アイスコ(7698)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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7年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2020 | 406 | 8 | 5 | 8 | 22.4 | 326.4 | — | 16.3 |
| FY2021 | 423 | 4 | 3 | 8 | 8.3 | 134.9 | 24.0 | 20.7 |
| FY2022 | 449 | 1 | 1 | 2 | 4.6 | 75.3 | 37.0 | 20.9 |
| FY2023 | 505 | 5 | 3 | 6 | 9.3 | 164.7 | 37.0 | 20.5 |
| FY2024 | 547 | 6 | 5 | -6 | 12.5 | 123.5 | 38.0 | 22.1 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 20.0 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 21.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:none 持続性:判定中
アイスコは卸売業であり、特許やブランド力、規制ライセンスなどの無形資産による競争優位性は確認できない。同社の強みは、特定の地域や顧客層へのきめ細やかなサービス提供にあると考えられるが、これは無形資産とは異なる。
アイスコは、主に食品スーパーや小売店向けに、地域に根差したきめ細やかな配送サービスを提供している。長年の取引による信頼関係や、顧客のニーズに合わせた小ロット・多頻度配送への対応力は、一定のスイッチング・コストを生む可能性がある。しかし、競合他社も同様のサービスを提供しており、乗り換え障壁は限定的。
卸売業であり、プラットフォームビジネスのようなネットワーク効果が発生する事業モデルではない。顧客が増加しても、サービス提供者側の価値が直接的に向上する構造ではない。
卸売業としての効率的な物流網や仕入れノウハウは存在するが、業界全体として価格競争が激しく、構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。特に、大手競合他社と比較した場合、規模の経済によるコストメリットは限定的である可能性が高い。
アイスコは特定の地域(主に九州)に強みを持つ卸売業者であり、その地域内では一定のシェアを確保していると考えられる。しかし、全国的な規模や業界全体を俯瞰した場合、効率規模による寡占状態を形成しているとは言えず、規模の経済による優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域密着型ビジネスモデルの深化による顧客基盤の強化
PB商品開発や付加価値サービスの拡充による収益性向上
M&Aによる事業エリア拡大とシナジー効果の創出
弱気シナリオ(モート侵食)
大手競合他社による価格攻勢やサービス拡充
食品スーパー業界全体の構造不況や消費者の購買行動の変化
物流コストの上昇(燃料費、人件費)による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
アイスコの持続的な競争優位性が失われるシナリオは、まず、同社が強みとする地域において、大手競合他社がより低価格で高品質な商品供給と迅速な配送サービスを同時に実現した場合である。これにより、既存顧客の乗り換えが加速し、アイスコのシェアが侵食される。次に、食品スーパー業界全体が構造的な衰退に陥り、アイスコが依存する顧客層の需要が恒久的に縮小した場合も考えられる。さらに、物流インフラへの投資負担が増大し、かつ、それを価格転嫁できない状況が続けば、収益性が悪化し、競争力を維持できなくなるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、アイスコの事業基盤は揺らぎ、競争優位性は失われる。
5年後のモート予測
地域内でのシェア拡大とPB商品・付加価値サービスによる収益性向上、M&Aによる成長が実現した場合。売上・利益ともに堅調な成長を続ける。
現状のビジネスモデルを維持しつつ、緩やかな成長を続ける場合。地域経済の動向に左右され、成長率は限定的となる。
競争激化や業界構造の変化により、既存顧客の流出や収益性の悪化が進んだ場合。売上・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 95億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 22.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -2.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 19.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.48倍 |
合格数:0/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書