フクビ化学工業(7871)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 387 | 13 | 9 | 8 | 3.4 | 45.3 | — | 60.4 |
| FY2016 | 397 | 13 | 11 | 4 | 3.9 | 55.5 | — | 61.6 |
| FY2017 | 402 | 14 | 13 | -4 | 4.3 | 63.8 | 15.0 | 61.9 |
| FY2018 | 410 | 18 | 13 | 2 | 4.3 | 65.3 | 17.5 | 62.8 |
| FY2019 | 413 | 12 | 9 | 21 | 3.1 | 46.1 | 17.5 | 63.9 |
| FY2020 | 356 | 8 | 9 | 18 | 2.8 | 45.0 | 17.5 | 66.7 |
| FY2021 | 367 | 13 | 11 | 13 | 3.4 | 55.7 | 17.5 | 66.0 |
| FY2022 | 396 | 16 | 15 | 9 | 4.3 | 73.3 | 17.5 | 66.0 |
| FY2023 | 397 | 18 | 17 | -0 | 4.6 | 85.6 | 22.0 | 67.2 |
| FY2024 | 400 | 16 | 15 | 41 | 3.9 | 73.8 | 31.0 | 68.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
特定のブランド力や特許による独占的な優位性は限定的。一部製品における技術的ノウハウは存在するが、汎用的な化学製品が多く、模倣されやすい側面がある。
建築用断熱材など一部製品では、顧客(ハウスメーカー等)の仕様変更や再選定の手間・コストが発生するため、一定のスイッチング・コストが存在する。しかし、代替材料の選択肢も存在。
ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。
長年の製造ノウハウと生産効率の改善により、一部製品においてコスト競争力を有していると考えられる。特に発泡樹脂分野での効率的な生産体制が強み。
建築資材分野、特に断熱材や天井材において、国内で一定のシェアを確保しており、規模の経済による効率的な生産・販売体制を構築している。しかし、グローバルな巨大化学メーカーと比較すると規模は小さい。
競合との比較優位
強気シナリオ
省エネ意識の高まりによる高機能断熱材の需要拡大
新築・リフォーム市場の安定的な推移
コスト競争力を活かしたシェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の変動による収益圧迫
競合他社による低価格攻勢
建築基準や規制の変更による需要減
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
フクビ化学工業の投資が失敗するには、同社が持つコスト優位性が失われることが真でなければならない。具体的には、原材料調達における構造的な不利が生じる、あるいは競合他社がより効率的な生産技術を開発・導入し、フクビ化学工業の価格競争力を凌駕する状況が考えられる。また、主力製品である建築資材の需要が、単なる価格競争ではなく、性能やデザインといった他の要素で大きく左右されるようになり、同社の強みが活かせなくなるシナリオも考えられる。さらに、環境規制の強化により、同社の製造プロセスや製品が不利な立場に置かれる可能性も否定できない。
5年後のモート予測
省エネ建材需要の増加とコスト優位性を背景に、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値製品へのシフトも進み、収益性が向上する。
建築市場の安定推移と現状のコスト競争力を維持し、緩やかな売上・利益の成長を続ける。原材料価格の変動リスクは残る。
原材料価格の高騰や競合の攻勢により、価格競争が激化。収益性が悪化し、売上・利益ともに伸び悩む、あるいは減少する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 183億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 68.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 9.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.50倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-19 臨時報告書