レック(7874)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 339 | 8 | 6 | 3 | 2.6 | 68.0 | — | 66.7 |
| FY2016 | 370 | 37 | 21 | 48 | 8.7 | 121.4 | — | 65.2 |
| FY2017 | 392 | 40 | 26 | -82 | 9.4 | 146.0 | 49.0 | 53.1 |
| FY2018 | 422 | 41 | 29 | -24 | 9.9 | 82.6 | 30.0 | 53.3 |
| FY2019 | 482 | 41 | 25 | -33 | 8.1 | 71.4 | — | 46.1 |
| FY2020 | 497 | 53 | 42 | 14 | 12.2 | 122.0 | 17.0 | 47.4 |
| FY2021 | 514 | 32 | 23 | -62 | 6.4 | 66.4 | 34.0 | 45.5 |
| FY2022 | 555 | 9 | 9 | -41 | 2.6 | 27.2 | 30.0 | 40.8 |
| FY2023 | 608 | 16 | 8 | 37 | 2.1 | 22.9 | 20.0 | 39.8 |
| FY2024 | 663 | 27 | 17 | -65 | 4.8 | 52.8 | 20.0 | 38.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
レック(7874)は、主に日用品・雑貨の企画・製造・販売を手掛けており、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産による競争優位性は見られない。
レックの製品は、主に100円ショップやドラッグストアなどで販売される日用品・雑貨が中心であり、一般消費者向けのため、顧客が特定のブランドや製品に強く固執するスイッチング・コストは低いと考えられる。ただし、一部のPB商品やOEM供給においては、取引先との継続的な関係性が一定のスイッチング・コストを生む可能性はある。
レックの事業モデルは、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生む構造ではない。
レックは、PB商品やOEM商品の開発・製造において、長年のノウハウとサプライヤーとの関係性を活かしたコスト管理を行っている可能性がある。しかし、競合他社も同様の戦略をとるため、構造的なコスト優位性は限定的と推測される。
レックは日用品・雑貨市場において一定の規模を持つが、業界全体で見ると多数のプレイヤーが存在する競争環境であり、効率規模による寡占的な優位性は確立されていない。特に、大手メーカーやPBブランドとの競争は激しい。
競合との比較優位
強気シナリオ
PB商品やOEM事業における新規大型取引の獲得
ヒット商品の継続的な開発と販売チャネルの拡大
海外市場への展開成功による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
主要取引先(100円ショップ等)の業績悪化や仕入れ方針の変更
競合他社による低価格攻勢や類似商品の投入
原材料価格の高騰や為替変動による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
レックの投資が失敗するシナリオは、同社が競争優位性を築けていないという前提が覆されることである。例えば、特定の無形資産(強力な独自ブランドや特許)を突如として獲得し、それが持続的な競争優位性につながる場合。あるいは、スイッチング・コストが想定以上に高く、主要顧客との関係が盤石であると証明される場合。また、コスト構造や規模の経済において、競合他社を圧倒するようなブレークスルーが起こり、それが長期にわたって維持されるような状況も考えられる。しかし、現状の事業内容や市場環境を鑑みると、これらのシナリオは可能性が低いと判断される。
5年後のモート予測
新規大型取引の獲得や海外展開の成功により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。特にPB・OEM事業の拡大が牽引役となる。
既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、ヒット商品の開発やチャネル拡大により緩やかな成長を見込む。市場環境の変化にはある程度対応できる。
主要取引先の業績不振や競合激化により、売上・利益ともに低迷する。原材料価格の高騰や為替変動の影響も受ける。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 339億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 38.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -7.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 19.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.98倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-21 臨時報告書
- 2026-07-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-29 臨時報告書