ダイコー通産(7673)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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8年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2019 | 150 | 8 | 5 | -1 | 8.1 | 186.1 | 63.0 | 48.0 |
| FY2020 | 155 | 8 | 6 | 8 | 9.3 | 106.0 | 35.0 | 44.4 |
| FY2021 | 181 | 11 | 8 | -2 | 11.8 | 148.2 | 48.0 | 47.6 |
| FY2022 | 176 | 11 | 7 | 3 | 9.8 | 132.0 | 48.0 | 48.1 |
| FY2023 | 171 | 9 | 6 | 2 | 8.2 | 115.3 | 49.0 | 53.3 |
| FY2024 | 172 | 9 | 6 | 0 | 7.7 | 112.9 | 49.0 | 49.0 |
| FY2025 | 217 | 12 | 8 | 15 | 9.7 | 153.1 | 60.0 | 47.8 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 70.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ダイコー通産は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。卸売業という性質上、無形資産による競争優位性は限定的であると考えられる。
特定の顧客との長期的な取引関係や、独自の仕入れルート・販売ノウハウがスイッチング・コストを生む可能性はあるが、その程度は限定的。顧客が代替サプライヤーに乗り換えることによる直接的な損失は大きくないと考えられる。
ダイコー通産はプラットフォームビジネスではなく、伝統的な卸売業であるため、ネットワーク効果は期待できない。ユーザー数が増加しても、サービスや製品の価値が向上する構造ではない。
長年の事業活動で培われた仕入れ交渉力や物流効率化によるコスト削減努力は存在する可能性がある。しかし、業界全体として価格競争が激しい卸売業において、構造的なコスト優位性を確立しているとは断定しにくい。
特定のニッチ市場や地域において、一定のシェアと規模の経済性を享受している可能性がある。業界全体で見た場合、大手競合と比較して規模は小さいものの、特定の領域では効率的な事業運営ができていると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場におけるシェア拡大
効率的なサプライチェーン管理による収益性向上
新たな販売チャネル開拓による売上増加
弱気シナリオ(モート侵食)
大手競合他社との価格競争激化
主要取引先の業績悪化による需要減
サプライチェーンの寸断リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ダイコー通産の投資が失敗するには、まず、同社が現在持っていると想定されるニッチ市場での規模の経済性が、競合他社の参入や価格攻勢によって急速に侵食される必要がある。具体的には、より規模の大きな競合が同社の得意とする分野に参入し、価格を引き下げることでシェアを奪うシナリオが考えられる。また、同社が依存する特定の仕入れ元や販売先が、取引条件の変更や取引停止を行うことで、同社の収益基盤が揺らぐことも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、国内経済の長期的な低迷が、卸売業全体の需要を大きく減退させ、同社の事業継続そのものを困難にする可能性もある。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は失われるだろう。
5年後のモート予測
ニッチ市場でのシェア拡大と効率的なサプライチェーン運営により、安定的な収益成長を達成する。新たな販売チャネル開拓も奏功し、売上高・利益ともに緩やかな増加傾向を維持する。
既存事業の維持に注力し、緩やかな成長を目指す。業界全体の動向に左右されつつも、一定の規模の経済性を活かして安定した収益を確保する。
価格競争の激化や主要取引先の業績悪化により、収益性が低下する。サプライチェーンのリスクも顕在化し、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 92億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 47.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 5.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.10倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-09-01 臨時報告書