ムトー精工(7927)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 225 | -5 | -23 | -3 | -19.5 | -313.7 | — | 48.9 |
| FY2016 | 241 | 6 | 3 | -4 | 2.5 | 40.2 | — | 46.0 |
| FY2017 | 258 | 14 | 9 | 11 | 7.7 | 128.7 | 0.0 | 48.9 |
| FY2018 | 234 | 10 | 0 | 11 | 0.3 | 4.4 | 26.0 | 48.8 |
| FY2019 | 208 | 11 | 6 | 10 | 5.3 | 87.2 | 16.0 | 52.5 |
| FY2020 | 192 | 11 | 3 | 4 | 2.3 | 40.1 | 17.5 | 51.9 |
| FY2021 | 202 | 6 | 5 | 2 | 3.6 | 72.5 | 20.0 | 55.4 |
| FY2022 | 262 | 17 | 13 | 17 | 8.0 | 181.6 | 18.5 | 59.2 |
| FY2023 | 263 | 18 | 18 | -1 | 9.4 | 249.9 | 73.5 | 60.9 |
| FY2024 | 276 | 20 | 15 | -2 | 7.8 | 214.1 | 100.0 | 59.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ムトー精工の事業内容(精密機器、光学機器、医療機器)において、特許やブランドによる明確な無形資産の優位性は確認できない。公開情報からは、競合他社との差別化要因となる強力なIPやブランドの存在は示唆されていない。
医療機器分野では、導入済みの機器やシステムとの互換性、オペレーターの習熟度から、一定のスイッチングコストが発生する可能性がある。しかし、精密機器や光学機器分野では、顧客の乗り換え障壁は低いと考えられる。
ムトー精工の事業は、特定のプラットフォームやサービスを介したユーザー間の相互作用を前提とするものではなく、ネットワーク効果が発生するビジネスモデルではない。
精密機器の製造において、長年の経験やノウハウによる効率化の可能性はあるが、他社と比較して構造的に優位なコストポジションを築いているという明確な証拠はない。サプライチェーンや生産プロセスにおけるコスト優位性は限定的と推測される。
精密機器、光学機器、医療機器分野において、特定のニッチ市場で一定のシェアを確保している可能性はある。しかし、業界全体を寡占するほどの規模の経済性や、効率的な少数寡占体制を形成しているかは不明瞭。一定の規模による生産効率は期待できる。
競合との比較優位
強気シナリオ
医療機器分野における技術革新と市場拡大への貢献
精密機器・光学機器分野での高付加価値製品の開発・投入
グローバル市場での販売網拡大と収益性向上
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や技術的優位性の獲得
医療機器分野における規制強化や技術陳腐化のリスク
主要顧客への依存度が高く、需要変動の影響を受けやすいリスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ムトー精工の投資が失敗するには、まず同社が持つ「規模の経済性」による競争優位性が、競合他社のより効率的な生産体制や、より強力な技術開発力によって凌駕される必要がある。具体的には、競合がより低コストで高品質な製品を市場に供給し始め、ムトー精工の価格競争力や製品の優位性が失われるシナリオだ。さらに、医療機器分野における規制変更や、主要顧客の購買戦略の変化により、同社の既存の顧客基盤が揺らぎ、スイッチングコストの低さが露呈する可能性も考えられる。無形資産やネットワーク効果といった他のモート要因が乏しい中で、規模の経済性も失われれば、同社の持続的な収益性は大きく損なわれるだろう。
5年後のモート予測
医療機器分野の成長を取り込み、高付加価値製品の拡販により売上・利益ともに堅調に成長。グローバル展開も進み、収益性が向上する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。新規技術開発や市場開拓は限定的で、競争環境の変化にやや対応が遅れる可能性。
競合の台頭や技術革新の遅れにより、既存市場でのシェアを失う。医療機器分野の不確実性も高まり、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 160億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 59.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 43.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.87倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-23 臨時報告書