横浜丸魚(8045)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 530 | 2 | 3 | -5 | 2.3 | 39.1 | — | 67.8 |
| FY2016 | 520 | 2 | 5 | 5 | 4.3 | 77.7 | — | 68.0 |
| FY2017 | 508 | 2 | 3 | -7 | 2.6 | 49.4 | 10.0 | 68.2 |
| FY2018 | 496 | 2 | 4 | 7 | 3.2 | 57.6 | 12.0 | 69.1 |
| FY2019 | 468 | -0 | 1 | 8 | 0.7 | 11.7 | 12.0 | 72.5 |
| FY2020 | 413 | -1 | 3 | 8 | 2.4 | 41.7 | 12.0 | 67.8 |
| FY2021 | 376 | -2 | 2 | -11 | 1.3 | 25.2 | 15.0 | 67.4 |
| FY2022 | 407 | 1 | 4 | -3 | 2.9 | 59.3 | 18.0 | 67.1 |
| FY2023 | 386 | 3 | 4 | 15 | 2.6 | 64.3 | 22.0 | 68.0 |
| FY2024 | 398 | 4 | 5 | 2 | 2.9 | 79.8 | 26.0 | 68.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
横浜丸魚は、魚介類卸売業を営んでおり、特定のブランド力や特許、規制ライセンスに依存する事業モデルではない。そのため、無形資産による競争優位性は見られない。
飲食店や小売店は、安定した品質と供給を求めて特定の卸売業者と取引関係を築く。しかし、競合他社も多く、価格や品揃えによっては乗り換えの可能性もゼロではないため、スイッチング・コストは限定的。
魚介類の卸売業は、サプライヤーと顧客を結びつける仲介業であり、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果は発生しない。取引量が増えても、個々の取引の価値が上がるわけではない。
長年の事業継続で培われた物流網や、産地との強固な関係により、効率的な仕入れと配送体制を構築している可能性がある。これにより、一定のコスト競争力を維持していると考えられる。
横浜丸魚は、首都圏を中心に広範な販売網と物流インフラを有しており、大手水産卸売業者としての規模の経済を活かしている。特に、市場での存在感と、多様な品揃えは、小規模業者には真似できない優位性を持つ。
競合との比較優位
強気シナリオ
首都圏における水産物需要の安定的な伸び
効率的な物流網と仕入れルートの維持・強化
高付加価値商品の拡充による収益性向上
弱気シナリオ(モート侵食)
水産資源の減少や価格変動リスク
競合他社による価格競争の激化
新たな流通チャネルの台頭による既存事業への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、横浜丸魚が長年培ってきた規模の経済と効率的な物流網を維持できなくなることが真実でなければならない。具体的には、主要な仕入れ先との関係が悪化し、仕入れコストが上昇したり、物流コストが非効率化したりする場合である。また、競合他社がより革新的な物流システムや、より安価な仕入れルートを確立し、価格競争力で横浜丸魚を凌駕するシナリオも考えられる。さらに、消費者の食の嗜好が大きく変化し、水産物全体の需要が長期的に低迷することも、横浜丸魚の優位性を失わせる要因となりうる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の規模の経済は失われ、競争優位性が崩壊する可能性がある。
5年後のモート予測
首都圏の安定した需要と、効率的な物流網を活かし、高付加価値商品の販売を拡大することで、緩やかな成長を続ける。
現状の事業基盤を維持しつつ、市場環境の変化に対応しながら、安定した収益を確保する。
水産資源の変動や競争激化により、収益性が低下し、市場シェアを徐々に失っていく。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 103億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 68.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 46.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 20.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.59倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-23 臨時報告書