未来工業(7931)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 336 | 42 | 23 | -14 | 4.8 | 99.7 | — | 80.0 |
| FY2017 | 352 | 42 | 29 | 40 | 5.7 | 126.5 | 32.0 | 79.7 |
| FY2018 | 360 | 39 | 41 | 28 | 7.5 | 177.6 | 32.0 | 80.7 |
| FY2019 | 376 | 42 | 28 | 41 | 6.5 | 157.7 | 40.0 | 75.6 |
| FY2020 | 361 | 42 | 28 | 31 | 6.1 | 164.6 | 40.0 | 77.9 |
| FY2021 | 369 | 40 | 25 | 41 | 5.3 | 147.3 | 40.0 | 77.5 |
| FY2022 | 396 | 40 | 27 | 20 | 5.5 | 159.4 | 50.0 | 76.9 |
| FY2023 | 441 | 73 | 51 | 15 | 10.1 | 304.5 | 50.0 | 78.9 |
| FY2024 | 451 | 69 | 48 | 40 | 9.1 | 299.6 | 150.0 | 79.2 |
| FY2025 | 457 | 67 | 47 | 29 | 8.4 | 290.7 | 150.0 | 80.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:null/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
未来工業は「未来ガチ」ブランドによる高い認知度と、独自の「未来ねじ」などの特許技術が強み。特に、他社が模倣しにくい特殊な形状や素材を用いた製品群は、長年の研究開発の賜物であり、一定の無形資産を形成している。ただし、特許の陳腐化リスクは存在する。
同社の製品は、建築・設備分野のプロユースが中心。一度採用された製品は、施工実績や信頼性から、後継の工事でも継続して採用される傾向がある。特に、特殊な配管部材などは、設計変更や再度の検証が必要となるため、顧客にとって乗り換えのハードルは一定程度存在する。
同社のビジネスモデルは、直接的なネットワーク効果を生み出す構造ではない。製品の利用者が増えることで、製品自体の価値が向上するような仕組みは見られない。
製造プロセスにおける自動化や効率化を進めているが、競合他社も同様の取り組みを行っており、圧倒的なコスト優位を確立しているとは言えない。ただし、長年の経験に基づく生産ノウハウは、一定の効率性をもたらしている。
競合との比較優位
強気シナリオ
「未来ガチ」ブランドのさらなる浸透と、高付加価値製品の開発による利益率向上。
海外市場への展開加速と、新たな用途開発による成長機会の創出。
M&Aによる事業領域の拡大と、シナジー効果の発揮。
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である建設・設備業界の景気低迷による需要減少。
新興国メーカーなど、低価格製品による競争激化。
環境規制強化や素材価格高騰によるコスト増と、製品価格への転嫁困難。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
未来工業への投資が失敗するには、同社が長年培ってきたブランド力や特許技術が、急速に陳腐化または模倣される必要がある。具体的には、競合他社がより革新的な素材や製造技術を開発し、低コストで同等以上の性能を持つ製品を市場に投入するシナリオが考えられる。また、主要顧客である建設・設備業界が構造的な不況に陥り、同社製品の需要が恒久的に低迷することも、投資の失敗につながるだろう。さらに、同社が新規事業や海外展開に失敗し、成長の源泉を失うことも、株価低迷の要因となりうる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的競争優位性は失われ、投資は失敗に終わるだろう。
5年後のモート予測
ブランド力と技術力を活かし、高付加価値製品で海外展開を加速。M&Aも活用し、持続的な成長と利益率向上を実現する。
国内市場での安定した需要を基盤に、ニッチ市場でのシェアを維持。緩やかな成長と利益率の安定を目指す。
建設・設備業界の低迷と価格競争の激化により、売上・利益ともに伸び悩む。海外展開も苦戦し、成長鈍化が顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 496億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 80.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 22.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.89倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-18 臨時報告書