三光合成(7888)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 556 | 22 | 12 | 17 | 8.3 | 46.6 | — | 31.6 |
| FY2017 | 562 | 24 | 12 | 24 | 7.9 | 46.5 | 10.0 | 33.1 |
| FY2018 | 583 | 28 | 19 | 11 | 11.1 | 72.8 | 12.0 | 35.6 |
| FY2019 | 551 | 23 | 14 | 2 | 6.8 | 45.8 | 14.0 | 40.5 |
| FY2020 | 507 | 7 | -4 | -12 | -2.2 | -13.3 | 9.0 | 37.9 |
| FY2021 | 551 | 24 | 13 | 2 | 6.3 | 42.7 | 11.0 | 35.8 |
| FY2022 | 657 | 25 | 18 | 7 | 7.8 | 59.4 | 14.0 | 39.1 |
| FY2023 | 811 | 35 | 21 | 39 | 8.1 | 68.8 | 16.0 | 38.9 |
| FY2024 | 938 | 41 | 26 | 8 | 8.6 | 85.7 | 20.0 | 39.9 |
| FY2025 | 911 | 57 | 39 | 33 | 11.8 | 126.5 | 24.0 | 42.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
三光合成は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する顕著な情報は見当たらない。事業は主にプラスチック成形品の製造であり、技術的な優位性は存在する可能性はあるものの、それが特許等で保護された無形資産として明確に定義されているとは言えない。
自動車部品や建材など、顧客のサプライチェーンに組み込まれている製品が多く、仕様変更やサプライヤー変更には一定のコストや手間がかかる可能性がある。しかし、特定の顧客との強固な関係性や、代替技術の出現リスクも考慮すると、スイッチング・コストは限定的と判断される。
三光合成の事業モデルは、製品の利用者が増えることでサービスの価値が増すといったネットワーク効果を生む性質のものではない。BtoBビジネスが中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような特徴は見られない。
長年の経験と生産ノウハウの蓄積により、効率的な生産体制を構築している可能性がある。特に、射出成形技術における歩留まり向上や、材料調達における規模の経済がコスト競争力に寄与していると考えられる。ただし、他社も同様の技術を有している可能性があり、圧倒的なコスト優位とは言えない。
プラスチック成形業界において、一定の生産能力と多様な製品群を持つことで、複数の顧客ニーズに対応できる規模を有している。特に自動車部品分野では、主要サプライヤーの一つとして一定の地位を築いており、業界内での効率的な規模を活かしていると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトや軽量化ニーズに対応した高機能・高付加価値プラスチック部品の需要拡大
海外市場での生産拠点拡充によるグローバル展開の加速
M&Aや技術提携による事業領域の拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である自動車業界の景気変動リスク
原材料価格(樹脂など)の変動による収益性への影響
競合他社による低価格攻勢や技術革新への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
三光合成の投資が失敗するには、まず同社が長年培ってきた生産ノウハウや品質管理能力が陳腐化し、競合他社がより低コストで高品質な製品を供給できるようになる必要がある。具体的には、自動化技術の導入遅れや、新素材への対応の遅れなどが考えられる。また、主要顧客である自動車メーカーが、内製化を進めるか、あるいは三光合成以外のサプライヤーに容易に切り替えられるような状況が生まれることもリスクとなる。さらに、グローバルなサプライチェーンの再編や、地政学リスクの高まりによって、同社の海外事業展開が困難になるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性は失われ、収益性が悪化する可能性がある。
5年後のモート予測
EV関連部品や高機能素材へのシフトが成功し、海外展開も進展すれば、売上・利益ともに大幅な成長が見込まれる。特に、軽量化ニーズに応える新製品開発が鍵となる。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。自動車業界の動向に左右されるが、コスト競争力を維持し、徐々に高付加価値製品へのシフトを進める。
自動車業界の低迷、原材料価格の高騰、競合激化により、収益性が悪化する。新技術への対応が遅れ、市場シェアを失うリスクも存在する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 256億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 42.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 28.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 6.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.80倍 |
合格数:3/7 部分的合格