石光商事(2750)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 381 | 5 | 2 | -0 | 2.5 | 25.6 | — | 38.8 |
| FY2017 | 385 | 6 | 4 | 1 | 5.3 | 56.9 | 10.0 | 36.0 |
| FY2018 | 385 | 6 | 4 | 12 | 4.8 | 53.6 | 10.0 | 38.3 |
| FY2019 | 382 | 4 | 1 | -5 | 0.8 | 12.9 | 12.0 | 31.8 |
| FY2020 | 405 | 9 | 5 | 20 | 3.8 | 61.0 | 10.0 | 35.0 |
| FY2021 | 467 | 7 | 5 | -14 | 4.2 | 69.1 | 10.0 | 32.6 |
| FY2022 | 590 | 13 | 8 | -20 | 6.0 | 102.6 | 14.0 | 29.1 |
| FY2023 | 620 | 17 | 10 | 30 | 7.9 | 135.6 | 24.0 | 31.7 |
| FY2024 | 650 | 16 | 9 | -22 | 6.4 | 114.5 | 30.0 | 31.2 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 30.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:null/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
石光商事の事業内容(化学品、合成樹脂、食品原料等の専門商社)において、特許やブランド力、規制ライセンスといった明確な無形資産による競争優位性は見出しにくい。特定のサプライヤーとの長年の取引関係は存在する可能性はあるが、それが他社にとって容易に模倣できないほどの強固な無形資産となっているかは不明。
専門商社として、特定の顧客ニーズに合わせた製品供給や技術サポートを提供している場合、顧客はサプライヤー変更による調達リスクや品質管理の手間を考慮し、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、化学品や食品原料といった汎用性の高い商材も扱うため、顧客の乗り換え障壁は限定的と考えられる。
石光商事の事業モデルは、サプライヤーと顧客を繋ぐ仲介業であり、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果は発生しない。ユーザー数が増加することでサービスの価値が向上する構造ではない。
専門商社としての効率的なサプライチェーン管理や、長年の取引による仕入れ価格交渉力は存在する可能性がある。しかし、競合他社も同様の努力を行っており、構造的に圧倒的なコスト優位性を確立しているとは考えにくい。規模の経済によるコスト削減効果も限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定分野におけるニッチな顧客ニーズへの対応力強化
サプライヤーとの強固な関係維持による安定調達
M&Aによる事業領域拡大の可能性
弱気シナリオ(モート侵食)
主要取引先への依存度高さと、その取引先における競争激化
原材料価格の変動リスク
新規参入企業による価格競争の激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
石光商事が競争優位性を失うシナリオは、まず主要なサプライヤーが自社で直接販売網を構築するか、より競争力のある価格やサービスを提供する競合他社に乗り換えることである。また、顧客側が調達チャネルを多様化し、石光商事のような専門商社を介さない直接取引を増やすことも、スイッチング・コストの低下と収益性の悪化を招く。さらに、化学品や食品原料といった分野で、技術革新や規制変更が起こり、既存のサプライチェーンやビジネスモデルが陳腐化するリスクも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性は大きく損なわれるだろう。
5年後のモート予測
特定分野でのニッチな強みを活かし、顧客との関係性を深めることで、安定した収益基盤を維持・拡大する。M&Aによる成長も視野に入れる。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。市場環境の変化に柔軟に対応していく。
価格競争の激化や主要取引先の動向により、収益性が低下するリスクがある。事業ポートフォリオの見直しが必要となる可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 98億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 31.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 18.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.81倍 |
合格数:4/7 部分的合格