ミロク(7983)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 120 | 9 | 6 | 2 | 5.1 | 39.0 | 8.0 | 71.4 |
| FY2017 | 125 | 11 | 10 | 6 | 8.0 | 66.5 | 8.0 | 74.8 |
| FY2018 | 135 | 10 | 8 | 2 | 6.5 | 281.3 | — | 76.2 |
| FY2019 | 154 | 11 | 9 | 10 | 6.9 | 322.4 | 50.0 | 77.9 |
| FY2020 | 136 | 6 | 4 | 2 | 3.2 | 149.4 | 50.0 | 78.5 |
| FY2021 | 137 | 4 | 3 | 4 | 2.1 | 102.8 | 40.0 | 77.4 |
| FY2022 | 115 | 7 | 5 | -14 | 3.5 | 173.6 | 40.0 | 76.0 |
| FY2023 | 119 | 6 | 5 | -17 | 3.1 | 163.1 | 45.0 | 73.3 |
| FY2024 | 109 | -5 | -23 | -34 | -17.2 | -777.7 | 12.0 | 58.9 |
| FY2025 | 125 | -0 | -25 | -12 | -23.5 | -856.1 | 10.0 | 49.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ミロクは、主にパチンコ・パチスロ遊技機および関連部品の製造・販売を手掛けている。特定の強力なブランドや特許、規制ライセンスによる独占的な優位性は、公開情報からは確認できない。技術革新は存在するものの、それが持続的な競争優位に直結するほどの無形資産とは評価しにくい。
パチンコホールは、遊技機の入れ替えサイクルや、設置機種の収益性・稼働率を考慮してメーカーを選定する。一度納入された遊技機が継続的に設置されることはあるが、ホール側が特定のメーカーに強く依存するほどのスイッチング・コストは低いと考えられる。新機種への入れ替えは比較的容易である。
ミロクの事業モデルは、ユーザー(プレイヤー)が増えることで価値が増すようなネットワーク効果は発生しない。事業は主にパチンコホールへの遊技機販売であり、プレイヤー間の相互作用が事業価値に影響を与える構造ではない。
長年の製造ノウハウや、部品調達における一定の交渉力はコスト優位に寄与する可能性がある。しかし、業界全体として価格競争や技術開発競争が激しく、構造的なコスト優位を確立しているとは断定しにくい。特に、遊技機の減価償却や遊休資産の発生リスクはコスト構造に影響を与える。
ミロクは、パチンコ・パチスロ遊技機メーカーとして一定の業界シェアを有しており、特に一部の機種においては高い人気を誇る。これにより、開発・製造・販売における効率性をある程度確保していると考えられる。しかし、業界内にはより大規模な競合も存在するため、圧倒的な効率規模とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
主力機種の継続的なヒットによる市場シェア拡大
新たな遊技機規制への適応と、それを活かした独自性の高い商品開発
海外市場への展開成功による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
遊技機市場全体の縮小または需要の低迷
競合他社による革新的な遊技機の登場による競争激化
規制強化や遊技客離れによる収益基盤の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ミロクの投資が失敗するには、まずパチンコ・パチスロ市場そのものが構造的に縮小し、遊技機メーカー全体のパイが小さくなることが前提となる。さらに、同社が長年培ってきた遊技機開発・製造ノウハウが陳腐化し、競合他社がより魅力的なエンターテイメント体験を提供できるようになる必要がある。特に、技術革新のスピードについていけず、ユーザーの嗜好の変化に対応できなくなった場合、同社の競争優位性は急速に失われるだろう。また、主要な販売先であるパチンコホールが経営難に陥り、遊技機メーカーへの発注が減少することも、同社の業績悪化に繋がる。規制環境の変化にうまく適応できず、開発・製造コストが増大し、収益性が悪化するシナリオも考えられる。
5年後のモート予測
主力機種のヒットが継続し、市場シェアを拡大。海外展開も進み、収益が安定的に成長する。技術革新への対応も順調で、競争優位性を維持する。
市場環境は横ばいだが、堅調な機種開発により一定のシェアを維持。収益は安定するものの、大きな成長は見込めない。規制対応が課題となる。
市場全体の縮小と競争激化により、シェアが低下。新機種開発も苦戦し、収益が悪化。規制強化の影響も受ける。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 33億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 73.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 6.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.21倍 |
合格数:3/7 部分的合格