薬王堂ホールディングス(7679)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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9年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2019 | 1,020 | 39 | 31 | 5 | 14.1 | 158.2 | — | 44.1 |
| FY2020 | 1,105 | 50 | 33 | 2 | 13.2 | 166.7 | 22.0 | 41.3 |
| FY2021 | 1,203 | 40 | 30 | -29 | 10.8 | 150.2 | 23.0 | 44.2 |
| FY2022 | 1,288 | 47 | 32 | 23 | 10.8 | 165.0 | 24.0 | 44.2 |
| FY2023 | 1,422 | 52 | 38 | 34 | 11.5 | 195.2 | 25.0 | 47.1 |
| FY2024 | 1,520 | 55 | 43 | -1 | 11.5 | 218.2 | 26.0 | 46.3 |
| FY2025 | 1,638 | 53 | 40 | -96 | 10.0 | 206.5 | 28.0 | 39.0 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 29.0 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 30.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
「薬王堂」ブランドは地域で一定の認知度を持つが、全国的なブランド力や特許、独占的IPは限定的。地域密着型ドラッグストアとしてのブランド構築に注力している。
処方箋薬の取り扱いもあるが、一般用医薬品や日用品の購入は価格や利便性で選択されることが多く、顧客のスイッチングコストは低いと考えられる。
ネットワーク効果を生み出すようなプラットフォームビジネスではない。
東北地方を中心にドミナント戦略を展開し、物流効率化や仕入れ交渉力で一定のコスト優位性を築いている。店舗網の最適化による効率化も進めている。
東北地方においては一定の店舗網を構築しており、地域内での規模の経済を活かした事業運営が可能。しかし、全国規模で見るとまだ小さい。
競合との比較優位
強気シナリオ
東北地方におけるドミナント戦略の深化と効率化の継続
PB商品の拡充による粗利率の改善
M&Aによる地域拡大の可能性
弱気シナリオ(モート侵食)
大手ドラッグストアチェーンとの競争激化
人口減少・高齢化による地域市場の縮小
医薬品・日用品の価格競争の激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
薬王堂ホールディングスの競争優位性が失われるシナリオは、まず地域内でのコスト優位性が崩れることである。これは、競合他社がより効率的な物流網を構築したり、より大規模な仕入れ交渉力を獲得したりした場合に起こりうる。また、地域経済の著しい悪化や、人口流出が想定以上に加速し、店舗網の維持が困難になることも考えられる。さらに、PB商品の開発・販売がうまくいかず、粗利率の改善が進まない、あるいは既存のドラッグストア事業の収益性が悪化し、新規事業への投資余力が失われることも、優位性喪失につながるだろう。地域密着という強みが、逆に変化への対応の遅れを招く可能性も否定できない。
5年後のモート予測
東北地方でのシェア拡大とPB商品強化により、売上・利益ともに堅調に成長。地域内でのコスト優位性を維持し、安定的な収益基盤を確保する。
既存事業の効率化を進めつつ、緩やかな成長を維持。競争環境の厳しさから、大幅な利益成長は限定的となる可能性。
人口減少と競争激化により、既存店の売上・利益が低下。コスト優位性の維持が困難になり、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 351億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 39.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 7.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.87倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-26 臨時報告書