幸和製作所(7807)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 51 | 6 | 4 | 5 | 21.5 | 100.6 | — | 45.1 |
| FY2018 | 45 | -3 | -4 | -6 | -28.2 | -87.5 | 82.1 | 26.0 |
| FY2019 | 60 | -1 | -4 | -1 | -43.5 | -86.5 | 0.0 | 12.9 |
| FY2020 | 52 | 4 | 4 | 6 | 31.7 | 90.1 | 17.0 | 23.4 |
| FY2021 | 57 | 6 | 4 | 3 | 17.8 | 88.6 | 10.0 | 43.7 |
| FY2022 | 63 | 6 | 4 | 4 | 17.7 | 88.6 | 30.1 | 47.0 |
| FY2023 | 64 | 9 | 7 | 8 | 28.7 | 154.7 | 10.0 | 50.0 |
| FY2024 | 64 | 8 | 6 | 10 | 20.5 | 144.9 | 11.0 | 59.7 |
| FY2025 | 64 | 7 | 4 | 2 | 12.1 | 103.0 | 12.0 | 67.4 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 13.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
幸和製作所は、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに依存する事業モデルではない。主力製品である福祉用具(歩行器、杖など)は、機能性や価格競争力が重視される傾向にある。
福祉用具は、一度使用したメーカーの製品に慣れることで、操作性や使い勝手の面から乗り換えに抵抗を感じる高齢者層もいる可能性がある。しかし、製品の機能や価格、販売店の推奨など、乗り換えを促す要因も多く、スイッチングコストは限定的と考えられる。
福祉用具の利用において、ユーザーが増えることで製品の価値が向上するようなネットワーク効果は存在しない。個々の利用者のニーズに応じた製品提供が中心である。
長年の製造ノウハウや効率的な生産体制により、一定のコスト競争力を維持していると考えられる。しかし、原材料価格の変動や人件費の上昇リスクは存在し、構造的なコスト優位性は限定的。
福祉用具市場において一定のシェアを持つが、市場全体は中小企業も多く参入しており、寡占化が進んでいるとは言えない。規模の経済による圧倒的な優位性は見られない。
競合との比較優位
強気シナリオ
高齢化社会の進展による福祉用具市場の継続的な拡大
新製品開発や改良による製品競争力の維持・向上
海外市場への展開による新たな収益源の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格製品の投入や、より高機能な製品の開発
原材料価格の高騰や為替変動による採算性の悪化
高齢者人口の伸び悩みや、公的支援制度の変更による需要の減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
幸和製作所の投資が失敗するには、まず高齢化社会の進展というマクロトレンドが想定以上に鈍化するか、あるいは福祉用具市場が価格競争に陥り、利益率が著しく低下する必要がある。また、同社が長年培ってきた製造ノウハウや品質管理体制が、競合他社の模倣や、より革新的な技術を持つ新興企業によって陳腐化するシナリオも考えられる。さらに、主要な販売チャネルである介護保険制度や医療機関からの信頼が失われ、販売網が弱体化することも、同社の持続的な成長を阻害する要因となり得る。これらの要因が複合的に発生した場合、同社の競争優位性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれるだろう。
5年後のモート予測
高齢化による需要増と新製品投入で、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。海外展開も進み、収益基盤が強化される。
市場の成長率と同程度の売上増。コスト増を価格転嫁できず、利益率は横ばいか微減となる。
価格競争の激化や原材料高騰により、売上・利益ともに減少。新興国市場での苦戦も響く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 34億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 67.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 5.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 7.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.99倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-28 臨時報告書