1 62.7 20.0 47.0
FY2025 2,368 116 101 146 10.8 74.3 26.0 49.4

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産1/5

オンワード樫山ブランドは長年の歴史を持つが、近年のファッション業界のトレンド変化や競合の台頭により、絶対的なブランドロイヤリティは低下傾向。過去の栄光に依存する側面があり、新規ブランド育成やデジタル戦略での明確なIP創出は限定的。

スイッチングコスト1/5

アパレル製品は顧客の嗜好性が強く、ブランドやデザイン、価格で選択されるため、特定のブランドへのスイッチング・コストは低い。ECサイトの普及により、競合ブランドへのアクセスも容易になっている。

ネットワーク効果0/5

アパレル小売業であり、プラットフォーム型のネットワーク効果は発生しない。会員制度はあるものの、それが直接的な顧客獲得や維持に繋がる強力なネットワーク効果を生み出しているとは言えない。

コスト優位1/5

SPA(製造小売業)モデルを推進しているが、グローバルなサプライチェーンにおけるコスト競争力は、ユニクロなどの大手と比較すると限定的。円安や原材料費高騰の影響を受けやすい。

規模の経済2/5

国内アパレル業界では一定の規模を持つが、業界全体で見ると多数のプレイヤーが存在する競争環境。グローバル展開は限定的であり、規模の経済による圧倒的なコスト優位性は確立されていない。

競合との比較優位

強気シナリオ

既存ブランドの再活性化と新規ブランド開発の成功

デジタル戦略(EC強化、D2C)の加速による顧客接点強化

サプライチェーン効率化によるコスト競争力の向上

弱気シナリオ(モート侵食)

ファストファッションやEC専業ブランドとの競争激化

消費者の価値観変化(サステナビリティ、ミニマリズム)への対応遅れ

ブランドイメージの陳腐化と若年層からの支持低下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

オンワードホールディングスが競争優位性を失い、投資として魅力がなくなるシナリオは、同社が長年培ってきたブランド価値を維持・向上させられず、むしろ低下させてしまう場合である。具体的には、消費者の嗜好の変化(例:ファストファッションへのシフト、サステナビリティ重視、ミニマリズムの台頭)にうまく適応できず、既存ブランドが時代遅れと見なされ、若年層からの支持を失い続ける状況が考えられる。また、デジタル化への対応が遅れ、ECチャネルでの競争力を確保できず、顧客接点が競合に奪われることもリスクとなる。さらに、サプライチェーンの非効率性が改善されず、コスト競争力で劣後し、価格面での魅力も失うようであれば、同社の収益性は悪化し、長期的な競争優位性は失われるだろう。

5年後のモート予測

強気

既存ブランドのテコ入れと新規事業の成長が奏功し、売上・利益ともに緩やかな回復基調。デジタル戦略が浸透し、顧客基盤が安定化。

中立

競争環境の厳しさから、売上・利益は横ばい圏内。構造改革は進むものの、大きな成長は見込めず。

弱気

競争激化と消費者ニーズの変化に対応できず、売上・利益ともに減少。ブランドイメージの低下が顕著になり、事業再編の必要性に迫られる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,004億
2. 健全な財務 自己資本比率 49.4%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 48.7%
6. 適度なPER PER 10.0倍
7. 適度なPBR PBR 1.07倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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